太陽の神ニカとDの一族の関係とは

それでは本記事の最後に、太陽の神ニカとDの一族の関係について考察していきましょう。

太陽の神ニカに成るための条件はDの一族であること?

ヤマトとおでんの日誌
出典:pixiv@Suzu

 

本記事ではこれまでに

  • 太陽の神ニカは「人を笑わせ苦悩から解放してくれる “伝説の戦士”」
  • 太陽の神ニカは「世界を統べるにふさわしい人物」に意志を受け継がせ、世界の安寧を保とうとしている

と考察してきましたが、意志を受け継ぐため、つまり太陽の神ニカに「成る」ための条件にはDの一族であることが必要不可欠だと思われます。

その理由はワノ国編で登場したヤマトのセリフです。

「だってルフィの名前には”D”がついてるんだもん!!!」

おでんの航海日誌にはロジャーとともに知った世界の全てが書かれていると思われるのですが、ヤマトはこのセリフをおでんの航海日誌をみながら話していました。

つまり航海日誌には

  • Dの一族がどのような役目を持っているのか
  • これまでのDの一族がどのようなことをしてきたのか

そして、ヤマトのセリフから

  • 800年の時を越え現れるジョイボーイの条件がDの一族であること

が書かれていたと思われます。

本記事ではジョイボーイと太陽の神ニカは同一視できる存在だと考察しているため、ヤマトのセリフはそのまま「太陽の神ニカの条件もDの一族であること」だと捉えることができそうです。

ちなみにヤマトについてはこちらの記事で解説しています。ぜひチェックしてみてください!

ルフィが現代の太陽の神ニカに成る伏線は「笑顔」と「シルエット」

ルフィはゴムゴムの実を覚醒させ太陽の神ニカの能力を手に入れましたが、その伏線はこれまでに複数登場していたと思われます。

その中でも特に重要と考えられるのが、ルフィの「笑顔」と空島での宴シーンの「シルエット」です。

ルフィは度々戦闘中に「ニ”カ!!」という効果音のついた笑顔をするため、これこそがニカの意志が受け継がれる人物の特徴だと考えられます。

また、宴のシーンでは「解放のドラム」と同じリズムが鳴り響き、キャンプファイヤーを囲んで踊るルフィのシルエットが、後に登場する太陽の神ニカのシルエットと酷似しています。

ワンピースではルフィに「2」や「5」の数字が結び付けられることが多いようなので、やはり太陽の神ニカという存在は初期からの構想だったのでしょう。

ロジャーやロックスは「ジョイボーイ=太陽の神ニカ」になれなかった存在

お前もジョイボーイにはなれなかったか
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

本記事では、ルフィと空白の100年のジョイボーイは「太陽の神ニカ」に成った人物だと考察しています。

そして、この二人とは反対に

  • ゴール・D・ロジャー
  • ロックス・D・ジーベック

の二人は太陽の神ニカになれなかったと考えます。

ロジャーが成れなかった人物だと思われる理由は

  • 「おれ達は…早すぎたんだ」というロジャーのセリフ
  • 寿命の問題

です。

早すぎたというのはポセイドンの話も含まれるでしょうから、恐らく太陽の神ニカに成るためにはタイミングも重要であると思われます。

また、カイドウのセリフ

「お前もジョイボーイになれなかったか」

から、カイドウと繋がりのあったロックス・D・ジーベックもジョイボーイになれなかった人物、つまり太陽の神ニカになれなかった人物であると考えられます。

ロックスについては、本記事でもすでにご紹介したこちらの記事でも触れていますのでぜひチェックしてみてください!

太陽の神ニカについてのまとめ

今回は太陽の神ニカについて考察してみましたが、いかがでしたか?

作中での登場が少なく情報も限られていますが、考察してみるとワンピースの世界でどれだけ重要なものかがわかりましたね。

ワンピース最終章ではこれまで隠してきた世界の謎が全部書かれるそうなので、太陽の神ニカの謎解明も期待していきましょう!

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