目次
【鬼滅の刃】猗窩座の死亡シーン
頸を斬られた猗窩座は一体どうなったのか。
その後を見ていきましょう。
頸を斬られても消滅せず
猗窩座は頸を斬られた後も、無理やり頸と体を引っ付けようとします。
それを防ごうと、刀を投げた冨岡義勇。
猗窩座の頭をにあたり、頸を落とすことに成功します。
これで勝ったと思いましたが、猗窩座の体は消滅しません。
体だけの猗窩座は動き出し、動けずに気絶していた炭治郎に向かって歩き出します。
炭治郎は殺させまいと、冨岡義勇は「俺を殺せ」と言いますが、猗窩座は止まりません。
そこに、猗窩座の手を引っ張って止める人物が現れます。
それが、猗窩座の人間時代の恋人であった恋雪という女性でした。
猗窩座は最初、この女性が誰なのかわからなかったのですが、徐々に人間時代のことを思い出していきます。
大切な人を亡くした人間時代の回想
猗窩座の人間時代の名は、狛治。
唯一の家族である父親は病気で常に寝込んでいたため、普段の食事が食べれないほど貧乏でした。
心優しかった狛治は、父親の薬を買うために、盗みをするようになります。
何度も捕まっては刑罰を与えられて傷を増やしてくる狛治に、父親は耐えられなくなり、自殺してしまうのです。
身内がいなくなってしまった狛治は、一人町を転々としていました。
ある町で、慶蔵という素流の師範と出会い、その道場に連れて行かれた狛治は、父親と同じように病気で寝込む恋雪という女性と出会います。
それからは、恋雪の介護と素流の稽古を真面目に取り組むようになります。
数年の月日が経ち、恋雪の病気は治ります。
前々から約束していた花火大会に行った狛治と恋雪は、そこで結婚を約束します。
しかし、狛治が留守の間に、道場の井戸に毒を入れられ、それを飲んだ恋雪と慶蔵はなくなってしまったのです。
生きがいがなくなった狛治は、鬼舞辻無惨と出会い、鬼になるのでした。
最後は自ら死を選ぶ
回想が終わると、猗窩座の頭は再生しかけていました。
目を覚ました炭治郎は、猗窩座の頸を斬ろうとしますが、力が入らずに刀を落としてしまいます。
それでも炭治郎は素手で猗窩座の顔を殴ります。
そして、猗窩座は自分の過去を思い出しました。
術式展開して攻撃を仕掛けようとする猗窩座に、炭治郎は動けない冨岡義勇を抱えて、一旦離れようとします。
しかし、猗窩座の攻撃は自分の体への攻撃でした。
ボロボロになる猗窩座ですが、体はすぐ再生していきます。
再生を拒もうとする猗窩座の頭の中には、父親と師範の慶蔵が現れ、猗窩座を恨んだりしてないから帰ってくるように言われます。
しかし、そこに鬼舞辻無惨が現れ、死は許さないと訴えられます。
揺れる猗窩座でしたが、そこに恋雪も現れ、猗窩座と共に死を選ぶのでした。