【鬼滅の刃】獪岳(かいがく)が鬼になった理由や過去とは?善逸や黒死牟との関係も解説!
出典:『鬼滅の刃』(C)吾峠呼世晴/集英社

鬼滅の刃の敵といえば鬼ですが、そんな鬼たちの中に実は元鬼殺隊の者がいるということはご存知でしょうか?
そんな元鬼殺隊の鬼の一人に獪岳という鬼がいます。
なぜ獪岳は鬼となってしまったのでしょうか。

また、獪岳は善逸の過去の回想シーンにも登場しています。
善逸とはどのような関係だったのか気になるところですよね。

そこで今回は、獪岳が鬼となった理由、そして善逸との関係についても詳しく解説いたします。

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題名収録巻
鬼滅の刃 アニメ1期漫画7巻の54話「こんばんわ煉獄さん」の冒頭まで放送
鬼滅刃 劇場版「無限列車編」漫画7巻の54話から8巻の69話まで収録
鬼滅の刃 アニメ2期「遊郭編」漫画8巻70話〜11巻97話まで収録
鬼滅の刃 アニメ3期「刀鍛冶の里編漫画12巻98話〜15巻127話まで収録
鬼滅の刃 アニメ4期「柱稽古編漫画15巻128話〜16巻136話まで収録
鬼滅の刃 アニメ5期「無限城編漫画16巻137話〜23巻205話最終回まで収録

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【鬼滅の刃】獪岳(かいがく)とは?

まずは獪岳が一体どのような人物なのかみていきましょう。

獪岳のプロフィール

獪岳
出典:pixiv@百鬼。

 

人間時の名前:獪岳(かいがく)
身長・体重:167センチ・64キロ
趣味:博打
死地:無限城内
討伐者:我妻善逸

獪岳の声優は細谷佳正さん

アニメの獪岳の登場シーンは非常に少ないものの、短いセリフの中からも獪岳の複雑な感情が読み取れる素晴らしい演技をしてくださったのが、声優の細谷佳正さんです。

細谷さんの代表作には以下のものがあります。

  • 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(オルガ・イツカ)
  • ちはやふる(綿谷新)
  • 黒子のバスケ(日向順平)
  • テニスの王子様(白石蔵ノ介)
  • 進撃の巨人(ライナー・ブラウン)
  • テラフォーマーズ(膝丸燈)

細谷さんは多彩な表現力で、幅広いキャラクターを演じられているのがわかりますね!

十二鬼月の上弦の陸

十二鬼月とは鬼舞辻無惨に選ばれた鬼の精鋭集団です。
十二鬼月になることで、鬼舞辻無惨から多くの血を分け与えられ絶大な力を持っています。

十二鬼月は上弦6体、下弦6体から成り立っており、下弦の陸から昇順に強くなり、上弦の壱が一番強い鬼です。

「堕姫・妓夫太郎」の死後、上弦の陸に選ばれたのが獪岳です。
つまり、獪岳は多くの鬼たちの中でも6番目に強い鬼、ということになります。


雷の呼吸の壱ノ型のみ使えない

獪岳は鬼となる前は、雷の呼吸の使い手として鬼殺隊に所属していました。

雷の呼吸には6つの型があったのですが、獪岳は壱ノ型のみ習得することができなかったのです。

【鬼滅の刃】獪岳の性格

そんな獪岳はどのような正確だったのでしょうか?

ひたむきで努力家

獪岳
出典:pixiv@ygks

 

獪岳はひたむきに努力を重ね技術を身につけてきました。
その姿は、ともに修行を積んでいた弟弟子も認め、尊敬するほどです。

プライドが高く承認欲求が強い

努力をして実力を身につけた獪岳は、そんな自分を認めて欲しいという思いが人一倍強い人物でした。
高すぎる承認欲求と強すぎる承認欲求は、次第に「自分を正しく評価しない人間に価値はない」と歪んだ思考へと繋がって行ったのです。

【鬼滅の刃】獪岳の過去

どのような過去が獪岳を作り上げてきたのか、獪岳の過去を見ていきましょう。


悲鳴嶼行冥たちとお寺に暮らしていた

悲鳴嶼行冥・獪岳
出典:『鬼滅の刃』(C)吾峠呼世晴/集英社

 

後に岩柱となった悲鳴嶼行冥は、かつて身寄りのない子供たちとお寺で生活をしていました。
家がなく、泥を啜るような貧しい生活をしていた獪岳は、実はこの悲鳴嶼行冥の元で暮らしていたのです。

悲鳴嶼行冥と子供たちは貧しいながらも慎ましく日々を送っていました。

盗みを働き追い出される

そんな中、獪岳はなんと寺のお金を盗んでしまいました。
一緒に暮らしていた子供たちに盗みがばれ、それを咎められた獪岳は追い出されるように寺を逃げ出したのです。

一人山の中を彷徨っていた獪岳は、運が悪いことに鬼に遭遇してしまいました。
しかし、どうしても生き残りたかった獪岳は、鬼に元々住んでいたお寺の場所を教え、子供たちの命と引き換えに自分を見逃してもらうよう鬼に交渉したのです。

寺には鬼よけの香が焚かれていましたが、獪岳はその香を消し、鬼を寺へ招き入れました。
寺にいた子供たちは悲鳴嶼行冥の後ろに隠れていた一人を残して、皆鬼に食べられてしまったのです。

元鳴柱に拾われ、善逸の兄弟子となる

その後命を取り留めた獪岳は、元鳴柱で育手である桑島に拾われ、弟子として雷の呼吸の会得に励むようになりました。

先ほども軽く触れましたが、この時獪岳には弟弟子がおり、その弟弟子が炭治郎の同期である我妻善逸だったのです。

能力がないのに同等の扱いを受ける善逸へきつくあたる

獪岳・善逸過去
出典:『鬼滅の刃』(C)吾峠呼世晴/集英社

 

ひたむきに努力をして実力をつける獪岳に対し、善逸は泣き言が多く、修行もサボりがちでした。
そんな善逸に対し、元鳴柱という尊敬する師から指導をしてもらえるという恵まれた環境であるにもかかわらず、泣き言ばかり言う善逸をよく思っていませんでした。

しかし、善逸は獪岳が努力を重ね実力を身につけたことを理解しており、獪岳を尊敬していました。
ある時、獪岳の陰口を叩く鬼殺隊士を目撃した善逸は、尊敬している兄弟子を馬鹿にされた怒りから、陰口を叩いていた隊士に殴りかかったのです。
そんな理由があったことを知らない獪岳は、問題を起こすなと善逸を叱り飛ばしました。

しかし桑島は二人に分け隔てなく接し、壱ノ型のみ使えない獪岳と、壱ノ型しか使えない善逸の二人で雷の呼吸の後継としたのです。
間違いなく自分のほうが実力があると確信して、自分だけが特別扱いされることを望んでいた獪岳は、その桑島の判断に納得がいきませんでした。

【鬼滅の刃】獪岳が鬼となった理由

そんな、鬼を討伐するために真面目に修行に励んでいた獪岳がなぜ鬼となってしまったのでしょうか。

歪んだ価値観を持っていた

獪岳歪んだ価値観
出典:『鬼滅の刃』(C)吾峠呼世晴/集英社

 

辛い幼少期を過ごしていたためか、どんなことをしても、生きてさえいれば報われる、と歪んだ価値観を持っていました。
自分の命と引き換えに、ともに暮らしていた子供たちを鬼に差し出したのもそんな思いからだったのです。

黒死牟に出会い鬼となる

獪岳と黒死牟
出典:『鬼滅の刃』(C)吾峠呼世晴/集英社

 

鬼殺隊士としての任務で黒死牟と対峙した獪岳は、圧倒的な力の差に恐怖を覚えたため、自ら鬼となることを望みました。
生きてさえいれば勝てる、勝ってみせる、と命乞いをし、黒死牟に鬼にしてもらったのです。

【鬼滅の刃】獪岳が扱う雷の呼吸一覧

これまでもお話してきたように、獪岳は雷の呼吸の使い手です。
獪岳が扱う雷の呼吸を見ていきましょう。

雷の呼吸:弐ノ型 稲魂(いなだま)

弐ノ型 稲魂
出典:『鬼滅の刃』(C)吾峠呼世晴/集英社

 

自身を中心として半円を描くように刃を振るう五連撃です。
無限城にて善逸に放ったこの技の速さに、善逸は獪岳がもう大勢の人間を食べてしまったことを確信しました。

雷の呼吸:参ノ型 聚蚊成雷(しゅうぶんせいらい)

雷の呼吸:参ノ型 聚蚊成雷
出典:『鬼滅の刃』(C)吾峠呼世晴/集英社

 

体を回転させながら波状攻撃を打ち、斬撃が無数に襲う技です。
無限城にて善逸に放ったこの技を善逸はまともに受けてしまいました。

雷の呼吸:肆ノ型 遠雷(えんらい)

雷の呼吸:肆ノ型 遠雷
出典:『鬼滅の刃』(C)吾峠呼世晴/集英社

 

離れた間合いから素早く斬り込む技です。
無限城にて善逸に放ったこの技を善逸は斬り返しました。

雷の呼吸:伍ノ型 熱界雷(ねつかいらい)

雷の呼吸:伍ノ型 熱界雷
出典:『鬼滅の刃』(C)吾峠呼世晴/集英社

 

斬撃によって、肉体を稲妻の形状にひび割り焼いていく技です。
血記述によって強化されたこの技は善逸の全身に傷をつけました。

雷の呼吸:陸ノ型 電轟雷轟(でんごうらいごう)

雷の呼吸:陸ノ型 電轟雷轟
出典:『鬼滅の刃』(C)吾峠呼世晴/集英社

 

この技を一撃でも食うと斬撃で体がひび割れ続けます。
広範囲に放たれ避けるのは困難な技です。

【鬼滅の刃】獪岳の最後と死亡理由

歪んだ価値観と強すぎる承認欲求故に鬼となってしまった獪岳が、いったいどのような最後を迎えたのかも気になるところですよね。
ここからはそんな獪岳の最後と死亡理由についてお話させていただきます。

上弦の陸となり善逸と再会

黒死牟に鬼にしてもらった獪岳は、堕姫・妓夫太郎の死後空席となっていた上弦の陸となり、無限城内で善逸と再開しました。

獪岳が鬼となったため、桑島は介錯もつけず自ら切腹することとなったことを善逸が伝えるも、獪岳は全く気に留める様子もなく、自分を正当に評価しなかったのだから当然だ、と言います。
さらに、善逸と二人で後継とされたことへの不満も口にしました。

こうして、全く悪びれる様子のない獪岳と、兄弟弟子として自らがけじめをつけなければならないと決意した善逸との戦いが始まったのです。

善逸が編み出した型に敗れる

漆ノ型 火雷神
出典:『鬼滅の刃』(C)吾峠呼世晴/集英社

 

獪岳が繰り出した初撃は善逸に斬り返されたものの、その後は血鬼術で強化された雷の呼吸を次々と繰り出し、獪岳が優勢かに見えました。
しかし、決着をつけることを決意した善逸は、自らが編み出した「雷の呼吸:漆ノ型 火雷神」で獪岳にとどめをさしたのです。

獪岳は、自分の知らない型が善逸から繰り出されたことに驚き、桑島が善逸を贔屓していたと罵ります。
善逸が自ら編み出した型であること、「この技で、いつかアンタと肩を並べて戦いたかった」と伝えるも、自分よりも劣っていると思っている善逸が新しい技を編み出したこと、そして自分が負けたことが信じられませんでした。

負けたことを認めたくなかった獪岳は、塵となりながら落下していく中で、自分と同じく落下していく善逸を見て、負けではない、善逸も自分と共に死ぬのだと考えていたその時、愈史郎が現れます。
独りよがりだった獪岳を指摘し「独りで死ぬのは惨めだな」と言った愈史郎が善逸を助けるのを、獪岳はどうすることもできず塵となりました。

【鬼滅の刃】獪岳のまとめ

こうして、善逸や桑島から特別で大切だと思われながらもそれでは満足ができず、ひたすらに欲しがり続けた獪岳は、弟弟子の手により孤独な最後を迎えることとなりました。

獪岳は、壮絶な幼少期を過ごしたことで、愛に飢え、周りを信じられなくなっていたのかもしれませんね。

残念ながら、桑島と善逸が望んだように、二人方を並べて戦う未来が訪れることはありませんでしたが、切ない展開に涙した読者の方も多かったのではないでしょうか。獪岳の登場シーンは決して多くはありませんでしたが、周りからの愛に気づき受け止めていたら、もっと違う結末があったかもしれないと、非常に考えさせられる回でしたね。

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