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キングダムネタバレ773話④|趙軍右翼は、北方の民軍!
ここで、今回の戦いでの両軍の布陣が明らかになりました。
秦軍は、王翦率いる12万の中央軍、楊端和がいる7万の左翼軍、信率いる3万の右翼軍、王賁率いる3万の遊軍と、合計25万の兵力です。
対する趙軍は、司馬尚率いる10万の中央軍、馬南慈や舜水樹がおり、番吾を守る9万の右翼軍、李牧率いる4万の遊軍、袁環率いる7万の左翼軍と、合計30万の兵力です。
趙軍右翼にいる馬風慈は「秦左翼は楊端和率いる西の山の民軍、対する我らは騎馬民族“匈奴”に戦い慣れた北方の民軍。相性は悪くないということでしょう」と自信たっぷりに言います。
「お前にとっては橑陽の雪辱戦だのォ」と馬南慈に声をかけられた舜水樹は「ああ その通りだ。裏切った犬戎もろとも、あの秦左翼を全て骸にしてやる」と答え、お互いの武運を祈りました。
キングダムネタバレ773話⑤|信が、戦いの口火を切る!
趙軍左翼にいる袁環は「この戦いで もう二度と秦軍が北へ寄りつけぬ程の悪夢を奴らに見せるぞ 皆の者ォ」と演説しました。
そのころ趙軍中央にいる司馬尚は、「カン・サロ、ジ・アガ、楽彰、武運を祈るぞお前たちの」と3人に声を掛けました。
同じころ、趙の遊軍最後尾にいたカイネは「絶対に勝って、秦軍が二度と進行して来ないほどに叩き、李牧様と一緒に雁門に帰るんだ!」と決意を固めていました。
カイネは、自分のことを好いてくれている李牧のことで、頭がいっぱいのようです。
そして、信が「飛信隊っ、突撃だァ」と叫び、開戦の口火を切ったことで、ついに番吾の戦いが始まりました。