アニメ「ランウェイで笑って」第3話のネタバレと感想を紹介!
出典:アニメ「ランウェイで笑って」公式サイト

本記事では2020年1月24日に放送された「ランウェイで笑って」第3話を見逃してしまった方に、ストーリーのネタバレや感想をご紹介します。

柳田一の初めてのコレクションは、トラブル続きでドタバタします。

急きょ駆けつけたモデルとして藤戸千雪が現れますが、それでも彼女はモデルとして低身長であることから、用意された服を急ピッチでフィッティングしなければなりません。

その役割を都村育人が引き受けようとしますが…。果たして都村育人と藤戸千雪の手で、コレクションを成功へと導くことができるのでしょうか。

アニメ「ランウェイで笑って」第3話のあらすじ

柳田一
出典:アニメ「ランウェイで笑って」公式サイト

 

トラブル続きで慌ただしく動いている柳田一のコレクション。

都村育人は藤戸千雪が着用する衣装の修正を志願すると、柳田一からGOサインと貰い、出番が回ってくるまでに急ピッチでの作業を始めていきます。

いざ作業に取りかかった育人でしたが、実際に目の当たりにすると、どう手をつければいいのか悩むことに。

分厚い生地をカットしても縫い目を隠すのが難しく、仮に取りかかったとしてもミスはできない。

慣れないミシンを扱わなければならいということもあり、焦りから育人は大量の汗をかいていました。

そんな焦っている彼の姿を見て、千雪は「私を見て」と一喝。

千雪の励ましにより落ち着きを取り戻た育人は、同時に衣装の修正のアイデアを想像します。

インスピレーションに従うままに行動していき、ショーに出演しているモデルたちも時間を稼いでくれたおかげで、育人はなんとか千雪の出番までに衣装を修正しきるのでした。

千雪はモデルとしてランウェイを歩いていきます。

しかし他のモデルと比べて低い身長の千雪を見て、観客たちはトラブルがあったのではと囁き始めました。

観客の声は一切耳に届いていない千雪でしたが、ランウェイの折り返し地点にさしかかると、ここでもトラブルが発生することに。

千雪は使用してはいけないヒールを着用しており、その影響でヒール部分が折れてしまって、バランスを崩してその場でこけてしまうのでした。

まさかのトラブルでコレクションが失敗に終わるのかと思いきや、そこで育人の仕掛けた遊び心が発動します。

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アニメ「ランウェイで笑って」第3話のネタバレ

ネタバレ①:限られた時間で作業をする都村育人

育人と千雪
出典:アニメ「ランウェイで笑って」公式サイト

 

藤戸千雪が着用する衣装の修正を志願した都村育人は、柳田一からGOサインを貰います。

コレクションもスタートしたため、柳田は育人に指示を出すことが一切できず、すべて本人の知識や経験が求められる状況となりました。

しかしいざ修正に取りかかろうとしても、分厚い生地を切って縫い目を整えるだけの環境と技術、何よりも自信を持っていません。

育人は一度冷静になろうとして、考えられる修正案をデザインしようとします。

額から滴る汗の量は尋常ではなく、育人はミスをできないというプレッシャー、そしてなによりも柳田の期待に応えなければという気持ちで精一杯でした。

周りが見えなれば頭も回らない……まさに八方塞がりの状況でしたが、そこに藤戸千雪が救いの手を差し伸べます。

千雪は自分なりに励まし、育人を勇気づけます。

彼女の言葉に感化されて、育人は冷静を取り戻すだけでなく、衣装の修正案を頭にイメージしました。

タイムリミットが迫る中、急ピッチで作業を進めていく育人でしたが、無情にも時間が来てしまうことに。

しかしショーに出演するモデルたちは、育人に作業へ戻るように言います。

彼女たちはランウェイから帰ってくるたびに変化していく衣装を見て、育人が修正する服がどんな形になるのかを楽しみにしていました。

モデルたちの協力、そして時間稼ぎもあって、育人はなんとか衣装を修正しきります。

ネタバレ②:ランウェイのタブーを犯した藤戸千雪

ランウェイを歩く千雪
出典:アニメ「ランウェイで笑って」公式サイト

 

急ごしらえながら、なんとか藤戸千雪が着用する衣装の修正が完了します。

最後に糸を切って送り出した都村育人は、バックステージに用意されたモニターから、彼女のウォーキングを見つめていました。

千雪にとっては初めてのコレクション出演。観客の声が聞こえない状態にあるだけでなく、BGMがかすかに聞こえて胸の高鳴りを感じていました。

日常生活の千雪を見れば、あからさまに緊張をしていることが分かります。

それでもショーモデルとして立派にランウェイを歩き、折り返し地点を迎えることになりました。

しかしトラブルが三度発生することになり、今度は千雪が履いているヒールが折れてしまいます。

突然の事故に対応できるわけもなく、千雪はランウェイの先端で込めてしまいますが、この窮地を救ったのは衣装を修正した育人でした。

千雪が倒れると同時に首元で結ばれていた裾部分が解けていき、観客にはまるで蝶が羽を広げたかのように見えます。

この仕掛けには柳田一も驚くばかりで、育人に事故が起きることが分かっていたのかと問い詰めます。

しかし育人は千雪がこけることを想像しておらず、遊び心で仕掛けたものだと説明。

観客の視線を釘付けにした育人の仕掛けですが、千雪は最後までモデルの仕事を全うしようとします。

もう一度ランウェイに立ち上がり、こけたことをごまかすようにして、満面の笑みを見せるのでした。

しかしランウェイを歩くモデルにとって、「こけること」「笑ってはいけない」という絶対のルールが存在します。

ただ観客たちはそのことを一切気に留めず、ただ育人の美しい演出と役割を務めた千雪に対し、喝さいを浴びせるのでした。

ネタバレ③:力を認めてもらった都村育人だが…

かくして柳田一初のコレクションは、都村育人と藤戸千雪のおかげで成功することに。

観客の拍手がそのことを証明しており、柳田もまた難しい仕事を務めた育人を、素直には褒めずとも才能を認めます。

「拍手の半分をくれてやる」という言葉は、まだ駆け出しのデザイナーである育人にとって、胸に響くものでした。

しかしプロの目線に立てば、育人はまだまだ実力不足としか言えません。

実際に衣装の修正に取りかかったものの、時間までに間に合わせることができませんでした。これはモデルたちの協力があったためで、彼女たちの力がなければ成り立ちませんでした。

そしてなによりも、技術不足である部分が露呈してしまっていること。千雪は立ち上がって腰に手を当てていましたが、そのポージングがなければ荒い縫い目が目立っているところでした。

柳田のコレクションに参加していたスタッフからの言葉は的確で、育人は自惚れるよりも実力の無さを痛感します。

しかし千雪は、育人の作業を実力不足だとは言いません。

柳田もまたその事実を突きつけておらず、彼の言葉通り、会場に響き渡っていた拍手は紛れもなく育人が受け取っていいものだと言います。

なにはともあれ、コレクションが無事に終了したことは事実。

そして同時に、都村育人はデザイナーとしての道を、藤戸千雪はパリコレモデルへの道を、それぞれ本格的に歩み始めました。

アニメ「ランウェイで笑って」第3話の感想

筆者感想

コレクションが成功したのは事実ですが、その一方で都村育人の実力・技術不足も見られた第3話。

しかしデザイナーとしての才能の片りんを見せたことは間違いなく、ここからどのようにデザイナーの世界を渡り歩いていくのかが気になるところ。

そして藤戸千雪に関しても、初めてのランウェイをしっかりと歩いていきました。

タイトル回収となった物語でもありますが、ショーモデルは「笑ってはいけない」というルールが存在していたのは、「ランウェイを笑って」を見なければ知らなかったでしょう。

あくまで主役は服であるわけですから、その理由には納得せざるを得ません。

しかし育人のイメージにもあるように、千雪は型破りな部分を持ち合わせていますから、これからどんなモデルとして活躍していくのかが見どころでしょう。

なにより、2人にとって初めての同じ舞台での活動となりました。

柳田一のコレクションという小さな箱での共演でしたが、この先どのような大舞台で2人が活躍するのか。

互いに支え合って励まし合う2人の関係が顕著に描かれていましたので、第4話以降からの展開が楽しみで仕方ありません。

みんなの感想・口コミ

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第1話~第3話までの流れを汲み、都村育人と藤戸千雪が一緒に仕事をしたという内容は、多くの視聴者に勇気と感動を与えたようです。

身長が低くてもモデルをしている千雪ですが、彼女は絶対にあきらめないという強い気持ちを持って行動してきました。その願いが実現して、ランウェイを歩いた姿には、胸に込み上げるものを感じていたようです。

また性格には難がありますが、柳田一のカッコよさにも惹かれていく人が少なからずいます。自分を貫き通すことで現場を保たせるという行動は、並み大抵のことではできません。

東京コレクションでのショーが終わったことで、次はどのような展開が待ち受けているのか。原作を読んでいる人たちも、どのように描かれるのかが気になっている様子でした。

アニメ「ランウェイで笑って」第3話のまとめ

都村育人は藤戸千雪との出会いにより、デザイナーという夢にまで見た世界に足を踏み入れるだけでなく、ショーを作る1人の人間としてその場に居合わせました。

千雪もまた育人との出会いによって、それまで低身長を理由に拒まれてきたモデルの世界でしたが、東京コレクションという舞台でその1歩目を踏み出していきます。

互いにピンチヒッターという立場であり、ミスやトラブルが重なり、偶然によって助けられました。

とはいえ、初めての2人による共演となったことから、次もまた一緒にやりたいと思うように。

出会って間もなく、一緒に憧れの世界へと踏み入れた2人は、これからどのように成長していくのか……。

まとまりがあって大団円と言っても遜色ない内容だったからこそ、次の展開に期待したいばかりです。

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