目次
109話で大女優・片寄ゆらを殺害
そんなカミキヒカルですが初登場した109話では、女優の片寄ゆらを手にかけています。
ゆらは今をときめく天下の大女優と呼ばれており、カミキの格好のターゲットでした。
ゆらも自分の愚痴に嫌味も言わず、好意的に付き合ってくれるカミキを「ミキさん」と呼び、信頼していたようです。
この処世術こそ、カミキがシリアルキラーでありながら、捕まらず殺人を続けられる理由でしょう。
そしてゆらは信頼していたミキさんに、登山中の事故を装って殺害されました。
【推しの子】姫川の父親=アクアの父親ではなかった!?
DNA検査で姫川とアクアは異母兄弟と判明!
実は作中でアクアと「父方の血の繋がりがある」と、DNA鑑定で判明した人物がいます。
「東京ブレイド」で主役を演じた姫川大輝です。
姫川との繋がりを突き止めたアクアは、すぐに姫川に近づき父について問いただします。
しかし、姫川の口からは「父は既に死亡している」と、衝撃の事実が語られました。
ですが皆さんご存知の通り、アクア達の父親は存命です。
一体どういうことなのか?
その意外な見落としについて、ここから説明していきます。
上原清十郎は14,15年前に姫川愛莉と心中
姫川の父である上原清十郎は、14,15年前に、妻の姫川愛莉と無理心中したと語られました。
清十郎は相当女癖が悪かったようで、様々な女性に手を出していたようです。
これを姫川は、才能がない役者だった清十郎は、その劣等感を埋めるため、才能のある女性に手を出していたと分析しています。
そんな清十郎が不倫したことで生まれたのが、アクア……と思われていました。
しかし、この推測にはある矛盾があったのです。
アイの事件と時系列的に矛盾
実はこの心中事件、アイが引っ越す前に発生した事件だったと、壱護の証言から判明しました。
当然ですが、清十郎が犯人だったなら、アイの引越し先の住所を知る術がありません。
ましてストーカーを差し向けるなど不可能で、時系列的にありえないでしょう。
そして察しのいい方ならもうお気づきですね?
アイ殺しの犯人が清十郎でないなら、アクアと姫川の父親は清十郎ではない。
つまりアクアが清十郎の不倫によって生まれたのではなく、姫川が「愛莉と不倫相手の間に出来た子供」だったのです。
姫川については下記の記事で解説していますので、気になる方はチェックしてみてください!
【推しの子】カミキヒカルがアクアの父親になるまでの時系列
ここからはカミキヒカルの作中での動向について解説していきます。
11歳の時に姫川の父となる
カミキの実子として姫川の存在がありますが、姫川はなんとカミキが11歳の時に出来た子供です。
つまり姫川の母である愛莉は中学生にもならない相手と、性行為に及んだということになります。
父親のことが嫌いだったと姫川は語っていましたが、母親も相当の異常者です。
当然11歳の子供に手を出したと知られれば、世間が黙っているわけがありません。
それを理由に清十郎が愛莉と無理心中を……とも考えられますね。
アイの妊娠当時は15歳の中学生
愛莉との間に子供が出来た4年後、「劇団ララライ」のワークショップにてカミキはアイと出会います。
アイと交流があった鏑木はララライで「アイが恋をした」と語っており、2人が恋仲だったと予想できますね。
そして2人が授かった子供が、アクアとルビーです。
しかし子供が出来てから1度もカミキは顔を見せておらず、その頃には2人の関係が終わっていたのでしょう。
またララライの代表である金田一が、カミキに言及することを避けていることから、劇団内で何かしらのトラブルがあったと推察できます。