
目次
ジュースは、魔女教の穏健派を率いてエリオールの大森林を援助していた人物です。
温厚な性格でしたが、現代では凶悪な大罪司教のペテルギウスになってしまいました。
ジュースがペテルギウスになった理由や過去について考察します。
【リゼロ】ジュースとは
魔女教の創設者にして怠惰の大罪司教

年齢 | 402歳 |
身長 | 180cm台 |
体重 | 50kg台 |
声優 | 松岡禎丞 |
ジュースは魔女教の創設者の1人で、怠惰の大罪司教でした。
魔女因子の適性はありませんが、創設者だったことで大罪司教の地位を与えられたようです。
大賢人フリューゲルから怠惰の魔女因子を預かっており、100年ほど前に体に取り込んでいます。
元々は教団の穏健派をまとめる存在だったようで、ロマネコンティ一族と共に行動していました。
エリオールの大森林にいるエルフの集団と交流があり、エルフの長だったフォルトナに好意を持っていました。
正体・種族は土の精霊

ジュースの正体は、四百年前から存在する土の邪精霊です。
見た目は人間のように見えますが、人間の肉体に精霊が憑依した姿にすぎません。
100年ほど前は、ロマネコンティ一族の人間の体に憑依していました。
憑依された人間はジュースに自我を乗っ取られますが、彼らは志願して体を提供していたようです。
四百年前から生きており、魔女や大賢人と会っていたと思われますが詳細は不明です。
本名はペテルギウス・ロマネコンティ?

ジュースの本名は、ペテルギウス・ロマネコンティの可能性が高いです。
ジュースは、怠惰の大罪司教ペテルギウスと同一人物です。
狂気の大罪司教になってからペテルギウスと呼ばれるようになったため、名前が変わったようにも思えます。
ただし、正気の時点でパンドラは、彼のことをペテルギウスと呼んでいました。
ジュースはペテルギウスの名前の綴りの一部で、親しい人間が呼ぶ愛称と思われます。
苗字は、指先のロマネコンティ一族から取られた可能性もありますが詳細は不明です。
ペテルギウスに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方は是非チェックしてみてください
【リゼロ】ジュースの強さ・能力・権能
魔女の因子の適性はないが怠惰の権能を使う

ジュースには適性がありませんが、魔女因子を取り込んだことで怠惰の権能を使用できます。
大罪司教は、本来は魔女因子に適性のある者が選ばれるようです。
ジュースは例外的に適性のない大罪司教ですが、無理やり怠惰の魔女因子を取り込んで見えざる手を使用可能になりました。
森や岩を簡単に破壊するほどの威力があり、目には見えないため、かなり強力な能力です。
見えざる手を使って空中を高速移動するなど、応用能力もあります。
ただし、適性がなかったのに無理やり取り込んだことで、目から血を流すなど心身ともにかなりのダメージを受けていました。
魂を上書きすることで指先の体に憑依する

ジュースは、魂を上書きすることで指先と呼ばれる人間の肉体に憑依しています。
人間のように見えるジュースですが、精霊なので肉体は持っていません。
作中では指先と呼ばれる人間の体に魂を上書きすることで、自分の肉体にしていました。
憑依された人間は自我を失いますが、志願して彼に体を提供していたようです。
無理矢理体を奪うことも可能ですが、適性が無いと体を奪うことはできません。
【リゼロ】ジュースの過去を解説
ベアトリスの教育係でエキドナの屋敷に出入りしていた

ジュースは、四百年前にエキドナの屋敷に出入りしてベアトリスの教育係をしていたようです。
第五章の四百年前の回想で、ジュースがベアトリスの教育係をしていたことが判明しました。
本人は登場しませんが、エキドナはベアトリスの矯正はジュースに任せると発言しています。
ベアトリスは、教育係のジュースのことは好きじゃないと言っていました。
しかし、ベアトリスはペテルギウスが死んだと聞いて悲しそうな顔をしており、確かな情があったようです。
ベアトリスに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
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エリオール大森林を不可侵の場所とする

ジュースは、エリオールの大森林の封印が破られないように不可侵条約を結んでいます。
大森林には何かが封印されており、魔女教の中に封印を解こうとする者もいました。
ジュースは大罪司教として不可侵条約を結び、過激派の魔女教徒を抑えていたと考えられます。
しかし、虚飾の魔女パンドラによって、100年ほど前に不可侵条約は破られてしまいました。
大罪司教のレグルスは不可侵条約を勝手に決めたと言っており、反感を持つ者が多かったのかもしれません。
パンドラに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
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【リゼロ】ジュースの登場シーンを解説
エリオール大森林に物資を提供する

ジュースは、100ほど前までエリオールの大森林にいるエルフたち物資を提供していました。
大森林にいるエルフたちは、森の奥にある封印を守っています。
ジュースたちは、封印を守る役割を援助していた可能性が高いです。
彼は森のエルフたちを「功績のある方々」と言っており、四百年前の世界の危機で活躍した一族だったと思われます。
パンドラ・レグルスと戦うために魔女因子を取り込む

第五章でジュースは、パンドラ・レグルスと戦うために魔女因子を取り込んでいます。
パンドラたちが大森林を襲撃した際、ジュースは預かっていた怠惰の魔女因子を取り込みました。
適性が無かったせいでかなりダメージを受けましたが、見えざる手を使ってレグルスと渡り合っています。
ただし、不死身になっていたレグルスには、全くダメージを与えられませんでした。
レグルスに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
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誤ってフォルトナを殺害しその後は凶悪な大罪司教に

ジュースはパンドラを攻撃するつもりでフォルトナを殺してしまい、そのせいで完全に心が壊れて凶悪な大罪司教になってしまいました。
敵が仲違いをしてレグルスがいなくなったことで、戦いは有利になります。
ジュースは見えざる手で、パンドラを貫いて殺害。
しかし、それは権能でパンドラに見えたフォルトナでした。
愛する女性を殺したことで、ジュースの精神は崩壊。
パンドラは動かくなったジュースの耳元で何かを呟き、彼は立ち上がるとパンドラと姿を消しました。
その後のジュースは凶悪な大罪司教として行動し、最後はスバルに倒されました。
プリステラでエミリアが気配を感じ取る

プリステラでスバルが見えざる手を使用した際に、エミリアはジュースの気配を感じ取っていました。
第五章でスバルは、レグルスの疑似心臓を破壊するために見えざる手を使用。
エミリアは、見えざる手にジュースの気配を感じて「なんだ…そこにいたのね」と発言しています。
スバルの中にある魔女因子の中に、ジュースの思いが残っているのかもしれません。
【リゼロ】ジュースと未登場キャラの関係を考察
ジュースは約四百年前にエキドナ・フリューゲルに作られた?

ジュースは、エキドナ・フリューゲルによって作られた精霊の可能性があります。
ジュースは人間に憑依して体を手に入れるかなり特殊な精霊であり、人口精霊とも考えられます。
また、フリューゲル・エキドナと関りが深く、少なくともフリューゲルに強い恩を感じていました。
数百年間使命を果たそうとする姿は、ベアトリスに似ています。
作ったのはどちらか片方かもしれませんが、2人がジュースの誕生に深く関わっている可能性は高いです。
エキドナに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
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ジュースは死亡したエミリアの両親に大恩があった?

ジュースは、エミリアの両親に大恩がある可能性が高いです。
彼は、複数の人間に恩を受けたことで今の自分があると発言していました。
具体的に誰に恩を受けたのかは不明ですが、尊敬しているような口ぶりからエミリアの両親も恩人であると思われます。
また、恩人の娘だからこそ、彼女をあそこまで大事にしていたとも考えられます。
エミリアを見て泣いたのはサテラにそっくりだから?

ジュースがエミリアを見て泣き出したのは、サテラにそっくりだったからかもしれません。
久しぶりにエミリアと再会した時、ジュースは驚いて泣き出しています。
おそらくエミリアの姿が、彼の良く知る人物に似ていたからでしょう。
母親に似ていたとも考えられますが、母親は銀髪ではなく人間です。
母親に顔が似ている可能性はありますが、驚くほど似ているとは思えません。
サテラとエミリアが似ているのはほぼ確定しています。
ジュースは、エミリアがサテラそっくりに成長したのを見て感動して泣いたのだと思われます。
2人の関係は不明ですが、過去に戻ったエミリアがサテラになった可能性もありそうです。
エミリアに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
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【リゼロ】ジュースについてまとめ
Re:ゼロから始める異世界生活に登場するジュースについて解説しました。
ジュースは温厚な性格でしたが、自我が崩壊して凶悪な大罪司教になった悲劇の人物です。
すでに死亡していますが、スバルの中で意志が生き残っている可能性もあります。
過去の謎にも関わっているので、回想での再登場や復活の可能性もあるかもしれません。