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説②イム様がウラヌス?
二つ目の説は「イム様がウラヌス」です。
前述のように、ルルシア王国が巨大な何かから攻撃を受けたこと自体は間違いないでしょう。
しかし、その巨大な何かではなく、イム様自身がウラヌスなのではないかという説も多く見られます。
ルルシア王国が壊滅するまでの一連の流れの中で、2コマだけイム様が描かれました。
相変わらずシルエットのみでセリフもなく、イム様が何かをしていた描写はありません。
しかし、イム様の1コマ目では「ゴゴゴゴ…」という擬音が一緒に描かれており、まるでイム様から音が発しているようにも見えます。
そしてイム様の2コマ目では、イム様の超ドアップが描かれ、イム様の特徴的な瞳が印象的なコマになっています。
たった2コマですが、これで何もないという方が不自然なほど異様に意味深な雰囲気を醸し出していたため、イム様自身がウラヌスであり、ウラヌスの能力で巨大な何かを操作して攻撃したのではないかと言われています。
なお、イム様についてはこちらの記事で詳しく解説・考察しています。こちらも併せてぜひチェックしてみてください!
説③虚の玉座はウラヌスのコクピット?
パンゲア城の虚の玉座が、ウラヌスのコクピットだという考察もあります。
ルルシア王国が壊滅する直前にイム様がドアップになるのと同時に、サボが通信で虚の玉座について話していました。
サボが虚の玉座に座るイム様の事を話そうとした時に、ルルシア王国は攻撃を受けて消滅します。
描写的に虚の玉座に座るイム様がウラヌスを動かしているようでもあり、虚の玉座に座がウラヌスのコクピットの可能性があるでしょう。
虚の玉座がウラヌスのコクピットなら、誰も座れない玉座とは古代兵器を隠すための方便だったと考えられます。
また、虚の玉座は座った者の命を吸い取るという予想もあり、不老のイム様以外が虚の玉座に座ると死んでしまうとも言われています。
ウラヌスの強さ
本記事の考察通り1060話の攻撃がウラヌスによるものであるという前提で強さを考察しますが、ここまでお読みいただいた方であればすでに十分に伝わっているであろうほど、ウラヌスは異常な強さを持っていると思われます。
プルトンは一発で島一つを吹き飛ばすと言われており、ポセイドンは世界を海に沈められる力を持っているそうです。
そのため説明文だけだと明確な力の差はあまり感じられず、古代兵器の中での強さランキングはまだわかりませんが、ポセイドンと比べるとウラヌスは明らかに「攻撃特化型」と言えるでしょう。
攻撃できる回数や時間などの制限にもよってくるとは思いますが、空を飛んでいるという時点で対抗手段がかなり限られるため、もしかしたら古代兵器の中で一番厄介ではあるかもしれませんね。
ウラヌスが起動したのはマザーフレイムのおかげ?
ルルシア王国を攻撃したのがウラヌスだとすると、なぜ世界政府は今までウラヌスを使用しなかったのかという疑問が残ります。
作中のセリフからウラヌスが起動したのは、ベガパンクがマザーフレイムを開発したからではないかと考察できます。
ベガパンクが開発したマザーフレイムはウラヌスの燃料?
ベガパンクが開発したマザーフレイムは、ウラヌスを動かす燃料の可能性があります。
1060話でルルシア王国が攻撃される直前に、イム様は「ベガパンクが作ったマザーフレイムを使いたい」と発言しています。
この発言だけだと、ルルシア王国を攻撃した巨大な何かはベガパンクの発明のようでもあります。
しかし、マザーフレイムは一度使うと無くなるらしいことが判明。
五老星はベガパンクヨークにマザーフレイムを作れるかと質問し、ヨークは「アレを作る融合炉はこの島にある」と答えました。
五老星とヨークの会話から、マザーフレイムは巨大な何かを動かすために必要な燃料の可能性が高いです。
エッグヘッドのパワープラントを奪われたら世界政府の勝利?
エッグヘッドにあるマザーフレイムを作るパワープラントを奪われたら、誰も世界政府に逆らえなくなるかもしれません。
五老星とヨークの会話から、マザーフレイムを作るためのパワープラントはエッグヘッドにあることは確実です。
五老星はベガパンクを抹殺する指令を出していますが、ヨークだけは生かしてパワープラントを手に入れるつもりです。
世界政府がパワープラントを確保したらマザーフレイムを量産できるようになり、ウラヌスを自由に使えるようになります。
島を簡単に消滅させられるウラヌスを自由に扱えるようになったら、世界は完全に世界政府に支配されてしまうでしょう。
ワンピースのウラヌスについてのまとめ
今回はワンピースの古代兵器ウラヌスについて見てきましたが、いかがでしたか?
そのほとんどが謎に包まれており様々な考察も溢れているウラヌスですが、ワンピース作中で五老星やイム様の登場が増えてきたこともあり、世界政府側が所持しているのではないかという考察が有力なように感じます。
世界政府の所有する兵器がウラヌスとは確定していませんが、五老星は「その力を自在に使えたら長い戦いを終わりにできると考えています。
それだけの力を持つ兵器を世界政府を所有していることは間違いなく、マザーフレイムを作れるエッグヘッドの戦いは非常に重要になっています。
これから革命軍などのこれまで作中での登場回数が少なかったキャラクターたちの活躍も増えてくると思われますので、古代兵器についても進展が期待できそうですね!
ウラヌスの謎が明かされる時を楽しみに待ちましょう!