シギー

メイドインアビス
出典:アニメ「メイドインアビス」公式サイト

 

眼鏡をかけた利発そうな少年。ナット同様、リコの友達で、赤笛の探掘家見習いです。博識で、頭がよく、一見優等生に見えますが、実はリコ以上にいたずら好きです。

リコたちがアビスに向かう際は、知識面で二人のサポートをする一方で、アビスの危険性を促して、警告をしました。また、計画性のない二人に代わって、第二層にある探掘家の停留基地「シーカーキャンプ」に向かうまでの段取りを組んだりしました。

キユイ

メイドインアビス
出典:アニメ「メイドインアビス」公式サイト

 

リコが弟のように面倒を見ている男の子で、まだ言葉もつたないほどの幼い少年です。まだアビスに降りる許可をもらっていないので、笛ではなく鈴を身に着けています。

ジルオ

メイドインアビス
出典:アニメ「メイドインアビス」公式サイト

 

20代くらいの生真面目そうな青年で、月笛の探掘家です。ベルチェロ孤児院で、リコ達赤笛と鈴付きの子供たちを一人前の探掘家にするべく、教鞭をとっています。

リコの母、ライザの直弟子でリコにとっては兄貴分にあたり、時に厳しく時に優しくリコに接しています。

リコはアビスに向かう際、彼には何も告げなかったのですが、ジルオはいつかリコがアビスに行こうとする日が来ることを想定していたのか、レグのポケットにこっそりとライザの封書の写しを忍ばせておくなど、彼なりの方法で二人を支援しました。

ハボルグ

メイドインアビス
出典:アニメ「メイドインアビス」公式サイト

 

豪放で世話焼き屋な、壮年の大男で、黒笛の称号を持つ探掘家です。妻は、リコたちがよく遊びに行っている、香辛料店のおかみラフィーです。

自身も腕の立つ探掘家である一方、白笛に憧れており、白笛に関する逸話をナットとシギーに聞かせるなど、大の白笛マニアです。

リコの母ライザと知り合いであったということから、リコにとっては父親のような存在でもあります。

ラフィー

リコたちがよく遊びに行っている、香辛料店のおかみです。子供がおらず、夫であるハボルグがアビスに行っている間は、リコ達にハボルグの部屋を貸して、一同の面倒を見ています。

ラフィー(英語で笑う)という名前の通り、笑顔の絶えない穏やかな女性ですが、白笛に関してはあまり快く思っていないようで、リコが白笛を目指していることに内心よく思っていないようです。

「メイドインアビス」リコの母ライザとは?

メイドインアビス
出典:アニメ「メイドインアビス」公式サイト

 

リコの母、ライザは白笛の称号を持つ伝説級の探掘家で、オースの町の名士でもあります。

白笛は、単に腕が立つだけでなく、高い功績を成し遂げることができた者のみに与えられる称号ですので、達人である黒笛でも行くことができない、第六層から第七層にまで下ることができます(深度制限なし)。

ライザは若いころから、探掘家としての才覚を発揮し、リコが生まれる前には、すでに白笛の称号を持っていました。一方、破天荒な性格でも知られ、大酒飲みで喧嘩っ早く、度を越したいたずらをするというかなりのトラブルメーカー体質だったようです。

敵対していた他国の探掘家達をこごとく返り討ちにしていったので「殲滅卿」と呼ばれ、多くの人間から恨みを買っています(そのため、リコの母がライザであることは、親しい人間しか知られていません)。

アビスは深度の深い層にある遺物ほど、強力な力を持っているので、白笛は国から特級遺物を回収する特命を任されることがあります。

ライザは、上記の通り、気丈な性格であったため、お腹にリコを宿した状態で遺物回収の任に就いたこともあります。探掘は苛烈を極め、そんな最中でリコは生まれました。

メイドインアビス
出典:アニメ「メイドインアビス」公式サイト

 

生まれたばかりのリコとともにオースの町に戻ったライザは、しばらくリコとともに暮らしましたが、リコが2歳のころにラストダイブ(第七層に向かうこと、あまりに過酷なのでそう呼ばれている)に入りました。

それからおよそ10年(物語開始時点)、ハボルグの手によって、ライザの封書と白笛のみが返ってきました。そのため、周囲は彼女が死んだと思っています。

しかし、リコは、探掘組合に保管されている封書の中身を閲覧したとき、「奈落の底で待つ」という文章があることにから、母は生きていると確信し、レグとともに奈落の底へ向かう決意をします。

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