呪術廻戦ネタバレ265話④|結局何が言いたいんだと問う宿儺
雪が降り始めたことで、虎杖はクリスマスの時に、夜に鈴の音を聞いた過去について、話し始めました。
サンタが実在すると思っていた虎杖は外を見たものの、その音は車のチェーンの音だったようです。
いつまでも話し続ける虎杖に、宿儺は「おい いい加減にしろ」と、うんざりした表情で言います。
そして宿儺は、「ごちゃごちゃと気色悪い」「結局貴様は何が言いたいんだ」と問うと、虎杖は、「俺は…」と、話し始めました。
虎杖はつい最近まで、人間には役割があると思っていたようです。
しかし、今は少し違う気がすると、その考えを否定します。
「人間の役割はなんだっていいし、そんなものはなくても、小さな記憶の欠片がどこかに漂っているだけで、その人の命には価値がある」と話す虎杖。
続けて、「死に方の問題じゃなかったんだ」「その価値を無いように振る舞う奴を俺は許せなかったんだ」と、虎杖は自分の考えを話します。
そして虎杖は宿儺に、オマエ以外の人間の価値を知ってもらおうと思って、過去の思い出を語ったのだと、伝えました。
この話を聞いた宿儺は…
呪術廻戦ネタバレ265話⑤|虎杖の勝利宣言に宿儺が激怒する!
虎杖の話を聞いた宿儺は、「何も感じないな」と話します。
「貴様の言っていることはすべて理解できる」「その上でなんの感情も湧かない」と、考えを話します。
ここまでは無表情で淡々と話していた宿儺でしたが、ふと、あることに気づき、虎杖に問います。
「もしかして、俺を憐んでいるのか?」「俺に情けをかけているのか?」
この問いに虎杖は、「ああそうだ」「俺はお前を殺せる」「俺の体に戻るならば殺さないでやる」と、宿儺に勝利宣言。
この発言に宿儺は、「勘違いも甚だしいな」「八つ裂きでは済まさんぞ、小僧」と怒りを露わにします。
「貴様の首の前で、貴様の価値ある人間とやらを皆殺しにしてやる」
そう言って激怒する宿儺が描かれたところで、265話は終了します。
次回、宿儺が全力で虎杖たちと戦う展開になるのかもしれませんね!
呪術廻戦ネタバレ265話|まとめ
265話は、虎杖が領域内を歩きながら、過去の思い出を語る様子が描かれました。
領域展開後、なぜか構築された虎杖の故郷を歩く二人。
虎杖はあちこちを巡りながら、少年時代の思い出について話し続けました。
長々と思い出を語る虎杖に対し、「結局小僧は何が言いたいんだ」と問う宿儺。
虎杖は人間の価値を知って欲しかったのだと答えると、宿儺は怒りを露わにしました。
265話のラストシーンで描かれた宿儺は、これまでにないほどの怒りを表した表情でした。
勝利宣言をする虎杖ですが、虎杖が宿儺に勝てると話す理由は何なのか、気になるところですね。
虎杖と宿儺は次回、再び新宿で戦うことになるのでしょうか。
次回の266話も見逃せませんね!