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姫川の父親・上原清十郎が犯人(黒幕)ではない理由・考察
姫川大輝の父親・上原清十郎は、アクアの父親かと思われた人物です。
リョースケにアイを殺させた犯人の可能性もありましたが、現在はその可能性は否定されています。
姫川の父親が犯人でない理由やそこから考えられる考察をまとめました。
舞台編で登場した姫川がアクア・ルビーの異母兄だと判明
推しの子五章の2.5次元舞台編で、アクアは関係者の細胞を密かに採取しDNA鑑定を行っていました。
父親は見つかりませんでしたが、共演した姫川大輝がアクアの異母兄という驚きの事実が判明します。
姫川とアクアは同じ父親を持つことになり、姫川の父親がアクアの探す犯人(黒幕)の可能性高いです。
姫川の父親は、上原清十郎という人物で売れない役者でした。
ようやく犯人を見つけた思われましたが、姫川の父親はすでに死亡していることが判明。
犯人が死んだと思ったアクアは、一時的に復讐から解放されることになります。
姫川の父親がアイを殺すように誘導するのは不可能
犯人がすでに死亡というまさかの展開になった推しの子でしたが、姫川の父親は犯人ではありませんでした。
姫川の父親は、アイが引っ越しをする約2年前に死亡していたのです。
作中では斉藤壱護の口から、アクアにこの事実が伝えられました。
引っ越しする前に死亡した姫川の父親が、リョースケにアイの住所を教えることは不可能です。
アクアの父親は黒幕ではないことになりそうですが、ここに考えの落とし穴がありました。
姫川は母親が不倫して生まれた子供の可能性が高い
姫川はアクアの異母兄ですが、実は姫川の父親・上原をアクアの父親と断定することはできません。
上原と姫川の親子関係は、科学的に証明されていないからです。
姫川が養子か母親の連れ子なら、上原と血縁はありません。
作中ではアクアの父親と姫川の母親が不倫して生まれたのが、姫川大輝と推測されました。
姫川の両親が死んだのは、不倫に気づいた上原が無理心中を仕組んだとも言われています。
アクアの父親・カミキヒカルが2人を殺した可能性もありそうです。
上原とカミキが一卵性の双子なら、姫川が上原の実子でもアクアの異母兄と鑑定されます。
しかし、2人は全く似ていません。年齢も違う可能性が高く、双子ではないでしょう。
アイ・ゴローが殺された理由や犯人(黒幕)との関係は
リョースケを扇動した犯人は、なぜアイを殺そうとしたのでしょうか?
巻き込まれただけに見えるゴローですが、意外な秘密を持っている可能性もあります。
犯人がアイ・ゴローを殺そうとした理由、目の星は殺される理由と関係あるのかについて考察します。
アイの電話がきっかけ?スキャンダルを嫌った?
アイはアクアとルビーの父親に電話をかけてから、まもなく殺害されました。
リョースケが病院に現れてから、アイの新居に現れるまで4年近く経っています。
電話をかけてから殺害されるまでの時間が短いため、電話がきっかけで殺された可能性は高いです。
アイは、父親に子供に会わないか尋ねていました。
そのため、隠し子がいるスキャンダルを恐れたとも予想されています。ただ、父親がカミキヒカルだと考えると、単純に才能のあるアイを殺したかっただけかもしれません。
目の星の意味や数は殺された理由と関係がある?
推しの子は目の中に星のある人物が登場していますが、目に星が浮かぶとカミキヒカルに殺される可能性があります。
片寄ゆらは、目に星が浮かんだ直後に殺されました。
白いバラを贈られた黒川あかねも、両目に星が出るようになって狙われているのかもしれません。
星の意味は明確にはわかりませんが、人を引き付けるカリスマ性を持った人物の瞳に星が現れるようです。
アイは感情が高ぶると星の光が強くなり、アクアとルビーは復讐を誓った直後に星が黒くなっています。
星の光は精神状態で変化し、負の感情を持つと黒くなるようです。
また、星の数が増える場合や星がなかった人物の瞳に浮き上がる場合もあります。
星の意味が判明すると、カミキに命を狙われる理由もわかるかもしれません。
ゴローが殺された理由は姫川の肉親だから?
アクアの前世であるゴローは、リョースケに崖から突き落とされて殺されました。
リョースケを追いかけたせいで殺されたように見えるため、ゴローは巻き込まれた可能性が高いとする意見が多いです。
ただ、ゴローは姫川大輝と外見がかなり似ている点が気になります。
ゴローは父親が誰かわからないことが判明しており、姫川大輝はカミキヒカルの息子です。
もし2人が他人の空似ではなく血縁関係があるとしたら、ゴローがカミキヒカルと血縁関係がある可能性もありえます。
ゴロー・姫川・カミキヒカルが肉親なのだとしたら、ゴローが殺された驚きの理由が隠されているかもしれません。
推しの子の犯人(黒幕)・父親以外の候補について予想・考察
推しの子は、アクアの父親がアイが殺されるように仕組んだ犯人として物語が進んでいます。
ただ、父親以外の人物が犯人の可能性もあるでしょう。
父親以外で、犯人の可能性がある人物について考察していきます。
苺プロ元社長・斉藤壱護
斉藤壱護はアイが生きていた頃の苺プロの社長で、アクアの知る限りアイの引っ越し先を知っている唯一の人物です。
作中でもアクアは最初に彼が犯人の可能性を検討しています。
しかし、アクアは社長がアイを殺す動機がないと考えて、犯人候補から除外しました。
アイが死んだ後、壱護は失踪してします。
アクアと再会した際はアイを娘のように思っていたことを告白しました。
また、アイを殺した犯人を探して殺そうとしているようです。
演技の可能性はありますが、新たな動機が出てこない限り犯人の可能性は薄いでしょう
苺プロ現社長・斉藤ミヤコ
斉藤ミヤコは失踪した夫の後を引き継いで、苺プロの社長をしています。
アイが生きていた当時は、アイのマネージャーでした。
ベビーシッターのようにアクアとルビーの面倒も見ており、アイが死んだあとは親代わりです。
アクアは引っ越し先を知っていたのは、壱護だけと考えています。
立場を考えると、ミヤコがアイの引っ越し先を知っていた可能性は高いでしょう。
引っ越し先を知っていた可能性について、作中で言及されていない点は怪しいです。
ただ、アイが死んだ後にアクアとルビーを1人で育てています。
2人に愛情を注ぐ姿から、ミヤコ犯人説を否定する読者は多いです。
アイを殺すように仕向けたのに、アイの子供たちと10年以上平然と生活しているのは考えにくいでしょう。
旧B小町のメンバー
アイに近い芸能界関係者は、旧B小町のメンバーもいます。
旧B小町のメンバーは作中での描写が少ないですが、小説版ではアイに反感と強い憧れを持つメンバーの1人の心情が語られました。
アイに反感を持つメンバーは多かったようです。
ただし、アイと旧B小町のメンバーは親しくありませんでした。はっきりと明言されていませんが、隠し子のこと知っているとは思えません。
引っ越し先を知っていた可能性も低いので、犯人ではなさそうです。