ナナチは第4層に来たリコとレグに出会います。この時2人は、タマウガチと言う生き物から逃れてきたのですが、リコがタマウガチの毒針に左腕を刺されてしまいます。

ナナチは、タマウガチの毒にやられて、瀕死の状態になったリコに泣きつくレグを見て哀れに思い、リコの治療を買って出て、タマウガチの退治の仕方をレグに教えます。

レグはタマウガチをナナチの言うとおりに対処すると、掌に仕込まれている「火葬砲(インシネレーター)」で止めを刺しました。

火葬砲の威力を見たナナチは、レグの火葬砲ならミーティを苦痛から解放させることができると思い、レグにこう言いました。

「ミーティを殺して欲しい」

ナナチとミーティの切ないラストシーン

当初はためらっていたレグでしたが、ナナチに懇願され、レグはミーティを火葬する決意をします。

ナナチは火葬されるミーティの周囲を、花や自分で作ったぬいぐるみで囲みました。そして、ミーティを火葬する前に、ナナチはミーティを抱きしめ、自分がどれだけミーティを大事に思っていたかを伝えました。

そして、レグが火葬砲でミーティを消滅させると、ナナチは泣き崩れてしまいました。

生まれ育った場所では一人ぼっちだったナナチにとって、ミーティは初めての友達でした。だから、本当はミーティを失いたくなかったのです。

しかし、不死であるミーティとは違い、ナナチはいつか死んでしまいます。そうなったらミーティは、永遠にその姿で、一人で生きなければならないのです。

それは、ミーティにとっては無限地獄にも等しい苦痛のはずです。ナナチは友達を救うために悲しい決断をしなければならなかったのです。

「メイドインアビス」ナナチ達の今後の考察



悲しみを断ち切ったナナチ

 

ミーティと悲しい別れをしたナナチは、瀕死の状態から回復したリコと仲良くなります。

体が回復したリコは、自慢の料理の腕をふるい、レグとナナチにごちそうします。

やがて、傷が治ったリコはレグと共に冒険の旅に出ようとしますが、リコはナナチも一緒に来てほしいと頼みます。

新しい親友ができたナナチは、過去を振り切るように、2人の旅に同行することを決意します。

リコ達とともに第5層へ

 

リコの右腕は、毒を抜くために、一度切断したのを縫合してつなげたため、親指以外の指が動かなくなってしまいまいました。

そこで、ナナチは彼女のために補助器具をこしらえました。
医術や薬学に長けたナナチは、これからもリコとレグの大きな力になる事でしょう。そして、新しい友達ができたナナチにとって、リコとレグは心の支えになるはずです。
さて、リコ、レグ、ナナチのいる階層は第4層。4層の上昇負荷は全身の激痛と流血で、かなり痛そうですが、この時点ではまだレグたちは帰還することができます。
しかし、第5層からは上昇負荷はさらに増し、感覚の喪失や、人間性の喪失、そして、6層からは確実な死が待っており、アビスの先行きはあまりいいものではありません。
というより、アビスの底に向かうにつれて、リコ達は死に近づいているようにさえ思えます。

ボンドルドは敵になるのか?味方になるのか?

 

ボンドルドが上昇負荷を軽減させる方法を知っていたとしても、彼があっさりと、リコ達にそれを渡すとは到底おもえません。
それに、ボンドルドの犠牲になったナナチやミーティのことを考えれば、リコ達との衝突は免れないでしょう。
またそれだけでなく、ボンドルドは他にもおぞましい実験をやっている可能性があります。彼は何を犠牲にして、何を成したか?それに彼に付き従っている部下たちも気になります。彼らは何故か、ボンドルドと同じようなマスクや、衣装を身に纏っています。
ボンドルドは成れ果てとなっても、人間性を喪失しなかったナナチに関心を持っていました。彼らは単なる部下ではなく、ボンドルドの実験によって、生み出された人工的な「成れ果て」なのかもしれません。
それを知ったときナナチは、ボンドルドとどう向き合うのかが、注目すべき点です。

「メイドインアビス」ナナチの過去を知ってもう一度作品を振り返ろう!

ナナチの過去は、とても悲壮的で残酷なエピソードで構成されています。

もっとも、メイドインアビス自体、メルヘンチックな絵柄と、スチームパンク風なメカ描写に似合わぬ、グロテスクで悲壮的なエピソードで有名な漫画です。

アビスの世界観も、底に行けば行くほど、「死」に近づいていくという危険な世界です。

これから先、リコ達にいかなる「闇」が襲い掛かるのか、そして、彼女たちはそれをいかにして乗り越えるのかを見届けてください。


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