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リゼロのアナスタシアは、カララギの大商人でルグニカ王国の王選参加者です。
外国人で王候補の1人という人物ですが、かなり意外な過去を持っています。
アナスタシア・ホーシンの能力や過去などについて解説します。
アナスタシア・ホーシンのプロフィール
カララギの大商人で王選参加者の1人

名前 | アナスタシア・ホーシン |
年齢 | 22歳 |
誕生日 | 3月10日 |
身長 | 155cm |
体重 | 54kg |
趣味 | 小銭を数えること・獣人(三姉弟)を愛でること・ダイスキヤキ作り |
特技 | 数字計算・鑑定・ダイスキヤキ作り(自称) |
アナスタシア・ホーシンはカララギを代表する商人で、ルグニカ王国の王選参加者の1人です。
ルグニカの人間ではありませんが、物語が始まった時点で正式な王候補になっています。
10代にしてホーシン商会を設立し、カララギを代表する商会にまで成長させた傑物でその器は王選本命のクルシュが認めるほど。
外見が幼く可愛らしい少女に見えますが、年齢は22歳と王選参加者の中では最年長です。
カララギを建国した荒地のホーシンと姓が同じですが、彼の子孫ではありません。
経済力も戦力も充実している

アナスタシア陣営は経済力だけでなく、戦力もかなり充実しています。
大商人だけあって経済力が高く、その力で確実に勢力を伸ばしていました。
初期は王選の本命はクルシュ陣営でしたが、白鯨戦後に彼女が記憶喪失になるとアナスタシア陣営が一番有力と言われるように。
ルグニカの商人からの支持は、かなり多いようです。
戦力としては最優の騎士ユリウスや私兵団の鉄の牙を抱えており、相当の兵力があります。
作者からは敵に回すと一番面倒と言われており、戦闘員の数は一番多いかもしれません。
実はカララギ最下層の出身

大商人のアナスタシアですが、カララギの最下層に生まれてここまで成り上っています。
ハイエナと呼ばれるカララギ最下層出身のアナスタシアはチュデン商会の小間使いとなり、10代半ばでホーシン商会を立ち上げました。
奴隷にされそうになったこともありますが、実際に奴隷になったことはありません。
商才で国を作った荒地のホーシンに憧れており、彼の名前を商会につけています。
ホーシン商会はカララギを代表するほどに成長しており、その商才は群を抜いていると言えるでしょう。
路上生活をしていた頃にリカードに拾われており、彼とは親子のような関係です。
【リゼロ】アナスタシアの正体・能力・強さを解説
ゲートの欠陥でマナを取り込めない

アナスタシアはゲートの欠陥でマナを取り込むことができないため、かなりのハンデを抱えています。
リゼロ世界の人間は、ゲートからマナと呼ばれるエネルギーを取り込みます。
マナは大気中に満ちた魔力で魔法に使われるだけでなく、生命活動にも必要なエネルギーです。
しかし、アナスタシアは生まれつきゲートからマナを吸収できないため、常にマナが不足しています。
このため彼女は常にマナ不足の不調を抱えており、短命になる可能性が高いです。
本人は魔法も使えず、戦闘技術もないため、王選参加者の中では最も戦闘能力は低いです。
常に身につけている狐の襟巻は人工精霊のエキドナ(襟ドナ)

アナスタシアが身に着けている狐の襟巻は、人工精霊のエキドナで非常時は人格が交代してアナスタシアの体を動かすこともあります。
アナスタシアは常に狐の襟巻を身に着けていますが、これは人工精霊のエキドナです。
本来は狐の姿ですが、襟巻に姿を変えて存在を隠しています。
見た目が襟巻なので、スバルから襟ドナというあだ名を付けられました。
危険な状況でアナスタシアの意識が無い場合などは、襟ドナがアナスタシアの体を動かすこともあります。
アナスタシアとエキドナは一応契約していますが、マナを供給できないので正式な契約はできていません。
襟ドナと入れ替われば魔法も使えるが寿命が縮む
アナスタシアは襟ドナと入れ替われば魔法も使えますが、オドを消耗して寿命が縮んでしまいます。
襟ドナの意識が表に出ると、アナスタシアの体はオドを消費することに。
オドは体内の生命力で減ってしまうと回復することはなく、非常に危険です。
襟ドナと交代するだけで、オドが減って寿命が縮むことになります。
襟ドナはオドを消費して魔法も使えますが、アナスタシアの寿命を二重で削る行為です。
【リゼロ】アナスタシアの過去
リカードに拾われてチュデン商会で頭角を現す

路上生活をしていたアナスタシアはリカードに拾われて、チュデン商会の小間使いになりました。
幼いアナスタシアは、カララギ第二都市バナンの路上でリカードに拾われることに。
リカードはチュデン商会の用心棒で、アナスタシアも小間使いとして働くことになります。
10歳の時点でチュデン商会の代表に商才を認められ、目をかけられていました。
奴隷商人に攫われてミミ達に助けられる

アナスタシアは奴隷商人に捕まったところをミミ達3兄弟に助けられ、彼女たちを引き取ります。
アナスタシアは逆恨みから、奴隷商人に誘拐されて売り飛ばされそうに。
その時に義賊をしていたミミ・ヘイタロー・ティビーに助けられ、リカードも加わったことで奴隷商人の組織を壊滅させます。
3兄弟を気に入ったアナスタシアは、ミミ達の面倒を見ていたローシに会いに行くことに。
死期が近かったローシからミミ達を託され、アナスタシアは3兄弟と行動を共にします。
また、ローシに破壊される予定だった人工精霊のエキドナと出会い、自分の襟巻として仲間にしました。
ホーシン商会を立ち上げる

アナスタシアはリカードと出会って6年後にホーシン商会を立ち上げ、アルビエロ・ユークリウスと出会いました。
アナスタシアはホーシン商会を立ち上げ、リカードが付けていた奴隷時代の首輪を買い取ります。
リカードの雇い主となりますが、家族のような関係は変わりませんでした。
商会立ち上げの挨拶をしている途中で、ユリウスの父のアルビエロと出会うことに。
お互いに良い印象を持った2人は、いずれ商談する約束をして別れます。
王候補の1人となってユリウスを一の騎士にする

ユークリウス家に商談に来たアナスタシアは、王選参加者としてユリウスを一の騎士にします。
商談に来たアナスタシアは、偶然ユリウスが持っていた竜珠を光らせることに。
ユリウスはアナスタシアを王候補として上級貴族に推薦し、彼女は王選に参加することになります。
アナスタシアを王にしたいユリウスは、ラインハルトを彼女に騎士にするつもりでした。
しかし、自分自身が一の騎士になるつもりがないユリウスの態度にアナスタシアは激怒し、カララギに帰ろうとします。
ユリウスは、宿に戻ったアナスタシアを追いかけて自分が一の騎士になると宣言。
態度を改めたユリウスにアナスタシアは微笑んで、彼を一の騎士として王選を戦うことを決意します。
ユリウスに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方は是非チェックしてみてください。
【リゼロ】ユリウスの登場回をネタバレ解説
第三章で初登場し白鯨討伐にも協力

アナスタシアは第三章で初登場し、白鯨討伐や魔女教徒との戦いに協力しました。
アナスタシアは、第三章で王選参加者が呼びされた時に初登場。
死に戻りを繰り返すスバルに対して、アナスタシアは交渉の仕方をアドバイスしました。
これ以降スバルは、この時のアドバイスの通りに交渉を行うようになります。
クルシュ陣営の白鯨討伐には、戦力を貸して恩を売ることに成功。
魔女教徒との戦いでは、鉄の牙やユリウスがかなり活躍しています。
第五章で各陣営をプリステラに呼び出すが甚大な被害を受ける

第五章では王選の各陣営をプリステラに呼び出して交渉しますが、大罪司教との戦いで大きな被害を受けることになります。
アナスタシアは、エミリア・クルシュ・フェルトの各陣営を呼び出して、何か頼み事をするつもりでした。
しかし、4人の大罪司教がプリステラを襲撃したことで戦うしかなくなります。
アナスタシア陣営は以下のように多大な被害を受けてしまいました。
- アナスタシア:襟ドナと入れ替わって意識が戻らなくなる
- ユリウス:名前を食べられてスバル以外に忘れさられる
- リカード:片腕を失う
- ミミ・ヘイタロー・ティビー:死神の加護で3人とも死にかける
- ヨシュア:スバル以外の記憶から消えて寝たきりの状態に
襟ドナと入れ替わって元に戻れなくなったことで、このままでは死亡する深刻な事態になりました。
第六章では襟ドナに意識を乗っ取られた状態で監視塔に向かう

第六章ではアナスタシアの意識を戻すために、襟ドナに意識を乗っ取られた状態でプレアデス監視塔に向かうことになります。
アナスタシア陣営は、彼女の意識を戻すために賢者のいる監視塔を目指すことに。
意識が戻るとユリウスを忘れてしまうため、忘れたくないから意識が戻らないことが判明します。
最終的にアナスタシアの意識が戻りユリウスを忘れますが、初対面の状態で彼を気に入って改めて騎士にすることなりました。
【リゼロ】アナスタシア死亡説を考察
襟ドナにオドを削られたが死亡はしていない

アナスタシアは襟ドナが表に出ていたことで、オドを消耗しましたが死亡はしていません。
アナスタシアはプリステラの戦いで眠りについてしまい、長い間襟ドナと人格が交代していました。
その間、オドを削られ続ける状態だったので死亡が心配されましたが、第六章の終盤で無事に人格は元に戻っています。
第八章でもヴォラキア帝国にユリウスと共にやって来たため、2024年8月の時点で原作でも生存しています。
死亡して王選脱落の可能性はある

アナスタシアはかなりオドを失ってしまったため、今後死亡して王選を脱落するかもしれません。
アナスタシアは第五章の終盤から第六章の終盤まで、襟ドナの人格になっていました。
魔法を使用するシーンもあり、寿命が相当削られている可能性もあります。
また、第八章終盤では、王選参加者のプリシラが死亡して脱落する展開に。
王選参加者は誰も死なないと言う意見もありましたが、死亡者は出てしまいました。
次に王選参加者から死亡者が出るなら、寿命が残り少なくなったアナスタシアかもしれません。
【リゼロ】アナスタシアについてまとめ
Re:ゼロから始める異世界生活に登場するアナスタシアについて解説しました。
死亡説もあるアナスタシアですが、まだまだ出番は多そうです。
ファンタジーなので、意外な形で助かる方法もあるかもしれません。
アニメ3期では出番が多いキャラクターなので、活躍に期待しましょう。