【ワンピース】ボア・ハンコックの最新まとめ!奴隷の過去や現在の強さ・懸賞金など徹底解説!
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

「ワンピース」の女ヶ島編から登場した、王下七武海の1人だったボア・ハンコック。

しかし本編で七武海制度が撤廃されたため、今後の動向に注目が集まっています。

本記事ではハンコックの最新のプロフィールや、能力について徹底解説していきます!

ワンピース】ハンコックの最新のプロフィール

ハンコックの現在の懸賞金は?

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

王下七武海は世界政府に「海賊行為を認められた海賊」ですので、普通の海賊とは違い手配書がありません。
そのため初登場時は、「七武海加入前」の懸賞金しか明かされていませんでした。

しかし世界会議(レヴェリー)編にて七武海制度が撤廃されたため、七武海に所属していた海賊は再び懸賞金が掛けられることになります。

そして新たにハンコックに掛けられた賞金は、なんと16億5900万ベリー!
七武海加入前の賞金が8000万なので、その成長度合いが伺えます。

また「五番目の海の皇帝」と呼ばれた時のルフィの懸賞金が15億だったことを踏まえても、破格の金額と言えるでしょう。
このことからハンコックは、四皇並みの脅威と海軍から認識されていることも分かりますね。

アマゾン・リリー皇帝として君臨

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ハンコックは「九蛇海賊団」船長でありながら、アマゾン・リリー現皇帝でもあります。

実はハンコックが船長兼皇帝になったのは、本編第2部から13年前、つまり18歳の頃に即位しています。

若い頃から実力は折り紙付きで、この時期に行った1度の遠征で、ハンコックは8000万の懸賞金を掛けられたのです。

当時の政府はハンコックを脅威に思ったのか、すぐに七武海への加入を勧めました。
若くしてここまで地位を築いたのも凄いですが、さらに凄いのは築くまでの年数です。

ハンコックは12歳からの4年間は九蛇海賊団と離れていたため、まともに海賊として活動したのは2年ほどとなります。

つまりハンコックはたった2年で、皇帝・船長・七武海の地位を手に入れたということです。
”最悪の世代”と呼ばれる、ルフィ達並みのスピード出世ですね。

【ワンピース】ハンコックの過去は奴隷?


かつて天竜人の奴隷だった!

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ハンコックは、12歳の頃に人攫いに捕まり、天竜人に売り飛ばされています。

九蛇海賊団から離れた4年間は、天竜人の奴隷として生きていました。
作中では天竜人の奴隷となることは、「人間以下」も同然とされています。

ハンコックも天竜人に、人間以下の扱いを受ける日々を過ごしたようで、「死ぬことばかり考えていた」と語っていました。

この経験からハンコックは、「誰にも支配されたくない」と考えるようになります。
そして奴隷だった際に余興として食べさせられた「メロメロの実」が、奇しくもハンコックを皇帝へと押し上げる力となったのです。

フィッシャータイガーに解放される

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

4年間ほど地獄のような生活を送っていたハンコックでしたが、ある日転機が訪れました。
冒険家フィッシャータイガーによる、天竜人の住処「聖地マリージョア」への襲撃です。

同種族であり、奴隷として狙われやすい魚人を助けにきたタイガーでしたが、奴隷は分け隔てなく解放していきました。

これによってハンコックの、奴隷としての日々は終わりを告げます。
しかし「奴隷だった」という記憶は消えることなく、ハンコックの心に傷を残しました。

過去を知られたくないという恐怖心から、ハンコックは誰にも気を許さない「女帝」として、君臨することになるのです。

レイリーとシャクヤクに救われた!

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

作中でマリージョアから脱出したものの、女ヶ島へ帰れずにいたハンコックを助けたのはニョン婆。
そして、レイリーとシャクヤクだと語られました。

かつてアマゾン・リリーの皇帝だったニョン婆はともかくとして、なぜレイリー達まで?と思う方もいるでしょう。
その理由のひとつがレイリー達と、以前はニョン婆も住んでいたシャボンディ諸島の位置です。

シャボンディ諸島は”新世界”の玄関である、マリージョアと魚人島から非常に近い場所に位置しています。
そのためハンコックがマリージョアから逃れた後、真っ先にたどり着くであろう島はシャボンディ諸島なのです。

またニョン婆と同じく、シャクヤクもアマゾン・リリー元皇帝だったことが、原作1059話にて明かされました。
そのため命からがら逃げ延びたハンコックを、レイリー達が助けるのは当然の行動でしょう。

【ワンピース】ハンコックが黒ひげに敗北!?


ワンピース1059話ネタバレ

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

長く七武海として君臨していたハンコックでしたが、七武海制度は撤廃され女ヶ島を海軍に包囲されてしまいます。

海軍の新兵器である”セラフィム”に手間取っている中、なんと黒ひげまで女ヶ島に現れました。
黒ひげの目的は、ハンコックの「メロメロの実」のようです。

予期せぬ敵の乱入に、ハンコックも最前線へと赴き、海兵と黒ひげ海賊団を纏めて石にしてしまいます。

圧倒的戦力差を一瞬でひっくり返した様を見ると、改めてハンコックの強さを痛感しますね。

しかし残った敵は、「悪魔の実の能力を封じる」ヤミヤミの能力者である黒ひげです。
「メロメロの実」の力が使えなければ、ハンコックが黒ひげに勝てるはずがありません。

石化した部下を人質にしようにも、黒ひげは容赦なくハンコックを殺そうとして……?

レイリーの介入で事なきを得る

レイリー、黒ひげ
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ハンコック絶体絶命かと思われた時、救援に駆けつけたのはレイリーでした。

レイリーが介入したことで、痛み分けという形でこの戦闘は幕を閉じます。
四皇である黒ひげすら、その場ではレイリーに従わざるを得ないようです。

しかしレイリーは、「歳を取ったから黒ひげに正面からは勝てない」と語っていました。
つまり今回の黒ひげの撤退は、ハンコックから目を離さないようにしながら、レイリーを相手にするのは不利という状況があったから成立したと言えます。

また黒ひげが昔、直にレイリー強さを目の当たりにしたため、かつての苦手意識があったとも考えられます。

しかし捉え方によっては、レイリーは黒ひげに「正攻法でなければ今でも勝てる」ことの証明になったとも言えるはずです。

九蛇海賊団は女ヶ島を捨てる!?

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

海軍に攻め込まれた女ヶ島ですが、かつては九蛇海賊団の船以外、近づけない海域となっていました。

女ヶ島周辺は「凪の海域(カームベルト)と呼ばれており、巨大海王類が闊歩する海域だからです。
その為、普通の船は見つかれば海王類に沈められてしまいます。

しかし海軍が開発した”海楼石”バトルシップのお陰で、海王類に見つからず進むことが出来ます。
それでも七武海だった頃は、協定によりバトルシップが開発されても、女ヶ島に近づくことは許されませんでした。

ですが七武海でなくなった今、もう女ヶ島は安全地帯ではありません。
そのため、これ以上同じ場所に留まり続けるメリットはないと判断し、九蛇海賊団は女ヶ島を放棄することも考えられます。

【ワンピース】ハンコックの最新の強さ・能力について解説!

ここからは、ハンコックの悪魔の実の能力と、強さについて解説していきます。

【悪魔の実】メロメロの実の能力者

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ハンコックはメロメロの実の能力者です。メロメロの実は超人系(パラメシア)系悪魔の実のひとつで、自身に見惚れた相手を石化させる能力を持ちます。

ただ石化させたい対象者が、「能力者に魅力を感じてない」状態だと石化しません。
その為、ルフィのように邪心がない相手には、効果がないようです。

また能力は「過剰な覇気」には通じないことが判明している為、ハンコック以上の覇気の持ち主には効果がないと考えられます。

しかしルフィのような例外を除けば、ハンコックの美貌を前に魅力を感じない人間は殆どいません。
しかも電伝虫のような生物や、砲弾のような無機物も石化させられます。

また石化を解除出来るのは石化させた本人のみで、能力を引き継いだ者には解除出来ません。

それ故にハンコック×メロメロの実の組み合わせは、史上最強レベルの組み合わせといえるでしょう。
16億を超える懸賞金をかけられるのも、納得です。

メロメロの実・技まとめ

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ここからはハンコックが使用するメロメロの実の能力を用いた、技を紹介していきます。

  • メロメロ甘風(メロメロメロウ)
    ハンコックが最も多く使用する代表的な技です。両手でハートの形を作り、ハート型の光線を照射。
    このビームを浴びたものは、たちまち石化してしまいます。
  • 銃キス(ピストルキス)
    投げキッスで作り出したハートマークを、弾丸のように高速で打ち出す技です。
    物理的な破壊力を持っているようで、ルフィのゴムの体にもダメージを与えました。
  • 虜の矢(スレイブアロー)
    投げキッスで巨大なハートマークを作り出し、それを弓のように放ちます。
    放たれた弓矢は石化の能力を持っているため、メロメロ甘風より広範囲の攻撃が可能です。
  • 芳香脚(パフューム・フェムル)
    石化の能力を付与した蹴り技です。相手に足が接触した瞬間に石化し、そのまま蹴りで物理的に破壊します。
    身体全体を石化することは出来ませんが、パシフィスタの装甲すら破壊するため、防御貫通技として非常に効果的です。

覇王色の覇気の持ち主

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ハンコックはメロメロの実の能力だけでなく、「覇王色の覇気」も持ち合わせています。

覇王色と言えば数百万人に1人しか素質を持たない、希少な覇気です。
また覇王色の素質を宿した人間は、「王の資質」を持っていると言われていました。

しかしハンコックが作中で覇王色を使った描写はなく、言及されるのみに留まっています。

ただ「使える」と言及されているので、自由に覇王色を操るレベルには達していると考えられます。

ワンピース】ハンコックの最新話考察

女ヶ島も安全ではなくなった今、ハンコック達も同じ場所に留まっている訳にはいかないでしょう。
そこでハンコック達の、これからの動向について、幾つか考察したいと思います。

ルフィ達と合流する?

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ハンコック達の今後の行動として考えられるのは、ルフィ達と合流することです。

滅多に人を信用しないハンコックが、唯一心を許した男であるルフィ。
そして今行動を共にしているレイリーも、ルフィの師匠です。

ハンコックが海軍と黒ひげにも狙われている中、四皇となったルフィに合流するのが、1番の安全策でしょう。

また、現在ハンコックのクローンである「S-スネーク」に能力によって、ウソップとフランキーが石化しています。
メロメロの実は石化させた能力者しか解けないとのことですが、S-スネークとハンコックは因子レベルでは同じ人物です。

その為石化を解くのは、オリジナルのハンコックでも可能ではないでしょうか?

ですので、フランキー達の石化解除のため、ハンコックがルフィ達を助けるという展開も予想出来ます。

他の七武海と手を組むのか?

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

他にはミホークやクロコダイルのように、七武海同士で同盟を組むという展開も考えられます。

しかしハンコックは同じ七武海だったジンベエですら、頂上戦争までその姿を見たことがありませんでした。
その為、他の七武海との関わりは、かなり薄いと考えられます。

また元七武海の中でも、既にバギー、ミホーク、クロコダイルは手を組んでいます。
更にウィーブルは海軍に捕まり、モリアも生死不明です。

仮に手を組もうとしても、頼れる七武海がいないのが現状でしょう。

そうなると、同じく元七武海であるジンベエのように、ルフィ達の仲間になるというのが得策に思われます。

【ワンピース】ハンコックの最新解説についてのまとめ

ここまでハンコックの最新情報について解説してきました。

女ヶ島のアマゾン・リリー皇帝として君臨してきたハンコックですが、とうとうその玉座から追われることになりそうです。

ただの海賊団に成り下がった九蛇海賊団は、一体どうなってしまうのでしょう?今後の動向に注目です。

おすすめの記事