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【リゼロ】ミネルヴァの権能
憤怒の権能:癒やし
ミネルヴァの権能は、自身が触れた生物の傷を癒す能力です。
そのため、切り傷を負っている人間に対して、拳を叩き込めば傷を直すことができます。
実際にスバルの体がバラバラになった際は、殴られることで体が修復され元に戻っています。
能力の汎用性は非常に高く、自身が直接傷を負った人間に触れることがなくとも傷を癒すことが可能であり、自身が触れたものを対象に投げるだけで傷を修復可能です。
また、致命傷を負ったとしても、触れさえすれば傷が治ります。
魔女と呼ばれているのにもかかわらず、人々から感謝される権能と言えるでしょう。
能力の危険性
ミネルヴァの能力は、非常に優しい権能を所有しているのですが、魔女と呼ばれているのには理由が存在しています。
通常、リゼロの世界では魔法を使う際は、体の中に存在するマナを使用します。
しかし、ミネルヴァが権能を使用する際、自身の体からマナを消費するのではなく、世界のマナの中心である「オド・ラグナ」から使用しているのです。
オド・ラグナで保管しているマナは世界を安定するために必要ですので、ミネルヴァが権能を使用する度に世界に通常通りマナが廻らなくなってしまいます。
そのため、ミネルヴァが権能を使用すると世界のどこかで起こることがなかった天変地異が起こり、沢山の人々が犠牲になっています。
ミネルヴァの周りに関しては癒されているのですが、国家からは危険な人物として扱われているのです。
【リゼロ】ミネルヴァの死因
ミネルヴァはスバルが転生した時点では、すでに死亡しています。
エキドナの力のおかげで魂だけ保っていますが、現実世界には存在しません。
ミネルヴァの過去
スバルと合った当時のミネルヴァは、明るく感情的な性格ですが、魔女になる以前は気弱で常に泣いているような少女でした。
ミネルヴァが育った場所では、常に人間同士で争いが起こっており、自分自身に力がないため、泣いていたのです。
どうすれば争いがなくなるのか考え、力を望んだミネルヴァは驚異的な身体能力で、紛争地帯に出向き暴力で争いを止めて行ったのです。
しかし、暴力だけでは何も解決しないと気づいたミネルヴァに魔女としての権能が発現しました。
発現した癒しの権能を使用して、争いを治めて行ったのです。
最後は狂死
世界各地の争いを癒しの権能で治めて行ったミネルヴァですが、最後は狂死しています。
上記でも解説した通り、ミネルヴァの癒しの権能は使用すると世界のマナが使用されるため、世界各地で天変地異が発生します。
そのため、権能が発現した後のミネルヴァは常に国家から狙われており、どこに行っても命を脅かされていたのです。
そしてミネルヴァの命を狙っている国家が、エルフが孤立して助けを求める状況を作り出し、ミネルヴァをおびき寄せました。
その後、現場に到着したミネルヴァは国家によって殺害されてしまいます。
人々を争いから救い、助けるために動いてきたミネルヴァですが、結局は国家によって殺害されてしまう悲しい人物と言えるでしょう。