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ワンピース争奪戦と麦わらの一味の現状
「”火ノ傷”の男」について、現時点では何も情報を持っていないと思われる麦わらの一味ですが、このままだと麦わらの一味はワンピース争奪戦に参加できないという事でしょうか。
結論から言うと、その心配はないと思われます。
その理由はロビンという存在とイヌアラシのこちらのセリフです。
「ゆガラ達はこれまでの旅ですでにその先の冒険を始めているのだ」
このセリフはログポースの指針通りに進まず、ビブルカードでゾウまで来たことに不安を覚えたナミが問題ないかどうかをイヌアラシに聞いた時の返答です。
この返答の後イヌアラシは
「本来ならば——その”記録”の終着点で初めて気づくのだ」
「”歴史の本文”と”古代文字”の「謎」に…!!!」
「それを生み出した文明と見えぬ最後の島「ラフテル」の存在に!!」
とも話しています。
このことから、
- ワンピース争奪戦とは、本来であれば終着点で謎に気づいた後の冒険のこと
- 古代文字を読めるロビンが仲間である麦わらの一味は、すでにワンピース争奪戦に参加している
ということだと考えられます。
「”火ノ傷”の男」の正体予想
それでは、「”火ノ傷”の男」の正体を予想していきましょう。
麦わらの一味だけが「”火ノ傷”の男」の男を知らない理由
前述のように、キッドやキラーは「”火ノ傷”の男」について知っており、ローも言及してはいないもののその様子から何か情報を得ていると思われます。
つまり、3つの海賊団の中で麦わらの一味だけが「”火ノ傷”の男」を知らないという状況ですが、これはなぜなのでしょうか。
考えられるのは、キッドとローは
- 麦わらの一味が修行していた2年間
で「”火ノ傷”の男」を知った可能性が高いという事です。
この期間、麦わらの一味は外の情報を得にくい環境にいました。
反対にキッドとローはこの間もずっと新世界にいたと思われます。
そのため、この2年の間で知りえた情報だと考えるのが自然でしょう。
オハラの学者や三つ目族など「古代文字」を読める人物?
「”火ノ傷”の男」の正体を予想するにあたって重要なもう一つのポイントは、
- ポーネグリフや古代文字、文明やラフテルについて知っている人物
であるという事です。
「”火ノ傷”の男」というワードが初めて登場した1056話のキラーのセリフ
「おれ達もコイツに本腰入れなきゃなキッド」
の”コイツ”とは、状況的にポーネグリフを指していると考えて間違いないはずです。
そうなると、必然的に「”火ノ傷”の男」はポーネグリフについて詳しい、もしくは古代文字を読める人物であると考えられます。
現状、古代文字を読める人物はロビンだけとされていますので、
- ロビンのほかに生き残っていたオハラの生き残りの学者
- 真の開眼を果たした三つ目族
などが「”火ノ傷”の男」の特徴に該当しやすいでしょう。
「”火ノ傷”の男」は一体誰なのか
それでは本記事の最後に、「”火ノ傷”の男」が誰なのかを考察していきましょう。
元海軍大将”青雉” クザン
”火ノ傷”というワードから、これは火傷のことであり、赤犬と戦って火傷を負った元海軍大将”青雉” クザンが「”火ノ傷”の男」なのではないかと言われることがあるようです。
現在青雉は黒ひげと手を組んだという情報が判明しているため、何か重要な情報を握っていてもおかしくありません。
ただ、青雉は元海軍大将として広く知られている人物なので、キッドがわざわざ「”火ノ傷”の男」と名前を伏せる理由がいまいちピンときません。
また、キッド達は持っていなくて、青雉だったら持っている「ワンピース争奪戦に参加するために必要なほど重要な情報」とは何か?と言われると、中々難しいところです。
もし青雉が「”火ノ傷”の男」なのであれば、海軍に所属していたことで知りえた情報、もしくは趣味が歴史研究である黒ひげから知りえた情報である可能性が高いでしょう。