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16歳から25歳までの活動は不明
そしてアイが妊娠した1年後に、カミキは劇団ララライを退団し、以降の活動は不明となっています。
しかしあかねが集めた情報から、ある程度は推察出来ます。
例えば、理学系の大学を卒業していることから、高校生の間は勉学に専念するため、活動を休止していたのかもしれません。
それから3年後アイが20歳になった当日に、カミキはアイ殺害の実行犯として、ストーカーのリョースケを差し向けました。
カミキが19歳の時です。
そして22歳の頃には芸能界に復帰し、25歳で自分のプロダクションを立ち上げたといったところでしょうか?
【推しの子】アイ殺害の黒幕=父親は別にいる?ネタバレも踏まえ考察
ここからは本当にカミキがアクア達の父親なのか?犯人は別にいるのではないのか?という疑問についても、徹底考察していきます。
謎の少女が示唆した2人の人物
原作79話にて、ゴローの死を知って傷心のルビーの元に、謎の少女が現れます。
その少女の口からアイの出産当日、病院の周りに2人の不審な男が居たことが語られました。
それは当時大学生くらいの男性と、中学生くらいの男の子だったとのこと。
筆者はこの話が掲載された当時、中学生がストーカーのリュースケで、大学生が黒幕だと思い込んでいました。
同じ罠に引っかかった方も多いでしょう。
アイが殺されたのは4年後で、中学3年だったのなら大学生になっててもおかしくないからです。
しかし、劇中でも語られた通り、中学生はカミキヒカルでした。
カミキヒカル=黒幕確定は間違いない
79話のミスリードもあり、黒幕が別にいるのでは?と考察されることもありました。
しかし、カミキが殺人鬼であることは明確で、自らを父親だと語ったことからも、彼が黒幕であることは間違いないでしょう。
他にもアイに送ったように、劇団の後輩に白薔薇を送ったり、アイの住所を知り得た数少ない人物であること。
1話丸々使ってカミキの異常性を演出したなど、別の黒幕がいるとは考えにくい材料が揃っています。
何よりアイをトレースしたあかねのプロファイリングが、間違っているとは信じられません。
過去には父親=五反田監督説も!?
実はカミキヒカルが犯人と判明する前は、アクアの師匠である五反田監督が黒幕では?という考察も存在しました。
アイとも仕事上の繋がりがあり、アクアを何かと目にかけていたからです。
しかし、この説には筆者は当時から疑問を抱いていました。
なぜなら、業界の人間で、アイと交流があった監督のことを、アクアが探りを入れないわけがないからです。
そして、信頼して身を寄せているということは、調べた上で白だったという可能性が高いでしょう。
【推しの子】父親の正体についての考察まとめ
ここまでアクアとルビーの父親の正体、カミキヒカルについて考察してきました。
連載開始から96話目の判明に、「こんなに早く明かすのか」と当時は驚きの声も上がっています。
しかし筆者としては早期に黒幕が判明した方が、作品全体としてテンポがよく読み進めやすくなりますよね。
そして最新章となる「映画編」では、黒幕として断定したカミキへ復讐するため、アイの真相に迫る映画製作の真っ最中。
果たしてどういった形で、復讐が実行されるのか?ますます本編から目が離せません!