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懸賞金26億が示す四皇級の実力
ロキにかけられている懸賞金は26億ベリー。しかも通常の懸賞金ではなく「世界政府特別懸賞金」という異例の形式です。この金額はルフィやローの30億ベリーに迫るレベルであり、四皇クラスの実力者であることを物語っています。
ロキが海賊として活動していたのは14年前〜6年前の期間と推測されますが、その間に世界政府が特別枠を設けるほどの脅威と判断されたのは驚きです。エルバフの王子という立場、伝説の悪魔の実の能力、そしてロックスへの憧れが、世界政府を警戒させたのでしょう。
1174話での黒竜の姿は作品史上最大級の獣型とも言われており、ルフィのギア5と並んでも見劣りしないスケール感です。エルバフ編終盤で、その真の実力がどこまで発揮されるのか楽しみですね。
ロキの黒龍が物語に与える影響
ニカとニーズヘッグの対比構造
ルフィの正体が「太陽の神ニカ」であることが判明して以来、ワンピースの物語は神話的な構図をより鮮明にしています。そこにロキの黒竜=ニーズヘッグが加わることで、光と闇の対比構造が浮かび上がってきました。
ニカは「人々を笑わせ、解放する太陽の戦士」であるのに対し、ニーズヘッグは冥界に棲み、世界樹の根を齧る闇の竜です。しかし1174話では、この闇の竜が子供たちを救うという「解放」の役割を果たしました。
つまり、ニカとニーズヘッグは単純な対立関係ではなく、異なるアプローチで世界を解放する存在として描かれている可能性があります。太陽の神が笑顔で人々を照らすなら、冥界の竜は恐怖を打ち砕く力で人々を守る。この二つの力が合わさった時、真の「世界最強」が生まれるのかもしれません。
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イム様の黒転支配への対抗手段
イム様が操る「黒転支配(ドミ・リバーシ)」は、エルバフ編で最も脅威的な力として描かれてきました。ドリーやブロギー、そして巨兵海賊団の面々まで支配下に置くこの能力に、誰がどうやって対抗するのかが大きな焦点でした。
そこに現れたのが、ハラルドの不死身を打ち破ったロキの力です。イム様の支配の根幹にある「深海契約」や「悪魔契約」による不死身の再生能力を突破できるとすれば、ロキの黒竜は物語全体の流れを変える存在になります。
北欧神話でニーズヘッグがラグナロクを生き延びるとされているように、ロキの力はイム様による「世界の終焉」に対抗できる唯一の切り札なのかもしれません。世界政府がロキを恐れ、懸賞金を特別枠にした理由も、ここに繋がってくるようです。
ルフィとロキの共闘が導く結末
1174話のラストカットで描かれた、ギア5ルフィ・黒竜ロキ・リスのラグニルが揃い踏みする構図は、エルバフ編のクライマックスを予感させるものでした。ルフィはロキに対して一貫して好意的な態度を取っており、エルバフ国民からの酷評を聞いてもロキに近づこうとしていました。
ルフィがロキを「仲間に勧誘しようとしていた」という描写からも、この二人の共闘は必然的な流れだったと言えます。太陽の神ニカと冥界の黒竜ニーズヘッグが手を組むという構図は、北欧神話のどの物語にもない、ワンピースだけのオリジナルです。
最終的に、ルフィとロキの共闘がイム様の支配を打ち破り、エルバフを解放する展開が予想されます。そしてその先には、世界最大の戦いへとつながる道が待っているはずです。エルバフ編がワンピース最終章の中でどれほど重要な転換点になるのか、今後の展開から目が離せません。
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