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ディアブロは「転生したらスライムだった件」に登場する悪魔で、主人公のリムルに仕える第二秘書です。
高い忠誠心を見せているディアブロですが、その強さや正体から裏切りを噂されるキャラクターでもあります。
ディアブロの正体や忠誠心は本物なのかについて考察します。
【転スラ】裏切りが噂されるディアブロはどんなキャラクター?
リムル・テンペストの第二秘書

名前 | ディアブロ |
種族ランク | 上位魔将→悪魔公→悪魔王→悪魔神 |
EP | 666万6666(偽装しているので正確な数値は不明) |
称号 | 魔神王 |
加護 | リムルの加護 |
魔法 | 暗黒魔法、元素魔法 |
ユニークスキル | 誘惑者:思念支配、魅了、勧誘 大賢人:思考加速、詠唱破棄、森羅万象、法則操作 |
究極能力 | 誘惑之王……思考加速、万能感知、魔王覇気、時空間操作→時空間支配、多次元結界、森羅万象、懲罰支配、魅了支配、誘惑世界 |
耐性 | 物理攻撃無効、状態異常無効、精神攻撃無効、自然影響無効、聖魔攻撃耐性 |
声優 | 櫻井孝宏 |
ディアブロはリムルに仕える第二秘書で、常に燕尾服を身に着けた悪魔です。
リムルへの忠誠心は高く、第一秘書のシオンとよく張り合っています。
正体を聞かれた際は執事と名乗ることが多く、本人はリムルの執事という認識のようです。
最強クラスの悪魔ですが、強すぎると戦いを楽しめないため、自分が強くなることには執着がない変わり者と言われています。
ただし、リムルに対する執着心は相当なものです。
リムルが覚醒魔王になる直前に召喚されて初登場

ディアブロはリムルが覚醒魔王に進化する直前に、生き残った敵(ラーゼン)を捕らえるために呼び出された悪魔です。
リムルは上位悪魔30体を呼び出すつもりでしたが、召喚されたのはグレーターデーモン2体とディアブロだけでした。
ラーゼンはかなりの実力者でしたが、ディアブロは圧倒的な強さを見せつけて生け捕りにする活躍を見せています。
ディアブロの初登場は、転スラ小説版では5巻です。
正体は原初の悪魔の1人・原初の黒(ノワール)

ディアブロの正体は、原初の悪魔の1人で原初の黒と呼ばれる最高位の悪魔です。
転スラ世界の創造神である星龍王ヴェルダナーヴァが光の大精霊を七つに分けた反動で、闇の精霊が七つに分かれて生まれたのが七柱の原初の悪魔でした。
原初の悪魔はヴェルダナーヴァの次に誕生した存在であり、天地開闢以前から生きていたとされています。
ディアブロは原初の悪魔の中では、3番目に生まれたようです。
作中最強クラスのキャラ原初の赤のギィ・クリムゾンとは、太古の昔に引き分けたと言われています。
リムルはディアブロが原初の悪魔であることに中々気づかず、正体がバレるのは転スラ小説版では12巻です。
原初の悪魔に関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方は是非チェックしてみてください。
【転スラ】ディアブロの裏切りが噂させる理由は?
ディアブロの裏切りの噂①見た目と雰囲気が不気味すぎる

ディアブロが裏切りを噂されるのは、見た目や雰囲気が不気味すぎるからでしょう。
ディアブロは、ほとんど人間と変わらない外見で美形です。
しかし、白目の部分が黒く、黒目は赤と金になっており、人間に近い姿の悪魔の中ではかなり怖い見た目でもあります。
加えて何かあると「クフフ…」と笑う姿は、含みがあるようでかなり不気味です。
敵に対して狡猾で計算高い性格なのも、不気味さを増しています。
これらの点から、ディアブロはいかにも主を裏切りそうなキャラに見えてしまうのでしょう。
ディアブロの裏切りの噂②圧倒的な強さと支配力を持っている

ディアブロが裏切りを疑われるのは、強さが圧倒的である点と強力な支配力を持っているからでしょう。
召喚されたばかりのディアブロは、ファルムス王国の大魔法使いのラーゼンと戦いました。
魔王ゲルドより強いラーゼンもディアブロには全く歯が立たず、相手が原初の悪魔だと気づいただけで失神。
配下の中では明らかに別格の存在で、リムルもどうして自分に配下になりたがるのか疑問に感じるほどでした。
また、ディアブロは自分に屈服した相手を恐怖で逆らえないようにするスキルを持っており、相手を支配する力も非常に強いです。
強すぎることと相手を支配するスキルを持つせいで、リムルを裏切るのではないかと心配されたのでしょう。
ディアブロの裏切りの噂③ギィ・クリムゾンが過去に主を裏切っている

同じ原初の悪魔であるギィ・クリムゾンが過去に主を裏切っていることも、ディアブロに裏切りの噂が出る理由の1つです。
原初の悪魔の1人で原初の赤と呼ばれるギィは、契約した主の命令で敵国を滅ぼした後に主の国まで滅ぼしてしまいました。
同じ原初の悪魔が契約主を裏切ったことから、ディアブロも裏切りを疑われるわけです。
ただし、ギィは召喚すると暴走する可能性の高い系統の悪魔で、呼び出した召喚主の力が弱かったことも裏切りの一因になっています。
ギィは国を滅ぼした理由を「身の丈に合わぬ対価」と言っており、契約自体を破ったわけではありません。
ディアブロは気まぐれな性格で、気に入った場合は力の弱い主の願いも最後まで果たそうとしています。
ギィに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。
ディアブロの裏切りの噂④他国から危険視されている

他国の人間がディアブロを危険視する場面があるのも、裏切りを疑われる点でしょう。
作中では魔導王朝の皇帝エルメシアが、リムルに対して「そこの悪魔をどう処するつもりだ?その危険極まりない原初を」と発言。
原初の悪魔は、非常に危険な存在と判断されていることがわかります。
裏切りについては言及されていませんが、エルメシアのセリフはディアブロの暴走や裏切りの伏線のようでもあります。
ディアブロの裏切りの噂⑤声優が櫻井孝宏

ディアブロの裏切りが噂になるのは、声優が櫻井孝宏だからというのもあるでしょう。
ディアブロを演じる声優の櫻井孝宏は、演じるキャラクターが誰かを裏切ることが多いです。
さらに「黒執事Ⅱ」では悪魔の執事であるクロード・フォースタスを演じていますが、クロードも契約した主を裏切るキャラクターでした。
ディアブロも悪魔の執事と呼べるキャラクターですし、声優以外にも共通点は多いです、
同じ声優が演じた似たキャラが主を裏切っているなら、ディアブロが裏切りを疑われても仕方ないでしょう。
【転スラ】ディアブロの裏切りの可能性が低い理由
裏切りを噂されるディアブロですが、リムルを裏切る可能性は非常に低いと思われます。
その理由について解説します。
リムルが大好きで異常に忠誠心が高い

ディアブロはリムルを神のように敬愛しており、異常に忠誠心が高いことから裏切りはまず考えられません。
ディアブロは、召喚前からリムルに呼び出された時の挨拶まで練習していました。
リムルが悪魔召喚を行った際は、召喚に応じようとしたグレーターデーモンを皆殺しにして割り込んだほど、リムルのことが大好きです。
また、リムルの役に立つことに至上の喜びを感じており、リムルの害になることは一切できないほどの忠誠心を持っています。
リムルの配下に対しても、基本的に敬意を持っています。
これらの事実を考えると、ディアブロがリムルを裏切るとは考えにくいです。
Web版では最後まで裏切っていない

転スラのWeb版で最後まで裏切っていないことも、ディアブロがリムルを裏切らない根拠になります。
転スラは小説版の前に書かれたWeb版があり、すでに完結しています。
Web版は小説版のプロットという扱いですが、Web版ではディアブロは最後までリムルの忠実な配下でした。
Web版と小説版は展開が違うことも多いですが、忠誠心の高さも考えると小説版でディアブロがリムルを裏切る展開にはならないでしょう。
【転スラ】ディアブロが裏切り者にならずにリムルに従う理由は?
リムルが世界の真理に導いてくれる存在と信じている

ディアブロがリムルに心酔する理由は、自分を世界の真理に導いてくれる存在だと考えているからです。
ディアブロはシズと戦った際に、自分でも傷一つ付けられなかった抗魔の仮面に興味を持っていました。
その後、ディアブロはリムルが接触した時に、抗魔の仮面が割れたのを目撃しました。
ディアブロは研究好きで、世界の真理を知りたいと考えています。
無限の時を内包した仮面を破壊したリムルなら世界の真理に導いてくれると感じたディアブロは、配下になりたいと考えるようになったのです。
ただし仮面が割れたのを見ただけで、リムルを神のように崇めるようになるのかには疑問の声もあります。
過去にリムルと同じ魂を持つ存在に敗北した?

ディアブロがリムルに心酔しているのは、過去にリムルと同じ魂を持つ存在に敗北したからという考察もあります。
原初の悪魔は、自分を倒した相手に隷属する性質があることが作中で判明しています。
リムルは星龍王ヴェルダナーヴァの生まれ変わりの可能性があり、ディアブロはかつてヴェルダナーヴァに敗北したのではないかと言われているのです。
ヴェルダナーヴァは作中最強の存在の可能性が高く、戦ったらディアブロでも負ける可能性が高いです。
ディアブロがヴェルダナーヴァに負けたなら、生まれ変わりのリムルに心酔してもおかしくないでしょう。
ただ、ディアブロがヴェルダナーヴァに敗北したというのは、ディアブロの異常な忠誠心から推測された考察です。
ヴェルダナーヴァとディアブロが戦ったという話は、作中では登場していません。
【転スラ】ディアブロの強さ・能力・スキルを解説
リムルの配下では最強

ディアブロは、リムルの配下では最強の実力者です。
元々のディアブロは、強くなることには興味がありませんでした。
ただし、リムルの配下になってからは役に立つために強くなろうとしており、種族ランクは原初の悪魔の中でも最上位に進化。
もともと作品内で、上位の強さを持つ原初の悪魔のディアブロがさらに強くなったのです。
リムルの配下の中では三頂点と呼ばれる存在の1人で、リムルもディアブロが配下の中で最強と考えています。
スキル①誘惑者(オトスモノ)

誘惑者はリムルに名前を貰った際に獲得したユニークスキルで、心が折れた相手を恐怖心で支配する能力です。
誘惑者で支配された相手は、ディアブロを裏切ろうと考えただけで死亡します。
大賢人と統合され、後にアルティメットスキルの誘惑之王に進化しました。
スキル②大賢人(モトムモノ)

大賢人は、リムルの大賢者に似た名前の思考系のユニークスキルです。
権能も大賢者に似ていますが、解析鑑定・並列演算がなく、法則操作が可能なことから魔法に特化したスキルと思われます。
後に誘惑者と統合されてアルティメットスキルの誘惑之王に進化し、大賢人自体は消滅しました。
スキル③:誘惑之王(アザゼル)

誘惑之王は、誘惑者と大賢者を統合して生まれたディアブロのアルティメットスキルです。
誘惑者と大賢者の権能を兼ね備えたスキルで、より強力になっています。
リムルのスキルできることは、誘惑之王でほぼ再現できるほど強力なスキルです。
時空間操作も可能になり、ミカエルとの戦いが終わった後は時空間操作が時空間支配に進化しています。
【転スラ】ディアブロの裏切りの可能性についてまとめ
転生したらスライムだった件に、登場するディアブロの裏切りの可能性や裏切りそうと言われる理由などをまとめました。
不気味な雰囲気や強さから裏切りを疑われるディアブロですが、異常な忠誠心の高さから裏切ることはありえないでしょう。
ディアブロが問題を起こすとすれば裏切りではなく、リムルへの想いが強すぎて暴走することでしょう。
リムルの配下としてのディアブロの活躍に期待しましょう。