筆者感想

氷室が研究室に入った直後に映る天井からぶら下がっている白いものを見て、
「あー!あの天井からぶら下がってるコンセント懐かしい!実験室にあった!」
今でこそ物書きをしていますが、筆者も理系大学の出身です。
作中で出てくる用語もいつか習ったような覚えがあり、大変懐かしい思いになりました。
はい、自分語りはここまで。

秀才同士が恋に落ちる作品は他にもありますが、(正しいかどうかはともかく)ここまで論理的に突き詰めている作品は珍しいかと思います。
秀才が凡人にも分かることに振り回される様子は面白く、可愛げのあるものであり、氷室と雪村の「恋」が証明されることを微笑ましく見守っていきたい、そんな作品だと感じました。

帰無仮説
出典:理系が恋に落ちたので解析してみた。 | TVアニメ『理系が恋に落ちたので証明してみた。』公式サイト

見どころはもう一つ、理系用語の解説でしょうか。
先ほど触れたチューリングマシンについては詳しく触れていませんでしたが、「帰無仮説」についてはかなり詳細に説明されました。
学習アニメ、というほど固くなられても困りますが、毎話一つずつ何か解説してもらえると楽しみが増えるので、そこも注目したいポイントです。
『統計学上、発生確率が5%以下ならほぼ無いと考えていい』
覚えておきたいですね。

みんなの感想・口コミ

https://twitter.com/rockumezaki2019/status/1215845738585833473

微笑ましかったりめんどくさかったり。
この二人に振り回される奏は大変だろうけど、うまく氷室と雪村に助言してもらいたいところです。
この二人だけでは壁張り手のように話がどんどんおかしな方向に進んでしまいそうなので。

一応フォローすると理系だからってここまで極端な人はなかなかいませんよ。
これはアニメですからね!

アニメ「理系が恋に落ちたので証明してみた。」第1話のまとめ

以上、アニメ「理系が恋に落ちたので証明してみた。」第1話についてでした。
他の多くの作品は「どのような過程があって好きになっていくのか」という物語であるのに対し、
本作は「好きになったのはどのような過程があったのかを解き明かしていく」という逆向きの物語です。
物語の結末はほぼほぼ見えている(まさか全然好きではなかった、というオチも無いでしょう)だけに、いつも以上に過程を楽しむことを大事にしたいです。
今回の帰無仮説のような解説も毎話してもらえると、ちょっとした会話のネタもできて理系の人に少しだけ近づけるかもしれませんので、そちらも期待したいです。
ちょっと変わったアニメだけに、期待するポイントもちょっと変わっていますが、とにかく今後が楽しみなアニメです。

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