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炭治郎の額の痣はなぜ発現した?
まず、痣というものには『先天性のもの』と『後天性のもの』があります。
柱たちの痣は後天性のもので、発現条件を満たした時のみ痣を発現することができました。
一方、先天性とは生まれた時から痣があることで、作中では日の呼吸の使い手・継国縁壱ただ1人とされています。
後天性とは違い、身体的に負担がかからなく、寿命も縮みません。
そして、ここからの内容は作中では言及されていないのですが、炭治郎の父・竈門炭十郎も先天性だった可能性が考えられます。
その理由としては、日の呼吸を継承していた上、相手の身体の中が透けているように見えたり、周囲の時間も遅く感じることができたり、相手の動きを先読みできるようになる『透き通る世界』も習得するほどの実力者だったからです。
もし、父が先天性の場合、炭治郎も先天性の可能性があるということです。
最初は火傷の跡でしたが、火傷する前から痣はあって、火傷で隠れた可能性も十分考えられます。
【鬼滅の刃】炭治郎の痣の変化!何巻の何話で見れる?
実は、炭治郎の痣は何回も色や形が変化しているんです。
では、どの場面で変化したのか、紹介していきます。
漫画では何巻の何話で見れるのかも載せておきますので、参考にどうぞ。
『無限列車編』下弦の壱・魘夢の夢の前後
7巻の第55話〜7巻の第57話
『無限列車編』にて、炭治郎は下弦の壱・魘夢の血鬼術により、夢を見せられてしまいます。
その夢とは、家族が鬼に襲われる以前、家族が生きていた頃でした。
その夢の中では、痣は最終選別前の形に戻っていました。
しかし、夢から覚めると、また最終選別後の形に戻ることになります。
『遊郭編』上弦の陸・妓夫太郎との戦闘中
11巻の第94話
『遊郭編』にて、炭治郎と上弦の陸・妓夫太郎との戦闘シーン。
妓夫太郎の頸を斬ろうとした炭治郎でしたが、なかなか斬ることが出来ず。
「腕の力だけじゃ駄目だ全身の力で斬るんだ 頭の天辺からつま先まで使え」
「渾身の一撃じゃ足りない その百倍の力を捻り出せ」
炭治郎が限界を超えようとした時、痣の範囲が広がり、色が黒くなったのです。
痣が変化すると、炭治郎の刀は頸に食い込み、斬り落とすことに成功。
戦闘が終わると、痣の状態は元に戻っていました。
『刀鍛冶の里編』上弦の肆・半天狗との戦闘中
13巻の第113話
『刀鍛冶の里編』にて、炭治郎と上弦の肆・半天狗との戦闘シーン。
上弦の陸・妓夫太郎との戦いで痣を発現した状況を思い出して、ヒノカミ神楽『日暈の龍・頭舞い』を繰り出した時に、痣の形が変化しました。
その状態で、半天狗の空喜、可楽、積怒の頸を斬ることに成功しています。
15巻の第125話
逃げる半天狗を追おうとする炭治郎でしたが、片足が負傷し、鼓膜も破れていて追うことができず。
そこで善逸の言葉を思い出したのです。
「筋肉の繊維一本一本 血管の一筋一筋まで空気を巡らせる 力を足だけに溜めて一息に爆発させる 空気を切り裂く雷鳴みたいに」
片足一本に力を集中させて、一気に半天狗に追いついた炭治郎。
それでも半天狗の頸は斬れず、刀が食い込んだままに。
刀を霧柱・時透無一郎を借り、ヒノカミ神楽『円舞一閃』を繰り出した結果、頸を斬ることに成功。
このシーンで、一時的に痣の色が濃くなっていました。