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蘭堂

文豪ストレイドッグス
出典:「文豪ストレイドッグス」公式サイト

 

小説版である「文豪ストレイドッグス太宰、中也、十五歳」に登場。ポートマフィアの準幹部です。

もともとは下級構成員でしたが、優れた異能を持っていたために、森鴎外から準幹部に抜擢されました。

優秀な能力者なのですが、大変な寒がりで、多少暖かい季節でも厚着をしています。

実は記憶喪失の男で、正体は、欧州政府の諜報員「アルチュール・ランボオ」です。

・モデルになった文豪「アルチュール・ランボー」

名前はランボオとも表記されます。19世紀のフランスの詩人で、15歳から詩を書き始め、多くの文学者に影響を与えたため、神童とよばれるほどの才人でした。

日本でも有名な詩人で、中原中也が彼の詩を翻訳しました。

・異能力「イリュミナシオン」

亜空間を作り出す能力で、そのサイズは、体を拘束する程度の小型のものから、建物サイズのものまで作り出すことができます。

又、中に死体を取り込めば、彼の異能生物として操ることもできます。

能力の名前はランボーの詩「イリュミナシオン」が由来です。

・類似能力

「結界師」

作中の職業「結界師」の使う能力(亜空間を作り出せる)。

森鴎外

文豪ストレイドッグス
出典:「文豪ストレイドッグス」公式サイト

 

ポートマフィアの首領で、髪をオールバックにした中年の男です。普段は冴えない町医者になりすましていますが、敵に恐怖心を抱かせるほどの威圧感を持ち合わせています。

高度な戦略(ゲーム)理論に基づいた戦略家であり、暗殺者、医師などいくつもの側面があります。

また、大変な幼女好きであり、いつもエリスという金髪の美少女と一緒に行動しています。

・モデルになった文豪「森鴎外」

森鴎外は明治時代の文豪で、作家だけでなく、医師、軍人などいくつもの側面を持った人物でもあります。

代表作である「舞姫」は、本人のドイツ留学時代の出来事を基にした作品と言われています。

・関連作品

「坊ちゃんの時代」

谷口ジローが描いた明治の文豪たちが活躍する漫画です。作中では「舞姫」のヒロインであるエリスのモデルになった人物が登場します。

・異能力「ヰタセクスアリス」

名前は「ウィタセクスアリス」と読みます。由来は森鴎外の小説「ヰタセクスアリス」からです。

正体は、鴎外といつも一緒にいる「エリス」という幼女のことで、彼女の正体は、鴎外の異能で召喚された「異能生物」なのです。

普段は10歳前後の幼女の姿ですが、戦う際は十代半ばの少女になり、注射器をいくつも投げたり、巨大にして叩きつけて攻撃してきます。

尚、エリスの名前は前述した「舞姫」のヒロインが由来となっています。

ポール・ヴェルレエヌ

https://twitter.com/chikagesan_love/status/1522057319634595841

小説版の「文豪ストレイドッグス STORM BRINGER」に登場します。

長身で金髪の男性で、ポートマフィアの五大幹部の一人です。

基は、欧州政府に所属する暗殺者で、ランボーのパートナーでしたが、彼と欧州政府を裏切り、紆余曲折を得て、マフィアに囚われてしまいます。

元は「暗殺王」と呼ばれるほどの優れた手腕を持つ暗殺者で、マフィアに囚われてからは、泉鏡花や銀等に暗殺術を教え、その功績から五代幹部にまで昇り詰めました。

・モデルになった文豪「ポール・ヴェルレーヌ」

19世紀に活躍したフランスの詩人で、ランボーの親友としても有名な人物です。

かなり破滅的な生活を送っており、なんと、友人であるランボーを銃で殺しかけて、投獄されたこともあります。

・異能力「不明」

中原中也と同じ重力操作の能力で、中也の「汚濁」に該当する能力暴走形態「獣性」も存在します。

織田作之助

文豪ストレイドッグス
出典:「文豪ストレイドッグス」公式サイト

 

小説版「文豪ストレイドッグス 黒の時代」に登場するキャラクターです。赤い髪の毛に、ベージュのコートを着た男です。

不殺を信条としているため、マフィアの最下級構成員に甘んじていますが、もともとは優れた殺し屋であり、アクロバティックな動きと、銃器を使った戦いを得意としています。

マフィア時代の太宰、坂口安吾と親友同士であったのですが、安吾が潜入捜査官であったことと、森鴎外が異能営業許可書を得るために企てた策略に巻き込まれ、犠牲となってしまいます。

このことがきっかけで、太宰はマフィアを去ることになるのです。

・モデルになった文豪「織田作之助」

織田作之助は無頼派と呼ばれる作家であり、庶民たちの日常を物語にする手法を好んでいました。

坂口安吾、太宰治と仲が良く、「ルパン」と言うバーで、彼らと飲みかわすのが日課でした。

・関連作品

「コーヒーもう一杯 第3巻」

山川直人が描いたオムニバス漫画で、3巻に収録されている「一枝と作之助」というエピソードに、織田作之助と、彼の妻との馴れ初めが描かれています。

・異能力「天衣無縫」

名前の呼び方は「てんいむほう」です。数秒先の未来が見える能力。すなわち予知能力です。

・類似能力

「ジョジョの奇妙な冒険 第5部」

キングクリムゾンの能力の一部エピタフ(数秒先の未来を予知する能力)

広津柳浪

文豪ストレイドッグス
出典:「文豪ストレイドッグス」公式サイト

 

モノクルに、黒のコートとタキシードを身にまとったダンディな初老の男です。ポートマフィアの傘下である武闘派組織「黒蜥蜴」に所属しており、階級は百人長です。

先代ボスからマフィアに仕えていた人物で、太宰からの信頼も厚く、彼がマフィアを抜けた後でも連絡を取り合っています。

・モデルになった文豪「広津柳浪」

広津柳浪は、明治時代に活躍した文豪で、下層社会の悲惨な実態を描写する小説を書いて、雑誌「黒蜥蜴」に発表し、評判になりました

息子の広津和郎も小説家となっています。

・異能力「落椿」

能力の名前は広津柳浪の小説からです。掌から、斥力(物体を弾き飛ばす力)を生じさせる能力です。威力によっては敵を即死させることもできます。

立原道造

黒蜥蜴の十人長で、茶髪と荒っぽい口調の目立つ、チンピラ風の若者です。

二丁拳銃を使って応戦し、好戦的な雰囲気ですが、樋口が無茶をやろうとするときは止めに入り、彼女が芥川の救助に向かった際は、救援に駆け付けるなど、意外に気配りのある一面があります。

正体は政府から派遣された潜入捜査官です(猟犬の項も参照)。

・モデルになった文豪「立原道造」

立原道造は、優秀な建築家にして詩人でもある人物です。とても繊細で優しい感じの詩文を多く発表していますが、24歳の若さで亡くなってしまいます。

 

黒い長髪をまとめ、マスクをした若者です。黒蜥蜴の十人長で、暗殺者でもあります。

寡黙で目つきが鋭く、当初は男性と思われていましたが、実は女性で、芥川の妹です。

マスクをとると、大変な美女であることがわかります。

名前の由来は、芥川龍之介の短編小説『おぎん』の主人公からです。

【文豪ストレイドッグス】ギルドのキャラクター、能力一覧

フィッツジェラルド

文豪ストレイドッグス
出典:「文豪ストレイドッグス」公式サイト

 

背が高く、高級なスーツを身にまとった白人男性で、ギルドの団長です。

高慢で所有欲の強い人物ですが、基本的には仲間思いで、家族思いの人物です。

その一方で、目的のためならば、敵対者にも容赦がなく、現地住民の被害に気を配らない一面があります。

敦と芥川に敗れた後、オルコットと共に新生ギルドを創設します。

・モデルになった文豪「フランシス・スコット・キー・フィッツジェラルド」

20世紀初頭の米国で活躍した作家で、当時の奔放な若者を描いた作風で知られています。

本人も大変奔放な人物と知られていますが、世界恐慌の煽りを受けて、次第に没落し、酒におぼれて亡くなってしまいます。

・関連作品

映画「華麗なるギャッピー」

2013年にレオナルド・ディカプリオ主演で放映されました。同名の小説が原作です。

・異能力「華麗なるフィッツジェラルド」

異能力の名前は、フィッツジェラルドの小説「華麗なるギャッピー」が由来です。

金銭や貴金属などを課金すると、身体が強化される能力です。課金したお金が高ければ高いほど、身体能力もアップします。

ルーシー・モード・モンゴメリ

文豪ストレイドッグス
出典:「文豪ストレイドッグス」公式サイト

 

お下げにした赤毛の目立つ少女です。孤児院育ちで、当初はひねくれた一面が目立ちましたが、本来は優しい少女であり、敦が自分と同じ境遇を送ってきたとわかると、危険を顧みずに協力者となってくれます。

ギルドが崩壊した後は、探偵社のビルにある一階の喫茶店で働くようになります。

敦に恋心を抱いているので、時折、泉鏡花とぶつかり合うことがあります。

ぬいぐるみが大好きで、移動中のヘリにも大量に持ち込んだため、周囲からひんしゅくを買っていました。

・モデルになった文豪「ルーシー・モード・モンゴメリー」

「赤毛のアン」の作者として有名な女性作家です。教師や新聞社に勤めながら、小説家を志しました。

モンゴメリーはカナダ人作家ですが、英国文学の影響が強く、赤毛のアンの原語版には英国文学のパロディが一杯詰まっています。

・関連作品

世界名作劇場シリーズ「赤毛のアン」

赤毛のアンのアニメ化で、1979年にテレビ放映されました。

・異能力「深淵の赤毛のアン」

名前の由来は「赤毛のアン」で、アンと名付けられた不気味な人形のいる亜空間に閉じ込める能力です。

この空間に閉じ込められたら、アンと鬼ごっこをして勝たなければ出ることができません。

・類似能力

「魔法少女まどか☆マギカ」

魔女(特殊な異空間を創り出して閉じ込める能力を持つ)

ジョン・スタインベック

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出典:「文豪ストレイドッグス」公式サイト

 

オーバーオールに鳥打帽を被った若い男性です。大家族を養うために、ギルドに入りました。

田舎の空気を好む実直な働き者であり、非常なギルドの任務も淡々とこなしていきます。

フィッツジェラルドとは対照的な人物であるため、彼の事を内心快く思っていませんでしたが、一方で、フィッツジェラルドも家族を助けるために行動したということを理解していました。

そのため、フィッツジェラルドの失脚後、ギルドを立て直すために暫定リーダーとなります。

・モデルになった文豪「ジョン・スタインベック」

スタインベックは、労働者の悲哀をテーマにした作品を発表しており「アメリカ文学の巨人」とまで言われています。

1962年にはノーベル文学賞を受賞しましたが、晩年の彼の評価は高いものではなく、生活苦であったそうです。

・異能力「怒りの葡萄」

名前の由来はスタインベックの大作「怒りの葡萄」からです。体に植え付けた葡萄を媒介に、植物を操る能力です。

樹木の振動を伝って、索敵を行うことも、植物の枝を操って、相手を拘束することもできます。

・類似能力

「幽遊白書」

蔵馬(植物を操る)

マーク・トウェイン

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出典:「文豪ストレイドッグス」公式サイト

 

くせっ毛の茶髪に朗らかな性格をした若い男で、優れた狙撃手でもあります。

性格は奔放で遊び好きですが、時折、無神経な言動をして、周囲のひんしゅくを買っています。

ギルド崩壊後は米国に帰ったようです。

・モデルになった文豪「マーク・トウェイン」

「トム・ソーヤーの冒険」の作者として有名な文豪です。19世紀後半に活躍した作家であり、南北戦争で軍人として従軍した経験があります。

その他にも印刷工や船乗りなどを経験しています。

・関連作品

世界名作劇場「トム・ソーヤーの冒険」

1980年に「世界名作劇場」で放映されたテレビアニメです。

・異能力「ハック・フィン&トム・ソーヤ」

ハックとトムという、自我を持った小人型の異能生物を召喚し、狙撃の際の観測や弾丸調整を行う能力です。

双方とも、マーク・トウェインの小説「ハックルベリー・フィンの冒険」「トム・ソーヤーの冒険」の主人公の名前が由来となっています。

・類似能力

「ジョジョの奇妙な冒険 第5部」

セックスピストルズ(拳銃や弾丸を操作する能力)

ルイーザ・メイ・オルコット

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出典:「文豪ストレイドッグス」公式サイト

 

ショールを纏い、メガネをかけた上品な雰囲気の女性です。対人恐怖症気味で、知らない人から声をかけられただけで、絶叫して逃げ回ってしまいますが、団長のフィッツジェラルドだけは大丈夫な模様。

すぐれた情報処理能力を持っているため、作戦参謀として取り立てられています。

ギルド崩壊後は、行方をくらましたフィッツジェラルドを探し出し、共に。新生ギルドを創設することになります。

・モデルになった文豪「ルイーザ・メイ・オルコット」

「若草物語」の作者で有名な女流作家です。女性の自立を訴えるような作風が多く、アメリカでは、若草物語を読んだ多くの女性が本作に影響を受けています。

家庭的な物語を書いているイメージですが、実は、スリラー小説も多く発表しています。

・関連作品

アニメ「愛の若草物語」

1987年に「世界名作劇場」で放映されたテレビアニメです。

・異能力「若草物語」

異能の名前は、前述したオルコットの小説である若草物語からです。個室で考え事をしているときのみ、時間の流れが八千分の一になる能力です。

周囲からは、情報を基に未来を予測する能力と思われていますが、こちらはオルコットの情報処理能力によるものです。

・類似能力

「ドラえもん」

ドラえもんの秘密道具の一つ「時門(時間の流れを遅くする秘密道具)」

ナサニエル・ホーソーン

文豪ストレイドッグス
出典:「文豪ストレイドッグス」公式サイト

 

メガネをかけた牧師の衣装をまとった青年で、いつも聖書を手にしています。

いかなる関係かは不明ですが、マーガレット・ミッチェルの事を「お嬢様」と呼び、口喧嘩をしながらもいつも一緒に行動しています。

芥川との戦いで、ミッチェルと共に重傷を負ってしまい、未だに目が覚めない彼女を救うべく、ドストエフスキーと手を組むことになりますが、彼に脳をいじられて操り人形にされてしまいます。

・モデルになった文豪「ナサニエル・ホーソーン」

モデルになったナサニエル・ホーソーンは、宗教や人の善悪をテーマにした作品を発表しています。

また、「七破風の屋敷」や「人面の大岩」などにように、ゴシック小説や怪奇小説などを多く発表しています。

・異能力「緋文字」

名前は「ひもんじ」と読みます。自分の血液を操る能力で、聖書の文字を象って、防壁にしたり、「A(エース)」という文字の形にして、弾丸のように飛ばすこともできます。

壁に付着して、時間差で攻撃を行うトラップのようにすることも、空中に固定して足場にすることもできます。

名前の由来は、ホーソーンの小説「緋文字」からで、Aの文字は、本作のヒロインの衣服に着けられている刺繍からです。

・類似能力

「チェンソーマン」

パワー(血液を武器にする)

「GetBackers -奪還屋-」

赤屍蔵人(血液を刃に変える)

マーガレット・ミッチェル

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出典:「文豪ストレイドッグス」公式サイト

 

豪華なドレスを身にまとった美女で、少々怒りっぽい性格です。

名家の出身ですが、家が没落しているため、家名を取り戻すためにギルドの作戦に参加しました。

ナサニエル・ホーソーンとは口喧嘩が絶えないようですが、芥川の攻撃から身を挺して彼を守ろうとするなど、二人の間に強い絆があるようです。

重傷を負って病院送りにされた際、多くの病院をたらいまわしにされたため、病状が悪化してしまいます。

最終的には、フィッツジェラルドが引き取り、敦と鏡花によって与謝野の元に運ばれ、治療を受けることになります。

・モデルになった文豪「マーガレット・ミッチェル」

20世紀初頭に活躍した女流作家で、「風と共に去りぬ」の作者で有名な人物です。

幼少時期に南北戦争時代を経験しており、この体験が風と共に去りぬに影響を与えています。

・関連作品

映画「風と共に去りぬ」

前述した作品を1939年に映画化。日本でも公開され、大変な人気を得ました。

・異能力「風と共に去りぬ」

風を操る能力ですが、少年漫画的な暴風や真空をつくりだすより、風化させるために使用することが多いようです。

エドガー・アラン・ポオ

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出典:「文豪ストレイドッグス」公式サイト

 

目が隠れるほど、伸びた前髪が特徴の青年で、自ら「知の巨人」を名乗っています。

6年前に乱歩と頭脳勝負して敗北し、雪辱を晴らすために、ギルドの作戦に便乗して乱歩に再戦を仕掛けてきました。

結果的には再び敗北するものの、乱歩をヒヤリとさせたことから、ライバルとも親友ともつかないような間柄となります。

アライグマのカールをいつもつれていますが、時折噛みつかれています。

・モデルになった文豪「エドガー・アラン・ポウ」

モデルになったのは、米国の怪奇小説の鬼才であるエドガー・アラン・ポウ(ポー)です。

「モルグ街の殺人事件」で、世界初の探偵小説を執筆したことでも有名です。

日本でも多くの人が影響を受け、特に江戸川乱歩は、自身のペンネームをエドガー・アラン・ポウからとるほど、彼の影響を受けています。

・異能力「モルグ街の黒猫」

自身が書いた小説の世界に人を引きずり込む能力です。小説世界では謎を解かないと、元の世界に戻ることができず、また、この世界では異能を使うことができません。

名前の由来は、ポウの小説「モルグ街の殺人事件」と「黒猫」を合わせたものです。

・類似能力

「ドラえもん」

絵本入りこみぐつ(絵本の世界に入る秘密道具)

映画「ネバーエンディングストーリー」

読めば物語の世界に入り込める不思議な本

ハーマン・メルヴィル

文豪ストレイドッグス
出典:「文豪ストレイドッグス」公式サイト

 

体格のいい寡黙な老人で、ギルドの2代前の団長でした。

フィッツジェラルドと共に行動するものの、本来はそれほど戦いを好んでおらず、戦いが終わった後、特務課に投降しました。

・モデルになった文豪「ハーマン・メルヴィル」

ハーマン・メルヴィルは、「幽霊船」や「白鯨」等、海洋文芸を多く執筆したことで、有名です。

難解な内容が多いため、小説が認められるようになったのは死後30年経ってからです。

・関連作品

「ワンピース」

白ひげ海賊団の船の名前がモビー・ディック号で、白鯨(モビー・ディック)が由来となっています。

「白鯨伝説」

1997年に放映されたテレビアニメ。

映画「白鯨との闘い」

ハーマン・メルヴィルが白鯨と戦った男の話を聞く物語です。映画終盤で、メルヴィルはこの話を元に「白鯨」を執筆します。

・異能力「モビー・ディック」

名前の由来は、メルヴィルの小説「白鯨」の原語版のタイトルからです。

名の通り、空を飛ぶ白い鯨型の異能生物を召喚する能力ですが、ギルドによって改造されてしまい、メルヴィル自身は召喚とわずかな操作しかできません。

ちなみに白鯨は本来マッコウクジラですが、文ストではザトウクジラになっています。

・類似能力

「ワンピース」

ラブーン(巨大な黒クジラですが、体内を改造されているなど、文ストのモビー・ディックと共通点があります)

ハワード・フィリップス・ラヴクラフト

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出典:「文豪ストレイドッグス」公式サイト

 

ボロボロの黒いコートを纏った長身の男です。スタインベックといつも一緒に行動しています。

銃で撃たれてもビクともしないうえに、首を折られてもすぐに治すなど、常人離れした身体能力の持ち主です。

終始けだるい振る舞いをして、木目模様を眺めているなど、奇行が目立ち、何を考えているのかわからない謎の男です。

・モデルになった文豪「ハワード・フィリップス・ラヴクラフト」

コズミックホラーの代表でもあるクトゥルー神話を生み出した作家です。世界各国にファンがおり、日本でも影響を受けた作家が大勢います。

・関連作品

「ラブクラフト傑作集」

クトゥルー神話の漫画化。作者は田辺剛。

「水瀬陽夢と本当はこわいクトゥルフ神話」

クトゥルー神話を基にして生み出された漫画作品。ストーリーを手がけたのは、文豪ストレイドッグスの原作者でもある朝霧カフカです。

・異能力「旧支配者」

名前は「グレート・オールド・ワン」と読みます。クトゥルー神話に登場する邪神が由来で、タコやイカなどの海洋生物が寄せ集まったような怪物の姿に変身する能力です。

太宰の人間失格を受け付けないため、異能であることを疑われています。

もしかすると、ラブクラフトの正体である可能性もあります。

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