キングダムネタバレ775話③亜光の動きに気づく秦軍たち

戦闘が始まったのを見た糸凌しりょうは、「始まりましたが…何か直前妙でしたね…」と倉央に話しかけます。

倉央そうおうも「ああ」と答え、亜光に対し嫌な予感を募らせました。

王賁おうほんも、右へ動いた亜光軍を見て、李牧が右にいることを察し、「亜光は…李牧の陽動に乗ったのだ」と確信します。

玉鳳ぎょくほう隊副長の番陽ばんようは「はめられたのなら、やはり早めに助けに行かねば亜光軍は取り返しのつかぬことになるのでは」と心配しました。

王賁はそれに答えず、何か考えているようです。

キングダムネタバレ775話④李牧がピンチに陥る!?

亜光あこう軍は、李牧りぼくの下にたどり着く前に、趙軍に囲まれてしまいました。

楽彰がくしょうは「李牧様の方へ動くと読んでいれば、当然それを包囲する準備はできる」「王翦おうせん軍第一将という割には軽率だったな。開戦わずか数刻だが、お前とお前の軍はここで消滅させるぞ」と、亜光に話しかけました。

しかし、王翦は「もし亜光をその程度だと思っているのなら、それは大間違いだぞ李牧」と言います。

王賁おうほんも「この王翦・楊端和ようたんわ連合の中でも最も屈強なのは、亜光軍だ」「そして、その亜光の前に総大将自ら姿をさらすというのは、あまりに危険。亜光を知る身からすればそれは、下策!」と、李牧の失策を指摘しました。

そこへ、あちこちの部隊が持ち場を離れて、亜光の下へ集まりました。

亜光軍はたとえ離れていたとしても、大将の亜光の意志を汲み取り、李牧を討ち取ろうと動きだすことが出来るのです。

焦る李牧軍の兵士たち。

王賁は「王翦第一将・第一軍の力を甘く見たな。逆に今、死線にいるのは、李牧、お前の方だ」と言いました。

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