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裏梅が夏油と一緒にいた理由
裏梅は千年前から生きている術師ですが、現代でも若々しい姿です。
そのため、裏梅は獄門疆に千年間封印されていたか、過去の術師の呪肉体のどちらかと考えられます。
どちらの存在なのか長らく不明でしたが、単行本25巻で裏梅の器が氷見汐梨と言う名前であることが加筆されました。
これにより、裏梅が過去の術師の呪肉体だと確定。
過去の術師は偽夏油(羂索)を契約し呪物となったため、裏梅と偽夏油(羂索)もお互いの目的のために契約したと思われます。
宿儺と偽夏油(羂索)は協力関係にあり、裏梅が偽夏油(羂索)と一緒にいたのは宿儺の復活のためでしょう。
死滅回游で伏黒に受肉した宿儺と合流した後は、宿儺といることが多くなっています。
裏梅の声優は斎賀みつき
アニメ呪術廻戦で裏梅を演じている声優は、斎賀みつきです。
少年や青年を演じることが多い低音ボイスの女性声優で、非常に多くの男性キャラを演じたことで知られています。
ラジオでリスナーから、男性声優と勘違いされたこともあったようです。
2023年のアニメでは、『The Legend of Heroes 閃の軌跡 Northern War』のヨシュア・ブライト、『ダークギャザリング』の神様などを演じています。
【呪術廻戦】裏梅の正体と両面宿儺の関係は?
裏梅の正体は両面宿儺の専属料理人
裏梅の正体は、両面宿儺の専属料理人です。
裏梅は「おいしい料理を作れる」という理由だけで、宿儺の隣に立つことを許された人物。
なぜ宿儺は料理人をそばに置いたのか、その理由は宿儺が人を食べることにありました。
初めて宿儺が虎杖の体を乗っ取った時、呪霊の肉には見向きもせず、人間の女子供を求めていたことを覚えていますか?
これは宿儺が女性や子供を食の対象として見ていたからです。しかし、人間をおいしく調理できる者は多くありません。
その点、裏梅は人間をおいしく調理する才能に秀でていたため、宿儺は裏梅をそばに置いていたのです。
裏梅は千年もの間ひたすら宿儺の復活を望んでおり、宿儺もまた裏梅を一目見ただけでその存在を思い出していました。
2人の間に何かしら強い絆があることは確かですが、現時点では、裏梅は宿儺の専属料理人以外の情報は分かっていません。
両面宿儺に関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方は是非チェックしてみてください
裏梅の真の目的をネタバレ考察
裏梅は宿儺を完全復活させるために行動していましたが、その後の目的があると思われます。
宿儺は、虎杖悠仁の体に受肉していた時は自由に動くことができませんでした。
しかし、伏黒恵の体に受肉し十種影法師術を使えるだけでなく、肉体を完全に支配することに成功。
裏梅が集めた4本の指と宿儺の即身仏を取り込んだことで、宿儺は全盛期と同等の力を取り戻しました。
五条悟との戦闘後に宿儺は本来の姿に戻っており、宿儺は完全復活を遂げたと考えていいでしょう。
宿儺復活後も裏梅はサポートのために動いており、裏梅の最終的な目的は宿儺と同じなのかもしれません。
宿儺の目的は十種影法師術で世界を変えることとも考察されていますが、裏梅の目的は呪術廻戦の物語のラストに関わるほど重大なのかもしれません。
【呪術廻戦】裏梅と五条悟の関係をネタバレ考察
裏梅は菅原道真と深い関係にある
https://twitter.com/jujutsu_sono/status/1345748755677466629
五条家の祖先である菅原道真はとても梅好きだったことをご存じでしょうか?
5歳の時に初めて和歌を詠んでからいくつもの梅の歌を詠み、菅原道真を奉った太宰府天満宮には梅の木が植えられています。
梅にまつわる伝説も残るほど梅好きとして知られる菅原道真と、五条悟に似た容姿で、名前に「梅」がつく呪術師が全く無関係とは考えられません。
また、現実世界には裏梅と呼ばれる家紋が存在します。
梅紋の始まりは菅原道真がまつられる天満宮が神紋としたことが始まりといわれており、裏梅は梅の花びらを後ろ側から見た状態の家紋です。
単に菅原道真と関係のある人物を登場させるのであれば「梅」が付く他の名前にしてもよかったはず。
しかし、あえて「裏梅」を使用したのは、かつて五条家を裏切って呪詛師になったことを示唆しているのではないでしょうか。
いずれにせよ、裏梅は菅原道真と深い関係にあったと考えられます。