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光月おでんに贈った『大業物 ”閻魔”』
二本目は光月おでんに贈った刀「閻魔」です。
こちらも和道一文字と同様、刀剣の等級は「大業物」に分類されており「地獄の底まで切り伏せる」といわれています。
閻魔は光月おでんが亡くなった後、娘の光月日和へと受け継がれましたが、ワノ国編でゾロが「秋水」という刀をワノ国に返納する代わりに日和から閻魔を受け継ぎました。
閻魔は百獣のカイドウの体に傷を付けた唯一の刀とされており、その威力は凄まじいですが、持ち主の”流桜(覇気)”を勝手に放出し必要以上に斬るという妖刀のような特性を持っているため、ワノ国でも実際に閻魔を扱えたのは光月おでんのみとされています。
なお、閻魔は
- 黒刀に成っていない刀であり、ゾロ次第で位列が上がる
と作中で明言されています。
今後ゾロが閻魔を黒刀化できるかどうかについてはこちらの記事で詳しく考察していますので、ぜひチェックしてみてください!
ゾロの血筋と霜月コウ三郎の関係は?
ここでは、ゾロと霜月コウ三郎の関係についてみていきましょう。
霜月コウ三郎はゾロの回想に登場した村のジジー
本記事でもすでに触れていますが、霜月コウ三郎はゾロの回想シーンで登場しました。
ゾロは霜月コウ三郎の名前を知らなかったようですが、村のジジーとして記憶していたようです。
また、ワノ国編でゾロがモモの助に勇気が出ないときに心を奮い立たせるおまじないとして「スナッチ」という掛け声を教えていましたが、この言葉はゾロが幼少のころに村のジジーである霜月コウ三郎から教えてもらったものだと語られています。
このスナッチという掛け声は漢字で「捨名知」と書き、
「自分を大切にするから人間はビビるんだってな!!」
「”名前”を捨てろ」
「”知恵”を捨てろ」
「頭を空にして飛び込むのみ!!」
という意味で使われているそうです。
また、回想シーンでは
「それよりジジー昔サムライだったのか?道場のみんなが言ってた」
と聞くゾロに対して、霜月コウ三郎がサムライだと知れたら海軍が押し寄せてくるから黙らせとけといった会話が描かれており、当時からワノ国や侍たちは重要な立ち位置にいたことがうかがえます。
ゾロの血筋はワノ国の霜月家?
霜月コウ三郎がシモツキ村の創設者であることが判明したことで、ゾロが霜月家の血を引いている可能性が非常に高くなりました。
ゾロと霜月家といえば、こちらもワノ国で登場した故人「霜月牛マル」とゾロの容姿がウリ二つだということが思い出されます。
「オニ丸」「河松」「ヒョウ五郎」など、複数人がこの二人の容姿が似ていると話しており、どうにも他人の空似では説明がつかないレベルのようです。
そのため筆者は、このような事実やシモツキ村の創設者が霜月コウ三郎であることから、ゾロと霜月家の関係は
- 霜月牛マルがゾロの祖父
だと考えています。
この考察についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひチェックしてみてください!