古代兵器ポセイドンとは

ここでは古代兵器ポセイドンについて詳しくみていきましょう。

ポセイドンの正体は海王類と会話し操ることのできる人魚

古代兵器ポセイドン
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

古代兵器ポセイドンの正体は、海王類と会話し行動を操ることができる能力を持った、数百年に一度生まれる人魚のことです。

現代のポセイドンは魚人島リュウグウ王国の人魚姫しらほしで、海王類達がポセイドンの力を持って生まれる人魚を王と呼んでいることも判明しています。

その能力は、世界を海に沈めてしまうことも可能だと言われていますが、代々ポセイドンが生まれる魚人島の王族には「ポセイドンの力を正しく導く者が現れる」と言い伝えられているようです。

他にも言い伝えでは、「正しく導く者がポセイドンの元に現れた時、世界には大きな変化が訪れる」とも言われているようで、正しく導いた結果大きな変化が訪れるとしたら、ポセイドンの力は「世界のためを思って生み出された能力」という可能性も考えられるかもしれません。

ポセイドンのモデルとは

古代兵器ポセイドンの名前の由来は、ギリシャ神話に登場するポセイドンとみてまず間違いないでしょう。

古代兵器プルトンと同じように、古代兵器ポセイドンも神の名前が付けられているようです。

ポセイドンとはギリシャ神話で海と地震を司る神とされており、海洋の全てを支配していると言われています。

また、全ての大地もポセイドンの力によって支えられているとも言われており、かつては大地の神だったとも言われているようです。

古代兵器ポセイドンの能力で「世界」を海に沈めることができると言われているのも、神話のポセイドンが大地をも支配する力を持っていることに由来しているのかもしれません。

さらにこちらも古代兵器プルトンと同じように、星と神話から「人魚」に結びつけることが可能です。

海王星は英名をネプチューンと言い、ローマ神話のネプチューンから名付けられました。

ワンピースでネプチューンと言えば、古代兵器ポセイドンの力を持つしらほし姫の父の名前ですが、ギリシャ神話ではネプチューンのことをポセイドンと呼び、同一視されているようです。

そんな海王星には、トリトンという名前の衛星があります。

トリトンとは、ギリシャ神話ではポセイドンの息子の名前で、下半身が魚型の人魚のような姿で描かれることが多いようです。

これらの点から、名前の由来は海神ポセイドン、人魚という見た目はトリトンをモチーフにしたのではないでしょうか。

ポセイドンの在り処とポーネグリフの場所

ポセイドンのポーネグリフ
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

古代兵器ポセイドンにも、在り処を示したポーネグリフが存在します。

古代兵器ポセイドンの在り処が示されたポーネグリフは空島スカイピアにあり、こちらもプルトンと同じようにロビンが実物を見て内容を確認済みです。

そのポーネグリフにはポセイドンは魚人島にあると書かれていたようで、魚人島編でロビンがネプチューンにしらほし姫がポセイドンで合っているのか確認をしました。

ネプチューンはそれに「いかにも」と答えましたが、父親としてはやはり嬉しくは思っていないようで、思い悩んでいる様子も描かれています。

また、過去にもポセイドンの能力を持った人魚姫がいたことも説明し、しらほしのポセイドンとしての能力は魚人島編での事件で「完全に目覚めたハズ」とも言っていました。

ポセイドンについてはこちらの記事でも詳しく解説・考察していますので、ぜひチェックしてみてください!

古代兵器ウラヌスとは

ここでは古代兵器ウラヌスについて詳しくみていきましょう。

名前以外は一切明かされていない謎の古代兵器

古代兵器ウラヌスとは、ウラヌスという名前以外が一切明かされていない、謎に包まれた古代兵器のことです。

プルトンが戦艦、ポセイドンは人魚でしたが、ウラヌスが一体どんな姿をしているのか、人工物なのか、どのような能力を持っているのかなど全て不明で、その正体は全くわかっていません。

しかし、これまでの古代兵器はどちらもルフィサイドにありますので、最後の古代兵器ウラヌスは世界政府が保有しているのではないかという考察が多いようです。

また、ワンピース1060話ではルルシア王国という国が島ごと丸々壊滅させられる様子が描かれており、その人智を超えた圧倒的な力から古代兵器の仕業ではないかと言われています。

ウラヌスも他の古代兵器と同様に神話をモチーフにしている可能性が高いため、モデル予想と一緒に1060話の攻撃の正体を考察していきましょう。

ウラヌスのモデルとは

古代兵器ウラヌスの名前の由来は、ギリシャ神話に登場するウーラノスである可能性が高いでしょう。

こちらもこれまでの2つの古代兵器と同じように、神の名前が付けられていますね。

ウーラノスとはギリシャ神話で宇宙の全てを一番初めに統制した神々の王であり、天空神であるとされています。

そしてこちらもプルトンやポセイドンと同様に、このウーラノスという名前を元にした星が存在します。

それが天王星で、英語表記の場合は古代兵器と同じくウラヌスと読まれることが多いようです。

これまでの古代兵器の法則に則って、星の衛星からウラヌスの正体を考察するとなると、候補としては次のようになります。

衛星神話やモデル
ティタニア『ギリシャ・ローマ神話』巨大な体を持つ古の神々を表す名前
『夏の夜の夢』の妖精の女王の名前
『転身物語』月の女神ディアナの別称・巨人の娘たちを表す呼称
オベロン『夏の夜の夢』の妖精の王の名前
ウンブリエル『髪盗人』精霊の名前
アリエル『髪盗人』精霊の名前
『テンペスト』精霊の名前
ミランダ『テンペスト』ミラノ大公プロスペローの娘の名前ペスト』ミラノ大公プロスペローの娘の名前

表の順番は大きい順です。

この中から古代兵器のモデルを考えるなら、一番大きいティタニアという衛星が何だか怪しく見えてきますね。

「巨大」「巨人」「古の神」「妖精」「女神」そして「月」というワード。

どれもワンピースに繋がってきそうなワードな気がするため、古代兵器ウラヌスの名前の由来はギリシャ神話のウーラノスでティタニアに関連がある見た目をしているのではないでしょうか。

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