広範囲に正確な狙撃を行う能力
銃の悪魔は破壊力が凄まじいだけでなく、広範囲に正確な狙撃を行う能力を持っています。
作中で披露した能力は以下の通りです。
- 周囲およそ1500m内の全ての子供(0歳~12歳)の頭部を狙撃する能力
- 周囲およそ1000m内の全ての男性の頭部を狙撃する能力
- 周囲およそ1キロの誕生月が1月・2月・3月・5月・6月・8月・9月・11月・12月の生物の心臓を狙撃する能力
銃弾の破壊力自体も凄まじいですが、全ての銃弾が狙った場所に命中するという驚くほど正確な狙撃を行っています。
アメリカ大統領との契約内容
アメリカ大統領はマキマを殺すために、アメリカ国民の寿命一年分で銃の悪魔と契約しました。
1997年当時のアメリカの人口は、約2億7千万人です。
チェンソーマンの作中の人口が現実と同じなら、銃の悪魔は人間の寿命2億7千万年分でマキマを殺そうとしたことになります。
しかし、これだけの対価を捧げても、銃の悪魔はマキマに勝てませんでした。
ただ、アメリカは銃の悪魔の一部を所有していただけで、マキマと戦った銃の悪魔は下半身などがない不完全な状態です。
銃の悪魔について考察
銃の悪魔を倒したのはチェンソーマン(ポチタ)ではなくマキマ?
銃の悪魔を倒した存在として候補に挙げられるのが、チェンソーマン(ポチタ)とマキマです。
どちらも現世にいて、銃の悪魔を倒せそうな強力な悪魔なのは間違いありません。
ポチタはデンジの前に姿を現した時に銃創のような傷があったため、銃の悪魔を倒した直後と考えられます。
ただ、ポチタなら銃の悪魔を食べて、銃を消滅させてしまうのはないかという意見も。
マキマが倒していた場合は、銃の悪魔の肉片を自分の計画のために利用するでしょう。
序盤に銃の悪魔の肉片を持った敵が多かったのも、デンジを成長させるためのマキマの計画に思えます。
真相は不明ですが、ポチタよりもマキマが倒したと考える方が可能性は高そうです。
その後の第2部では銃の恐怖が増すフラグも
チェンソーマン第2部では、銃の恐怖が薄れている描写と同時に銃の恐怖が増すフラグが立っています。
第2部では公安の職員が銃を使用しており、銃の規制が緩くなって銃の数が増えた可能性が高いです。
銃の悪魔への恐怖心も弱くなったことになりますが、第2部では戦争が起きる展開になると考えられます。
銃の数が増えて戦争が起これば、第1部以上に銃が恐れられる展開もあるかもしれません。
第2部でより強くなった銃の悪魔の完全体が、登場する可能性もありそうです。
銃の悪魔に殺されない月がある理由は言葉遊び?
銃の悪魔が心臓を撃つ能力を使用した時、4月・7月・10月に生まれた生物は標的になっていませんでした。
この能力に関して、作中では何の説明もありません。
ただ、以下のような言葉遊びが理由という考察や4月・7月・10月がアメリカの特別な日だからという考察があります。
- 死な(47)ない
- 銃(10)が効かない
- 4月は復活祭
- 7月はアメリカの独立記念日
- 10月はアメリカ発見の日
ただ、4月・7月・10月生まれなら銃の悪魔に殺されないわけではなく、頭を狙われた時は誕生月に関係なく殺されています。
銃の悪魔についてまとめ
銃の悪魔についてネタバレ解説しました。
序盤はラスボスのように扱われた銃の悪魔ですが、実際はすでに倒されているという驚きの展開になりました。
マキマの引き立て役になってしまいましたが、各国が所有する肉片が核兵器のような扱いなのが、銃の悪魔の強大さを証明しています。
第2部では世界を恐怖に陥れる悪魔が複数登場する可能性が高く、銃の悪魔の恐怖が再び人類を襲う展開もありそうです。