討伐には同時に首を斬らねばならない

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堕姫・妓夫太郎は、どちらか片方の首を落とすだけでは討伐できません。
二人同時に首を斬らねばならないのです。

二人同時に、とはいっても、二人とも首が離れた状態を作り出せば問題ありません。
しかし、二人分の戦闘力を相手にしながら、どちらの首も斬るというのは至難の技で、これまで堕姫・妓夫太郎には22人もの柱が敗れてきました。

八重帯斬り

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堕姫が武器である帯を使って繰り出す、刃物のような切れ味の帯を、相手の逃げ道を塞ぎながら相手を切り裂く技です。
漫画10巻にて炭治郎相手に使用しました。

飛び血鎌

https://twitter.com/Phoenix_Rick_/status/1331994202712940545

妓夫太郎が自身の血を剃刀のような薄い刃にして飛ばす毒の斬撃です。
放った後でも起動を変えることができます。

漫画10巻で宇随天元相手に使用しました。

跋弧跳梁

地の斬撃を身の回りに巡らせることで、あらゆる攻撃から身を守ることができます。

漫画10巻で雛鶴が放った藤の花の毒を含んだ無数のクナイを弾くために繰り出されました。

円斬旋回・飛び血鎌

螺旋状の斬撃を両腕に纏う技で、接近戦で使用します

漫画11巻で炭治郎と宇随天元相手に使用しました。

【鬼滅の刃】堕姫(だき)と妓夫太郎の過去

堕姫と妓夫太郎には壮絶な過去がありました。
ここからはそんな二人の過去、そして鬼となった経緯を見ていきましょう。

遊郭の最下層に生まれ貧しい暮らしを送る


堕姫と妓夫太郎は、羅生門河岸という遊郭の最下層の街に生まれました。
子供を養うだけの財力がない二人の母親は、二人を孕っている間にも何度も二人を殺そうとし、生まれてからも、邪魔でしかないと我が子を何度も殺そうとしました。

醜い声と容貌を持って生まれた妓夫太郎は、皆から嘲られ、石を投げられる生活を送っていたのです。

堕姫は赤ん坊の頃に母親に殺されかける

そんな妓夫太郎にとって苦痛でしかない生活も、堕姫が生まれてからは一変しました。
兄を慕い、ついて周り、離れると泣く堕姫が、妓夫太郎はかわいくで仕方なかったようです。

しかし堕姫の容姿(髪や目の色など)を気味悪がり、嫌がった母親は、堕姫を何度も殺そうとしましたが、妓夫太郎が救ってきました。
ある時、母親が堕姫に暴力を振るい、堕姫の髪の毛を剃刀で切った際、妓夫太郎が怒り狂って暴れてからは、親子の力関係が変わり、妓夫太郎に怯えた母親は妓夫太郎と距離を取るようになったのです。

堕姫は美しい娘に成長

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そして、堕姫は年端もいかない頃から、大人がたじろぐほどの美しい娘に成長しました。
その美しさは、道を歩いているだけで声をかけられ、笑ってみせれば、物をもらえるほどだったようです。
堕姫自身もそれを自覚してからはうまく立ち回れるようになり、貧しく飢えた生活から抜け出すことができました。

妓夫太郎は自身が喧嘩に強いということに気づき、取り立ての仕事をはじめました。
醜い容姿とその強さから、皆が妓夫太郎を気味悪がり、恐れたため、妓夫太郎はむしろ自身の醜さが誇らしくなり、美しい妹がいることが妓夫太郎の劣等感を吹き飛ばしてくれたのです。

また、名前がなかった二人でしたが、堕姫は亡くなった母親の病名から(おそらく梅毒)「白梅ちゃん」「梅」と周りから呼ばれるようになりました。
妓夫太郎は遊郭で客の呼び込みや資金回収を担当していた「妓夫」という役職がそのまま名前としてつけられました。

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