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少年ジャンプ+で連載中の人気漫画怪獣8号には、防衛隊の装備する特殊な武器や防具が登場します。
強力な専用武器や識別怪獣兵器だけでなく、同じ武器も使用者で威力が変わるのが面白いところです。
怪獣8号の防衛隊の武器の設定や武器一覧をご紹介します。
【怪獣8号】日本防衛隊の武器とは
防衛隊は怪獣の細胞を利用した武器を怪獣討伐に使用する

怪獣8号の日本防衛隊の隊員は、怪獣に対抗するために怪獣の能力を利用したさまざまな武器や防具を装備しています。
防衛隊の武器や防具には、怪獣の筋繊維やユニ器官から分泌された物質などを使用。
防衛隊のスーツは身に着けることで超人的な身体能力を発揮でき、刀や銃器類も怪獣に大きなダメージを与えることが可能です。
ユニ器官は怪獣の特殊能力に関係する物質を分泌する器官で、ユニ器官の分泌物を利用すれば怪獣の特殊能力を持った武器が開発できます。
怪獣の中でも、特に強力な識別怪獣をベースにした兵器も存在します
解放戦力で武器の性能は変わる

防衛隊の武器や防具は、解放戦力によって性能が大きく変化します。
作中で解放戦力が数値化されているのはスーツのみですが、銃器や剣なども解放戦力で威力上昇。
解放戦力によっては小型のハンドガンが、5階建ての建物を破壊するほどの威力になる場合もあります。
一般隊員用の武器と専用装備がある

防衛隊の武器は、一般隊員用と隊長・副隊長が使用する専用装備があります。
基本的に専用装備は副隊長以上の隊員用ですが、一部の実力がある隊員は専用装備を許可される場合も。
怪獣災害が激化した影響で、一般隊員が専用装備を持つケースも増えています。
識別怪獣を兵器化したナンバーズも存在する

防衛隊の装備は、識別怪獣を兵器化した識別怪獣兵器も存在します。
ナンバーズは適性を持った適合者以外は装備できず、使用することで命を削ると言われるほど危険な兵器です。
またナンバーズの使用者は危険な戦いに出る機会が増えるため、除隊前に半数は死亡すると言われています。
怪獣8号以前の識別怪獣と怪獣10号はナンバーズになっていますが、ナンバーズ3・5・7は作中未登場です。
また複数人の適合者がいるナンバーズもあるため、ナンバーズ=専用装備というわけではありません。
【怪獣8号】一般隊員用の武器・防具
怪獣の筋肉を使用した対怪獣用スーツ

防衛隊の隊員が使用する対怪獣スーツは、怪獣の筋繊維や皮膚を使用しています。
防衛隊のスーツは隊員の筋力を強くするだけでなく、攻撃を防ぐシールドを張ることも可能です。
スーツの筋繊維の状態や隊員のバイタルを確認する機能、隊員傷口を圧迫して止血する機能などもあります。
初めて着た場合でもスーツの解放戦力が0になることはまずありませんが、鍛えてもほとんどの隊員は30%台が限界です。
防衛隊の隊員のスーツの解放戦力の目安は、以下の通りです。
一般隊員平均 | 20%台 |
ベテラン隊員 | 30%台 |
小隊長級 | 40%台 |
作中で判明している限り隊長の解放戦力は90%以上ですが、84%の四ノ宮キコルはどこでも隊長になれるレベルと言われていました。
90%を超える隊員は、識別クラスの怪獣と単独での戦闘も可能です。
特殊弾を使用できる銃器類

防衛隊の隊員はオートマチック式のハンドガンやアサルトライフル、バズーカ砲などさまざまな銃器を使用します。
見た目は通常の拳銃やライフルと変わりませんが、対怪獣用なので解放戦力によって大きく威力が変化します。
防衛隊の銃器類は、怪獣の特性を生かした特殊弾を打ち出せるものが多いです。
作中で登場する炸裂弾は怪獣2号、凍結弾は怪獣6号の能力を元に開発されています。
怪獣の解体に使えるコンバットナイフ

防衛隊の隊員が携行している通常サイズのコンバットナイフです。
戦闘に使う場合は小型怪獣相手にしか役に立ちませんが、倒した怪獣を解体するには便利。
日比野カフカはこのナイフで、菌糸類系怪獣の核を発見しました。
遠距離砲撃用の榴弾砲

防衛隊の武器は、遠距離砲撃用の榴弾砲も登場しています。
固定砲台ですが、使用する隊員の解放戦力で威力が変化する可能が高いです。
【怪獣8号】隊長・副隊長の専用装備・武器
鳴海弦の銃剣・GS-3305

第1部隊隊長・鳴海弦の専用武器は、本人よりも巨大な銃剣のGS-3305です。
剣で突き刺した上で、銃弾を怪獣の体内に撃ち込んで体内から破壊することができます。
怪獣は高い再生能力を持ちますが、傷口を焼くことで再生するのを遅らせることも可能です。
巨大で強度の高い武器なので、攻撃を防ぐ盾にもなります。
識別怪獣クラスの攻撃も防ぐことができ、現在までGS-3305に傷がついた描写はありません。
長谷川エイジの専用スーツ

第2部隊副隊長の長谷川エイジは、巨大な専用スーツを装備しています。
通常のスーツを着た上で、巨大なスーツに乗り込むような構造です。
スーツの肩部分にある大型砲で、怪獣を攻撃します。
四ノ宮ヒカリの大斧・Lc-0039

元第2部隊隊長の四ノ宮ヒカリは、人間より長い大斧のLc-0039が専用武器です。
斧ですが、薙刀を思わせる形状をしています。
最新102話の時点で、Lc-0039を使った戦闘シーンは描かれていません。
ただし、怪獣4号のデータが使われた武器であることが判明しています。
亜白ミナの大型銃器・T-25101985とケラウノス

亜白ミナの専用武器は、大型銃器のT-25101985と巨大な固定砲台のケラウノスです。
T-25101985は戦車砲並みのサイズで、識別クラスの怪獣でも一撃で倒す威力があります。
ケラウノスは、大型怪獣用の固定電磁砲です。
固定砲台で移動できないのがケラウノスの欠点ですが、破壊力はT-25101985より上です。
ミナの専用武器は圧倒的な威力ですが、武器の性能よりも本人が銃器に関して異常な解放戦力を持っていることが原因と思われます。
また、怪獣との戦いに同行するホワイトタイガーの伐虎も、ミナの専用武器ではないかと考察されています。
保科宗四郎の忍者刀・SW-2033と日本刀

保科宗四郎の専用武器は、2本の忍者刀・SW-2033と日本刀です。
SW-2033は見えない斬撃を飛ばすことが可能で、振動することで切れ味が上がる描写もあります。
日本刀は怪獣12号との戦いで登場した専用武器で、戦闘スタイルを変えるために使用します。
【怪獣8号】隊長・副隊長以外の専用装備・武器
東雲りんのガトリングガン

第1部隊小隊長の東雲りんは、巨大なガトリングガンを使用しています。
全員が他の隊の小隊長レベルと言われる第1部隊で小隊長を務める実力から、専用武器を許可されている可能性が高いです。
四ノ宮キコルの大斧・Ax-0113

四ノ宮キコルが使用するのは、人間より長い柄に巨大な刃を持つ大斧・Ax-0113です。
ヒカリの専用武器と同じく怪獣4号のデータが使用されており、怪獣9号や翼竜系怪獣を両断する強力な装備です。
平隊員ながら第3部隊で3番目の戦力と評価され、専用武器が許可されました。
怪獣8号の小説版では専用武器として大剣も使っていますが、怪獣との戦いで破損しています。
出雲ハルイチの弓・AW-0027

出雲ハルイチが使用するのは、弓のような形状の専用武器です。
毒の入った特殊弾を上空に打ち出し、降り注ぐ形で怪獣を攻撃します。
破壊力は高くありませんが、毒で怪獣の動きを止めることが可能です。
怪獣を倒すのではなく、味方をサポートするための専用武器と言えます。
【怪獣8号】識別怪獣兵器(ナンバーズ)
怪獣1号を武器化したナンバーズ1

ナンバーズ1のRt-0001は、未来視の怪獣と呼ばれた怪獣1号を兵器化した装備です。
脳内の電気信号を読み取ることで未来を見るように、相手の動きを先読みした攻撃が可能になります。
Rt-0001は、コンタクトレンズ型の装備と怪獣1号の力を利用したスーツに分かれています。
強力すぎるため、コンタクトレンズとスーツの両方を使用する機械は少ないです。
第1部隊隊長の鳴海弦が使用しています。
怪獣1号に関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。
怪獣2号を武器化したナンバーズ2

ナンバーズ2は怪獣2号を兵器化した装備で、ガントレットとスーツがあります。
適合者は日本防衛隊長官の四ノ宮功だけで、現役引退後も専用装備になっていました。
高層ビルを破壊し、怪獣用シェルターにヒビを入れるほどの破壊力があります。
功と一緒に怪獣9号に吸収され、怪獣2号の力は怪獣9号のものなりました。
怪獣2号に関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。
怪獣4号を武器化したナンバーズ4

ナンバーズ4は、怪獣4号を兵器化したスーツです。
一般的な防衛隊のスーツとは大きくカラーリングが異なります。
通常のスーツより強力なだけでなく飛行能力を持ち、シールドはナンバーズの中でも最強クラスです。
適合者は四ノ宮ヒカリと四ノ宮キコルの2人で、現在はキコルが使用しています。
怪獣6号を武器化したナンバーズ6

ナンバーズ6は怪獣の王と呼ばれた怪獣6号を兵器化したスーツで、防衛隊最強の兵器と呼ばれています。
スーツに付属する複数の武器を浮遊させて、冷気で攻撃が可能です。
冷気による攻撃は、フォルティチュード8.0の大型怪獣を一瞬で凍結されるほど強力です。
適合者が1人もいないために封印されていましたが、市川レノに適性が判明。
正式にレノの専用装備になっています。
怪獣6号に関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。
怪獣10号を武器化したナンバーズ10

怪獣10号を兵器化したスーツで、近接戦闘で強力な力を発揮します。
意志を持った初めての識別怪獣兵器で、怪獣10号の意志がそのまま残っているのが特徴。
解放戦力70%でノーマルスーツ90%台の戦闘力を持ち、スーツに着いた尻尾は10号の意志で敵を攻撃します。
ただし、怪獣10号と意志を合わせないと、解放戦力を上げることができません。
適合者は、怪獣10号を倒した第3部隊副隊長の保科宗四郎です。
音声で怪獣10号と会話が可能であり、保科と10号が喧嘩する姿から関係者には漫才スーツと呼ばれていました。
まだまだ試作品であり、今後さらに強力になる可能性を秘めています。
怪獣10号に関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。
【怪獣8号】防衛隊の武器についてまとめ
怪獣8号に登場する防衛隊の武器について解説しました。
新しい専用武器や未登場のナンバーズだけでなく、新しいナンバーズが作られる可能性もあるでしょう。
どんな武器が登場するのかにも注目です。