【転スラ】ウルティマの正体は原初の紫(ヴィオレ)⁉強さ・スキル・性格を徹底解説
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

転生したらスライムだった件に登場するウルティマは、原初の紫とも呼ばれる原初の悪魔の1人です。
リムルの配下として活躍していますが、原初の悪魔の中でもかなり問題のある性格をしています。

ウルティマの強さやスキル、性格、腹心の悪魔などについて解説します。

【転スラ】ウルティマとは?

原初の悪魔の1人で原初の紫(ヴィオレ)と呼ばれる

公式サイトのウルティマ
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

 

名前ウルティマ
種族ランク上位魔将アークデーモン悪魔公デーモンロード悪魔王デヴィルロード
EP266万8826
称号残虐王ペインロード
加護リムルの加護
魔法暗黒魔法、元素魔法
究極能力アルティメットスキル死毒之王サマエル……思考加速、万能感知、魔王覇気、時空間操作、多次元結界、弱点看破、死毒精製、生命根絶
耐性物理攻撃無効、状態異常無効、精神攻撃無効、自然影響無効、聖魔攻撃耐性
声優富田美憂

 

ウルティマは原初の紫と呼ばれる原初の悪魔の1人です。
外見は原初の悪魔の中でも最も若く、サイドテールの幼い少女に見えます。

一人称は「ボク」で、眷属の悪魔からはお嬢様と呼ばれています
誕生日などは不明ですが、原初なので数万年以上生きているのは確実です。

努力したことがない天才で生まれつきの力だけで戦っていたのが弱点でしたが、リムルの配下になってからはかなり成長しました。
リムルの配下の原初の中では最も未熟で本人も自覚していますが、その分成長する要素が多いです。

原初の悪魔に関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方は是非チェックしてみてください。

リムルの配下としてテンペストの検察庁検事総長になる

検事総長とは思えない発言をするウルティマ
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

リムルの配下になったウルティマは、魔国連邦テンペストの検事総長になりました。
配下になった際にウルティマと名付けられ、上位魔将アークデーモンから悪魔公デーモンロードに進化します。

ウルティマという名前は、スーパーカーのウルティマ・GTRから取られました。
テンペストでは犯罪が少ないことから、検事総長としての仕事は少ないようです。

また、検事総長の役職だけでなく情報武官も任されており、戦争中は敵の情報を入手しています。


聖魔十二守護王・死虐王となり悪魔王にも進化

扉絵のウルティマ
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

帝国との初戦で功績を認められたウルティマは、テンペストの幹部として認められて聖魔十二守護王となり、死虐王の二つ名も与えられました。

転スラ小説版15巻の深淵解放編では10万人分の魂を与えられて、悪魔王にも進化しています。

【転スラ】ウルティマはどんな性格?

敵に対しては冷酷で残虐非道

11巻の原初の悪魔
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

ウルティマは残虐非道の代名詞と言われるほど危険な性格で、原初の悪魔の中で最も残虐で拷問好きです。
敵が苦しむのを見るのが、好きという非常に悪魔らしい性格をしています。

とはいえ調子に乗った者を拷問するが好きというのが彼女の本質で、相手の性格に関係なく苦しめるのが好きなわけではありません

敵であるダムラダの最期の頼みを笑顔で引き受けるようなシーンもあります。。
悪魔らしく契約は守る性格で、それは敵に対しても同様です。

仲間の前では明るい少女

物質世界に遊びに行きたがるウルティマ
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

ウルティマは仲間の前では明るく、快活な性格の少女に見えます。
猫を被っているのは事実ですが、主のリムルのことは敬愛しており、先輩の配下に対しても本心から敬意を持っています。

敵に対しては残虐な好意を行いますが、仲間に対してそういった行為に及ぶことはありません。
仲間に対して不愉快な思いをした場合は、問題行動や不手際をリムルに告げ口する程度です。

そのため、ウルティマの残虐な性格に気づいている仲間は多くありません
ただし、自分の眷属の悪魔に対しては、かなりわがままで傍若無人な振る舞いをしています。

【転スラ】ウルティマの強さ・スキル・技を解説


究極能力:死毒之王(サマエル)

ユリウスの夢のウルティマ
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

死毒之王はリムルから魂を貰い進化したことで、生まれたアルティメットスキルです。
相手の弱点を理解し、苦しみを与えて殺すための毒を作り出すことができます。

死毒之王で作り出された毒を受けた相手は、もだえ苦しんで死ぬというウルティマの性格が現れた凶悪な能力です。
さらにアルティメットスキルを持った相手や精神生命体以外は、無条件で死亡させる反則的な権能も持っています。

ただし、格下以外の相手には使用できず、ウルティマが自分で戦うことを好むことから、無条件で殺す能力を使うことはありません。

核撃魔法:破滅の炎(ニュークリアフレイム)

ティータイム中のウルティマ
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

破滅の炎ニュークリアフレイム地獄の業火で、あらゆるものを焼き尽くすと言われる核撃魔法です。
英雄として有名な七曜の老師が3人がかりでようやく制御できる魔法ですが、ウルティマはより強力なニュークリアフレイムを1人で発動させました。

帝国との戦いでは、ニュークリアフレイムで飛行船ごと敵兵を焼き尽くしました。

拳聖の魂と技を引き継いで拳魔となる

公式サイトのダムラダ
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

ウルティマは、帝国軍の拳聖の魂と技を引き継いで拳魔となりました。
ウルティマは、皇帝近衛騎士団序列2位の拳聖ダムラダと戦い勝利します。

ダムラダはウルティマにマサユキを守って欲しいと頼み、報酬として技・魂・全てを捧げることに。
ウルティマは、拳聖の技術を全て継承することで拳魔となったのです。

拳魔となったウルティマは、死毒之王で作り出した毒を纏わせた爪で敵を攻撃する死毒崩拳を開発しています。

相手の知識を奪う能力も

 

ウルティマは、強制的に相手の知識を奪う能力も持っています。
敵の頭の中にある情報が手に入るため、情報武官としては便利な能力です。

とはいえ、知識を奪う方法は、頭をもぎ取って脳波を読み取るというかなり猟奇的なものになっています。

【転スラ】ウルティマの腹心・部下は?

執事:ヴェイロン

夢の中に現れたヴェイロン
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

ヴェイロンは、ウルティマに執事として仕える悪魔です。

頭から2本の角が生えた先史種の悪魔で、約4000年の時を生きています
同じく先史種の悪魔であるモスよりは弱いですが、原初を除けば2番目に強い悪魔の可能性が高いです。

料理以外のウルティマの身の回りの世話を全て行い、戦場でもウルティマのために美味しい紅茶を用意してくれます。

料理人:ゾンダ

人の姿で料理を振舞ゾンダ
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

ウルティマ従う宮廷料理専門の料理人で、子爵級の悪魔です。
常にコックコートを身に着けており、どんな場所でもウルティマのために料理を用意します。

回復魔法や支援魔法が得意な悪魔で、サポート役に適した能力を持っています。
過去には敗北して転生していますが、300年間は戦いに負けたことはないようです。

弟子:ガビル

公式サイトのガビル
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

部下というわけではありませんが、ガビルはウルティマの弟子のような存在です。
ウルティマは丁寧に挨拶されたことでガビルを気に入り、良好な関係になっています。

ガビルが魔素をうまく扱えず長時間竜戦士に変身できないのを見て、ウルティマは魔素の扱い方を教えるようになりました。
ガビルが戦闘中に敵の攻撃を受ける耐久実験を始めることには、ウルティマも呆れています。

ガビルに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。

【転スラ】ウルティマの登場シーン

ディアブロに勧誘されて初登場しウルティマの名前を付けられる

リムルに改めて挨拶するディアブロ
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

ウルティマは小説版11巻の勇者覚醒編で初登場し、ディアブロに連れられてリムルの前に現れました。
一応勧誘ということになっていますが、配下ともども拉致同然にディアブロに連れて来られたようです。

リムルの配下になるつもりはありませんでしたが、本人を見ると心変わりをしてウルティマの名前を貰いました
配下になる際に、神輝金剛オリハルコンで作られた骨格を依り代にしています。

同じく原初の悪魔のテスタロッサ・カレラも、同時にリムルの配下になりました。

映画『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』で登場

紅蓮の絆のティザー画像
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

映画『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』では、名前を貰う前のウルティマが原初の紫として登場
ディアブロと戦闘した後に、ディアブロの主に興味を持つ様子が描かれています。

Web配信されたアニメ「転生したらスライムだった件コリウスの夢」にも、原初の紫が登場しています。
コリウスの夢では、魔王ルミナス・バレタインと激突しました。

スピンオフ漫画にも登場

取り調べと称して拷問しようとするウルティマ
出典:『転生したらスライムだった件』(Ⅽ)伏瀬/講談社

 

ウルティマは本編の漫画には未登場ですが、スピンオフ漫画には登場しています。

初登場漫画は「魔物の国の歩き方」の7巻です。
「魔物の国の歩き方」では、検事総長として働くウルティマの姿が描写されています。

リンゴを盗んだ男1人を捕まえるために現場まで来ているので、やる気はあるようです。
とはいえ、犯罪者に「罪を犯してくれてありがと!」というなど検事総長としてはありえない態度を取っています。

「魔国暮らしのトリニィティ」には、ウルティマだけでなくヴェイロン・ゾンダも登場。
スピンオフ漫画は基本的にシリアスな展開は少ないので、ウルティマのコミカルな活躍を楽しめます。

【転スラ】ウルティマについてまとめ

転スラに登場するウルティマについて解説しました。
ウルティマは問題のある性格ですが、配下として優秀でアニメや漫画でも活躍する人気キャラです。

ウルティマの今後の活躍に期待しましょう。

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