革命軍の懸賞金が低い理由について考察

革命軍の軍隊長たち
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

幹部は危険度の割に懸賞金が低め

判明している限り、革命軍の幹部の懸賞金は以下の通りです。

  • 参謀総長サボ:6億2000万ベリー
  • 東軍軍隊長ベロ・ベティ:4億5700万ベリー
  • 北軍軍隊長カラス:4億ベリー
  • 南軍軍隊長リンドバーグ:3億1600万ベリー
  • 西軍軍隊長モーリー:2億9300万ベリー

これらの金額は、実力や危険度を考えると明らかに低いです。
マリージョアの戦いで、カラス・モーリーの2人は海軍大将2人と渡り合っていました。

大将が天竜人に気を使って本気を出せないにしても、互角に戦っていた軍隊長の2人は4億以下とは思えない強さです。

革命軍の幹部の懸賞金は、実力や危険度を考えると明らかに低く設定されているように見えます。

革命軍の存在を広めたくない?

世界政府は革命軍の存在を広めたくないため、あえて懸賞金額を安くしているのかもしれません。
革命軍は世界政府を直接倒そうとしているため、危険度は海賊よりも高いと考えられます。

ただ、懸賞金を高くしてしまうと革命軍の知名度も上がってしまい、世界政府にとってマイナスになる可能性もあります。

有名になるほど世界政府に不満を持つ勢力が革命軍と接触しやすくなり、革命軍の勢力が拡大するかもしれません。

世界政府は革命軍関係者の懸賞金を抑えることで、革命軍の勢力拡大と革命が起こるのを防いでいる可能性があります。

派手に活動していないから低い?

革命軍の幹部の懸賞金が低いのは、派手な活動をしていないからかもしれません。
世界政府加盟国では、革命軍の影響による革命やクーデターが多数発生しているようです。

ただ、革命軍は革命を主導しているわけではなく、加盟国の国民の革命を手助けしているだけでしょう。
幹部も目立った活動をすることは少なく、政府が実態をつかみ切れていない可能性もあります。

世界政府が活動を正確に把握していないため、幹部の懸賞金額が低いのかもしれません。

ドラゴンの懸賞金について考察

ドラゴンを警戒する世界政府
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

世界最悪の犯罪者の意味を考えれば作中最高額のはず

ドラゴンは世界最悪の犯罪者のため、普通に考えれば作中最高額の懸賞金がかかっているはずです。
ワンピースの世界の懸賞金は、政府に及ぼす危険度と強さを表すとされています。

世界政府が世界最悪の犯罪者と認識しているドラゴンは、世界一危険度の高い犯罪者と考えるのが自然でしょう。

アニメの描写からドラゴンはサボよりも強い可能性が高く、四皇並みの強さと考えられます。
危険度と強さの両面を考えれば、ドラゴンの賞金は60億以上と考えるのが妥当でしょう。

海賊王ロジャーの懸賞金額が、海賊史上最高額と紹介されました。
あくまでロジャーが海賊の中で最高額なのも、ドラゴンがそれ以上であることを示唆しています。

危険度が高いからこそ低いとも考えられる

ドラゴンの危険度が高いからこそ、懸賞金額が低い可能性もあります。
世界政府はドラゴンの思想を棄権しており、思想が広まることは避けたいはずです。

懸賞金額を上げることは世間の注目を集めることになるため、ドラゴンの思想を広めることにもなるでしょう。

懸賞金額が上がることは、求心力やカリスマ性を高めることにも繋がります。
ドラゴンの懸賞金額がロジャー以上なら、大海賊時代ならぬ大革命時代が到来しかねません。

政府は、あえてドラゴンの懸賞金額を低くしている可能性もありそうです。

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