目次
⑤メンタルの強さ
童磨は、恐怖や絶望、後悔がないに等しいと言えるほどの強靭なメンタルを持っています。
胡蝶しのぶ、カナヲ、伊之助の活躍により倒された童磨は、地獄へ行く前の精神の世界で胡蝶しのぶに告白をしていました。
もちろん、胡蝶しのぶに断られたのですが、死を前にしても笑いながら楽しそうに話していることがすごいですよね。
上弦の壱・黒死牟は死ぬ直前、「弟の緑壱になりたかった」と後悔をして死んでいったり、鬼舞辻無惨でさえピンチになった時、赤ちゃんのような姿で必死になって生き延びようとしていました。
無様な姿を見せることなく、自分らしく死んでいった童磨はかっこいい。何があっても曲げない強い心を持っていることは、すごくかっこいいですね。
【鬼滅の刃】童磨のかっこいいシーン・画像6選
童磨のかっこいいシーンはたくさんありますが、ここでは厳選して6つ紹介します。
①妓夫太郎・堕姫に血を分け与えたときの童磨
11巻の第96話「何度生まれ変わっても(前編)」
上弦の陸・妓夫太郎と堕姫の回想シーン。
2人の人間時代はかなりひどいものでした。
兄の妓夫太郎は生まれた時から、醜い容姿をしているという理由で両親から虐待を受けて、何度も殺されかける毎日。
家族も貧しく、生きていくことがつらかったのですが、そんな時、生きる希望になってくれたのが妹の堕姫の存在でした。
堕姫は、兄とは正反対に容姿は端麗で、街でも噂になる程。
そんな2人は貧しいながらも、助け合いながら生きてきたのですが、ある日の事件をきっかけに、堕姫が火炙りにされてしまいます。
妓夫太郎は生きる希望を失い、途方に暮れていたその時、当時上弦の陸・童磨が2人の前に現れたのです。
女性の死体を持って、口の周りを血だらけにしながら笑っている異様な光景。
そこで、兄妹2人に「鬼にならないか」と話を持ちかけます。
死にそうな2人にとっては童磨は救世主でした。
この提案を持ちかけているシーンはカッコよかったですね。
②胡蝶しのぶに遭遇したときの童磨
16巻の第141話「仇」
無限城にて、胡蝶しのぶが童磨と遭遇したシーン。
その時の童磨は、女性の死体を喰べている最中でした。
童磨は胡蝶しのぶに気づくと、口に血のついた状態でニコニコ笑いながら挨拶してきたのです。
童磨
「やあやあ初めまして
俺の名前は童磨
いい夜だねぇ」
人間を喰べている鬼なのに、人間のように愛想よく自己紹介している姿は奇妙だったのですが、このぶっ飛んだキャラクター性がかっこいいですね。
③胡蝶しのぶの毒が効かなかったときの童磨
16巻の第141話「仇」
胡蝶しのぶの姉であるカナエは、元花柱として活躍していたのですが、ある鬼に殺されてしまいました。
そのカナエが息を引き取る直前、しのぶはカナエを殺した鬼の特徴を聞いていたのですが、その特徴が童磨と一致。
それに気づいたしのぶは、やっとたどり着いた姉を殺した張本人に会うことができ、怒りに満ちていました。
童磨も当時のことを覚えていて、その時のことを話し始めたところ、聞きたくなかったしのぶは先制攻撃を仕掛けます。
一瞬の突き技で、童磨の左目に攻撃をくらわせました。
しのぶの日輪刀には毒が仕込んであるため、普通の鬼であれば数秒で死にいたるのですが、童磨は数秒の苦しみがあったものの、すぐに毒を分解。
その時の童磨がカッコよかったですね。
毒をくらって楽しそうにしていた様子が童磨らしく、実際に童磨自身も毒を喰らうことが「面白い」「癖になりそう」とも言っていました。