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動物系悪魔の実の一つである、イヌイヌの実。一見、強そうではないように聞こえますが、モデルによっては、かなりの強さがあると考えられます。
この記事では、イヌイヌの実についてまとめ、今後登場しそうなイヌイヌの実のモデルを考察していきます。
イヌイヌの実の能力者とは?
まずはイヌイヌの実の能力者の概要についておさらいしていきましょう。
イヌ科に属する動物の能力

イヌイヌの実の能力者は、イヌ科に属する動物の能力を得られます。
単純な犬だけでなく、イヌ科に属する狐や猫などバリエーションは豊富です。
また、モデルに応じた特殊な能力も付与されます。
特にイヌイヌの実の幻獣種は伝説通りの能力を得られます。
どこまでがイヌ科に属されるのか

では、イヌイヌの実の対象となる動物の範囲はどこまでなのでしょうか?
イヌ科は「食肉目(しょくにくもく)」に属します。
「食肉目」は、「イヌ型亜目」と「ネコ型亜目」に分けられますが、イヌ科は「イヌ型亜目」です。
そして、「イヌ型亜目」には、「クマ下目」と「イヌ下目」に分類されます。
これまで登場したイヌイヌの実のモデルを見ると、全てイヌ下目となっています。
しかし、現状(2023年4月18日段階)、クマの能力者は登場していないため、クマ下目もイヌイヌの実に分類される可能性があるでしょう。
登場したイヌイヌの実の能力者とモデル一覧
次に、これまでに登場したイヌイヌの実の能力者とモデルをご紹介していきます。
モデル”ジャッカル”

モデル”ジャッカル”を食べた能力者は、チャカです。
チャカはアラバスタ王国の護衛隊副官を務めています。
モデル”ジャッカル”はを食べ、変身すると、驚異的な爆発的な脚力とパワーを身につけられます。
この脚力は、地面から一瞬でアラバスタ王国の宮殿の最上階に跳べるほどです。
また、見た目はエジプト神話に登場するアヌビスをモデルにしているようだが、モデル”ジャッカル”は幻獣種ではありません。
ジャッカルはアジア、ヨーロッパ、アフリカなどで実際に生存しています。
モデル”ダックスフント”

モデル”ダックスフント”を食べた能力者は、銃のラッスーです。
ラッスーは悪魔の実を食べたものとして初めて描かれました。
なお、ラッスーはMr.4の愛銃です。
モデル”ダックスフント”は、そのままダックスフントに変身できます。
変身できる以外の能力については、不明です。
しかし、銃がダックスフントになっているため、移動できるという利点が生まれています。
この利点を活かし、Mr.4とのコンビネーションで敵を翻弄していました。
モデル”狼”

モデル”狼”を食べた能力者は、ジャブラです。
ジャブラはCP9の諜報部員を務めています。
モデル”狼”は、凶暴性の高い狼に変身でき、爪も鋭くなります。
また、人獣型は3メートルを超える巨大になります。
モデルとなっている狼自体が、凶暴性の高い肉食動物であるため、モデル”狼”もまた攻撃性や凶暴性が高くなっています。
モデル”九尾の狐”

モデル”九尾の狐”を食べた能力者は、カタリーナ・デボンです。
デボンは、インペルダウンLEVEL6から脱獄し、現在は黒ひげ海賊団六番船船長を務めています。
モデル”九尾の狐”の能力は、まだ詳しく描かれていませんが、どうやら他人そっくりに変身できるようになるようです。
なお、マネマネの実と同じように感じますが、マネマネの実とは違い、服装まで変身できます。
この点を見ると、モデル”九尾の狐”はマネマネの実の上位互換であると考えられます。
黒ひげ海賊団のメンバーについては、下記の記事で詳しく解説・考察していますので、ぜひチェックしてみてください!
モデル”たぬき”

モデル”たぬき”を食べた能力者は、茶釜のぶんぶく君です。
ぶんぶく君は、天狗山飛徹が所持していた茶釜です。
モデル”たぬき”の能力は、そのままたぬきに変身できるというもの。
おそらく、茶釜が動けるという便利さが利点だと考えられます。
なお、ものに悪魔の実を宿すことは、ベガパンクだけの技術だと考えられていますが、鎖国国家であるワノ国にこの技術があることは不明です。
モデル”大口真神”

モデル”大口真神”を食べた能力者は、ヤマトです。
ヤマトは麦わらの一味に加入しそうになっていましたが、現在はワノ国でモモの助の成長を見守っています。
モデル”大口真神”は、白い狼に変身でき、氷や冷気を操ることができます。
また、獣型の状態では、冷気をまといながら高速で移動することもできます。
カイドウの発言によると、モデル”大口真神”は「ワノ国」の守り神とされているようです。
この謎はまだ明かされていませんが、今後のストーリーに関わってくるかもしれません。
ヤマトについては、下記の記事で詳しく解説・考察していますので、ぜひチェックしてみてください!
イヌイヌの実を食べた可能性のあるキャラクター
次に、これまで登場してきたキャラクターの中で、イヌイヌの実を食べた可能性のあるキャラクターについて2人解説していきます。
ダルメシアン

1人目は、海軍中将であるダルメシアンです。
ダルメシアンはマリンフォード頂上戦争にて戦闘している際、犬に変身していました。
また、普段からダルメシアンの被り物を身につけていることからも、イヌイヌの実の能力者であると考えられます。
ただ、詳しく描かれたことがほとんどないため、モデルについては不明です。
名前通り、モデル”ダルメシアン”の可能性もあるでしょう。
ミノチワワ

2人目は、獄卒獣のミノチワワです。
ミノチワワは、マリンフォード頂上戦争から2年後に新規配属された獄卒獣です。
本編では描かれていませんが、描かれた扉絵の様子を見ると、縄で攻撃することが予想できます。
また、獄卒獣は全員動物系の能力を覚醒させています。
ミノチワワは見た目や名前からチワワの能力を覚醒させている可能性が高いでしょう。
今後登場する可能性のあるイヌイヌの実のモデル
最後に、今後登場する可能性のあるイヌイヌの実のモデルを6つ考察していきます。
モデル”ケルベロス”

1つ目は、幻獣種モデル”ケルベロス”です。
ケルベロスとは、ギリシア神話に登場する犬の怪物です。
冥府の神であるハーデースが支配する冥界の番犬でもあります。
ケルベロスの特徴は、3つの頭があり、抗体で眠ることです。
また、甘いものが好物という特徴もあります。
上記2点の特徴から、長くに渡って、黒ひげの本当の能力がイヌイヌの実モデル”ケルベロス”だと噂されています。
黒ひげの正体について、下記の記事で詳しく解説・考察していますので、ぜひチェックしてみてください!
モデル”犬神”

2つ目は、幻獣種モデル”犬神”です。
犬神とは、犬霊の憑き物です。
狗神の正体は、ねずみくらい小さく、人に見えるか見えないかくらいだとも言われています。
犬神が人に憑くと、ひっくり返るような病気を患ったり、犬のマネをしたりしてしまうようです。
いったん憑かれて病気になると、医者でも治せないと言われています。
チョッパーの天敵として登場しても面白いですね。
モデル”禍斗”

3つ目は、幻獣種モデル”禍斗”です。
禍斗は、一見普通の犬に見えますが、体毛は黒色であり、独特の光沢を帯びています。
そのため、見た目では怪物だと判断できません。
禍斗の大きな特徴は、炎を食べ、排出する便もまた炎であることです。
また、口から炎を噴出したり、禍斗の周りを炎で包んだりすることもあります。
モデル”アンドリューサルクス”

4つ目は、古代種モデル”アンドリューサルクス”です。
アンドリューサルクスとは、約4,500万年前から約3,600万年前にユーラシア大陸に生息していたとされる肉食性哺乳類です。
体長は382cm、推定体重180〜450kgだと言われています。
その巨大な体長は、「史上最大の陸生肉食獣」だと言われることもあります。
実際、肉食性の偶蹄類で最大だと言えます。
モデル”ダイアウルフ”

5つ目は、古代種モデル”ダイアウルフ”です。
ダイアウルフとは、約30万年前から約1万年前にアメリカ大陸やユーラシア大陸で生息していたイヌ亜科最大の種族です。
頭胴長約125cm、尾長約60cm、体高約80cmと、どっしりとした体つきとなっています。
特に顎が頑丈であり、大きな歯をもつことも特徴的です。
噛む力を活かした攻撃のできる能力になると予想できます。
モデル”化け狸”

6つ目は、幻獣種モデル”化け狸”です。
先述したように、モデル”たぬき”はイヌイヌの実に分類されていました。
つまり、日本に伝わる妖怪であるモデル”化け狸”もあると考察できます。
化け狸は、人間をたぶらかしたり、人間の姿に化けたりする妖怪です。
人間を化かすほか、ふくらませたお腹を叩いてはらづつみを鳴らすなどして、人間を襲ってきたことも記載されています。
モデル”たぬき”とは違い、モデル”化け狸”は戦闘向きの能力かもしれません。
イヌイヌの実のまとめ
いかがだったでしょうか?今回はイヌイヌの実について、解説・考察してきました。
ワンピースの物語は終盤となっていますが、これから新しいイヌイヌの実が登場するかもしれません。また、既存のイヌイヌの実の活躍も期待しましょう。