【チェンソーマン】全伏線一覧まとめ!回収済みの解説と未回収のものを徹底考察!
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

目次

人気漫画のチェンソーマンは、さまざまな伏線が存在することでも有名な作品です。
回収された伏線も多いですが、未回収の伏線と言われるものもかなり存在します。

今回は回収済みの伏線や未回収の伏線を一覧にして解説します。

【チェンソーマン】1部で回収済みの伏線一覧

映画を見たマキマが泣いた理由

支配の悪魔は家族に憧れていた?
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

マキマがデンジと一緒に映画を見て泣いたシーンは、最終回の伏線になっていました。
最終回でポチタは、「支配の悪魔は家族のような関係に憧れていた」と言っています

少し唐突に感じますが、マキマはデンジと映画を見に行った際に、映画の登場人物が抱き合うシーンを見て涙を流していたのです。

転生した支配の悪魔・ナユタはデンジの家族になっており、生まれ変わったことでマキマの夢もかなった最終回になっています。

マキマの正体・目的

出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

マキマの正体は支配の悪魔で、目的はチェンソーマンの力でより良い世界を作ることでした。
マキマの鼻が良いという特徴は悪魔のもので、正体が悪魔である伏線が初期に張られていました。

岸辺は人間の味方のうちは殺さないとも発言しており、マキマには人間の味方をする理由があることも分かっていました。

マキマは支配の悪魔で、チェンソーマンの力で戦争・飢餓・死などがない理想の世界を作ろうとしていたことが明らかになっています。

マキマに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。


姿を消した銃の悪魔

実体化した銃の悪魔
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

銃の悪魔は120万人以上の被害者を出した後に姿を消したとされていましたが、すでに各国に拘束されたことが明らかになりました。

大量に被害者を出した後、銃の悪魔は意識のない状態で発見され、各国が銃の悪魔の肉片を所有しているようです。
ラスボス候補だった銃の悪魔がすでに倒されていたという展開は衝撃的でした。

銃の悪魔の肉片は第2部も残っているはずなので、今後再登場するかもしれません。

ポチタが夢の中の扉を「開けちゃダメだ」と言う理由

開けてはいけないドア
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

デンジの夢の中の扉を開けようとすると、ポチタが「開けちゃダメだ」という伏線も明らかになっています。
扉は地獄に繋がっているなど、読者の間でさまざまな考察がされてきました。

ドアの向こうにはデンジが父親を殺した記憶が眠っており、ポチタはデンジに父親殺しを思いださせないためにドアを封印していたのです。

アメリカ大統領が語る「最悪の平和」

マキマを倒そうとするアメリカ大統領
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

アメリカ大統領の語る「最悪の平和」とはマキマの支配する世界のことです。
75話でアメリカ大統領は、「マキマを倒さないと人類にとって最悪の平和が訪れる」と発言

マキマは、チェンソーマンの力でより良い世界を作るつもりでした。
しかし、世界中の指導者はマキマによる支配を恐れてマキマを殺そうとしています。

本人は善意のつもりでも、人が死ぬことを何とも思わないマキマの作る平和は、確かに最悪の平和でしょう


キャラの名前の由来

マキマ登場
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

チェンソーマンの作者は主要キャラの名前を明かしており、名前が伏線になっています。
名前の由来は以下の通りです。

デンジ
  • 天使てんしに濁点を付けた名前がデンジ
  • 悪魔を倒す存在だから天使?
早川アキ
  • 自動小銃のAK-47をもじった名前
  • 名前が銃の魔人になる伏線
パワー
  • 天使の階級から付けられた名前
  • 第6位の天使の階級がパワー
マキマ
  • ママの真ん中にを入れたのがマキマ
  • チェンソーで木を切るとママになる
  • デンジの母(毒親)に当たるキャラ

デンジやパワーの名前には、第2部以降の伏線が隠されているかもしれません。

表紙の伏線

チェンソーを構えるデンジ
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

チェンソーマンは、少年ジャンプやコミックスの表紙にも伏線が隠されています。

第1話が掲載された少年ジャンプの表紙はデンジがチェンソーを構えていますが、チェンソーにマキマが映っており、マキマとの戦いを暗示しています。

第4巻の表紙はアキの背後に射撃の標的が描かれており、アキが銃の魔人になる伏線と考えられます。

サンタクロースの正体

地獄の悪魔にいけにえを捧げるサンタクロース
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

サンタクロースの正体が、老人ではなくトーリカの師匠というのも回収された伏線の1つです。
ドイツのデビルハンターということで、ドイツで依頼を受けている老人がサンタクロースだと思われました

しかし、実際は老人はサンタクロースに操られている人形で、本物はトーリカに師匠と呼ばれる女性だと明らかになります。

サンタクロースは寿命で死んだという噂があり、師匠が半年の命と言われていたのは伏線だったようです。

岸部がチェンソーマンに見逃された理由

真チェンソーマンと対峙する岸辺
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

真のチェンソーマンが岸辺に見逃されたことも伏線の回収になっています。
85話では真のチェンソーマンが暴走しますが、岸辺を殺そうとはしませんでした

他のシーンでは人間を殺しているので明らかに不自然です。
デンジは岸辺の指導を受けた後に、本気で戦うことなったら「先生は見逃してやるよ」と言っていました。

真のチェンソーマンはデンジの言ったことを覚えていたため、岸辺に何もしなかった可能性が高いです。

【チェンソーマン】2部で回収済みの伏線一覧

武器人間のその後

ウエポンズを倒すクァンシ
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

第1部で登場した武器人間は、第2部でその後が描かれています。
第1部で登場した人間は、全員チェンソーマンの攻撃で倒されました。

不死であることが示唆されていたため、第2部での再登場が期待されていましたが、最新149話の時点でレゼ以外が再登場しました。

武器人間が死なない存在であることがほぼ確定したので、レゼの生存も確実と思われます。

デンジに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。

4人の騎士の登場

4人の騎士ついて語るマキマ
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

かつてチェンソーマンと戦った4人の騎士の悪魔も、第2部で全員の登場が確実になりました。

4人の騎士はヨハネの黙示録の四騎士がモチーフと考えられ、四騎士を象徴するのが「支配」「戦争」「飢餓」「死」です。

マキマが「戦争」「飢餓」「死」の概念を消したいと言っていたため、4人の騎士は支配の悪魔・戦争の悪魔・飢餓の悪魔・死の悪魔と予想されていました。

第2部では転生した支配の悪魔・戦争の悪魔・飢餓の悪魔が登場しており、死の悪魔が最悪の恐怖をもたらすために現れると予言されています。

また、支配の悪魔・戦争の悪魔・飢餓の悪魔・死の悪魔は4姉妹と判明しました。

【チェンソーマン】未回収の伏線一覧

ポチタの傷は誰に付けられたのか?

傷ついたポチタ
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

デンジと出会った時にポチタは重傷を負っていましたが、誰につけられた傷なのかは不明です。
4人の騎士との戦いで負った傷、銃の悪魔と戦った時の傷などの考察がありますが、全く別の相手かもしれません。

最新149話の時点で明らかになっていないため、今後の重要な伏線の可能性もあります。

コベニの契約悪魔

自己紹介するコベニ
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

コベニの契約悪魔が秘密のなのは、未回収の伏線と言われています。
コベニは新人歓迎会で、「契約している悪魔は……秘密で」と発言

結局、契約悪魔は明らかにならないまま、コベニは公安を退職しました。
ただ、コベニは再登場の可能性があるので、契約悪魔が何らかの伏線の可能性はあります

コベニの契約悪魔は死の悪魔とも考察されていましたが、世界を滅ぼすほど強力な悪魔なので可能性は低そうです。

コベニに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。

デンジとパワーの契約

悪魔になってもデンジに見つけて欲しいパワー
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

デンジとパワーの契約は、パワーが再登場する伏線になりそうです。
パワーはデンジに血を与えて死亡しましたが、転生した自分を探し出すように契約を結んでいます。

契約は必ず守る必要があるため、いずれデンジはパワーを探さなければなりません。
地獄に探しに行くと予想されていましたが、地獄で死亡した血の悪魔が現世に現れて再開する展開もありそうです。

パワーに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。

マキマの能力の謎

謎の能力を使うマキマ
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

支配の悪魔・マキマは、さまざまな謎の能力を使用しています。
マキマは自分より程度が低いと思った相手を支配でき、支配した悪魔や支配した人間の契約悪魔の力を使用可能です。

しかし、マキマの使用した能力は、何の能力か明らかになっていたものほとんどです。
マキマが使用した能力が、今後登場する悪魔の能力の伏線になっている可能性もありそうです。

デンジの心臓が狙われていた理由

闇の悪魔にチェンソーマンの心臓を捧げるトーリカ
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

デンジの心臓が狙われていた理由も、まだ未回収の伏線と言えます。
デンジはチェンソーマンになったことで、各国やさまざまな悪魔から心臓を狙われていました。

各国がデンジの心臓を狙っていたのはマキマによる人間社会の支配を防ぐためと考えられ、すでに伏線は回収されたとの意見もあります。

ただ、闇の悪魔までチェンソーマンの心臓を狙っていたおり、闇の悪魔の目的がマキマによる支配を防ぐためとは考えられません

今後、闇の悪魔がチェンソーマンの心臓を狙う理由が明らかになるかもしれません。

ポチタ(チェンソーの悪魔)の正体

自分を食べさせてパワーを復活させようとするポチタ
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

ポチタの正体も、今後の伏線になっている可能性が高いです。
ポチタはチェンソーの悪魔のはずですが、基本的にチェンソーの悪魔とは呼ばれず、チェンソーマンと呼ばれていました。

また、チェンソーマンは、食べた悪魔を名前や概念ごと消滅させるというチェンソーの悪魔とは思えない規格外の力を持っています。

ポチタは犬の姿をしており、「DOG」を逆さに読むと「GOD」になるため、ポチタの正体は神の悪魔または神そのものと考察されています。

チェンソーマンの眷属の名前が天使の階級になっているのも、チェンソーマンが神である根拠になります。
作中で始めて「神様」と言ったバルエムが、チェンソーマン教会の副総裁なのも意味深です。

ポチタの正体に関しては以下の記事で詳しく考察しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。

チェンソーマンが姿を消した理由

チェンソーマンは4人の騎士との戦いで姿を消した
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

チェンソーマンが4人の騎士の前から姿を消した理由も、伏線と考えられます。
4人の騎士や武器の悪魔と戦っていたチェンソーマンは、突然姿を消したとマキマは言っていました。

デンジの前に現れたポチタが怪我をしていたのは、4人の騎士と戦った直後だからかもしれません。
ただ、武器の悪魔が武器人間になる前なら、時系列が合わない可能性が高いです。

姿を消した方法も不明なので、今後消えた理由が明かされるでしょう。

悪魔でも魔人でもない存在・武器人間が消滅しない理由

武器人間はチェンソーマンに食べられても存在できる
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

悪魔でも魔人でも人間でもない武器人間がチェンソーマンに食べられても消滅しなかったことは、今後の伏線になっている可能性が高いです。

悪魔はチェンソーマンに食べられると存在が消滅し、悪魔の元になった概念や名前も忘れられてしまうことが明らかになっています。

チェンソーマンに食べられた村債の中で武器人間だけが、名前を忘れられても存在は消えていません
武器人間だけがなぜ存在できるのかその理由は、今後作中で語られると思われます。

神様と言う単語が使われない理由

チェンソーマンで初めて神様という単語が登場したシーン
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

チェンソーマンの作中では、「神様」という単語を使うことが意図的に避けられています。
「神様」という言葉を使わないようにしていると作者が明言しており、何らかの伏線なのは確実でしょう。

第2部141話で、バルエムが初めて「神様は許してくれるさ」と言っており、近いうちに伏線が回収されそうです。

クァンシは最初のデビルハンター

クァンシを最初のデビルハンターと呼ぶサンタクロース
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

クァンシが、最初のデビルハンターと呼ばれていることも伏線になりそうです。
武器人間は不老なので、どれだけ長く生きていてもおかしくはありません。

最初のデビルハンターと呼ばれていることから、クァンシは悪魔が人間の世界に現れて間もない頃にデビルハンターになった可能性もあります。

公安にいた頃のことも不明ですし、今後クァンシの秘密が明かされるかもしれません。

【チェンソーマン】伏線とされている噂一覧

チェンソーマンと武器人間は異なる?

チェンソーマンは武器人間になる前から不死の存在
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

チェンソーマンと武器人間が異なる可能性があるのも、伏線ではないかと言われています。
武器人間は人間の心臓に悪魔が融合した存在で、死亡したように見えてもトリガーを引くと復活します。

チェンソーマンもデンジの心臓にポチタが同化しており、武器人間と同じ存在として扱われることが多いです。

また、チェンソーマンは、戦争の悪魔に何度殺されても立ち上がってきたと言われており、デンジと一体化する前から不死だった可能性が高いです。

チェンソーマンが元々不死の存在なら、武器人間とは異なる存在の可能性が出てきます。

白枠コマと黒枠コマはパラレルワールド

銃殺される荒井ヒロカズ
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

チェンソーマンは、白枠コマと黒枠コマがパラレルワールドになっているのではと考察されています。
一般的に黒枠コマは、回想シーンを描く際に使われます。

しかし、チェンソーマンでは、白枠コマで黒枠コマが矛盾する内容が描かれていることがあります。
荒井ヒロカズが銃殺されるシーンの白枠コマと黒枠コマの違いは以下の通りです。

  • 黒枠コマ:荒井は頭部と喉を撃たれ、コベニの顔にも血が付着
  • 白枠コマ:荒井は頭を撃たれただけで、コベニの顔に血はついていない

このように白枠コマと黒枠コマで食い違う描写が多いため、白枠コマと黒枠コマでパラレルワールドを描いていると考察されています。

デンジと並んで座ったキャラは死亡する?

デンジと座る岸辺
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

デンジと並んだ座ったキャラは死亡するという噂があります。
第1部でデンジと並んで座ったキャラはアキ・パワー・姫野・コベニですが、コベニ以外は死亡しています。」

岸辺も座っていますが、第1部の最終話なのでここでは省いています。
デンジと座ることが伏線になっているなら、コベニと岸辺は今後死亡する可能性が高いです。

第2部で、デンジと並んで座った吉田ヒロフミも危ないことになります。

銃の悪魔はチェンソーマンと戦った武器の悪魔?

銃の悪魔を攻撃する罰の悪魔
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

銃の悪魔は、チェンソーマンと戦った武器の悪魔の可能性があります。

マキマは、4人の騎士と武器の悪魔たちがチェンソーマンと戦ったと言っていました。
武器の悪魔たちは武器人間になっていますが、全員が武器人間になっているとは限りません。

銃の悪魔が武器の悪魔の1人なら、13年前に銃の悪魔を倒したのはチェンソーマンで、ポチタが銃創を負っていた理由も説明できます。

今後の伏線になる可能性は十分にありそうです。

太陽と日曜日の概念が存在しない

日曜日が描かれていない当番表
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

チェンソーマンでは、太陽と日曜日の概念が存在しないという考察があります。
チェンソーマンでは、太陽が全く描かれていません。

また、テレビで映ったカレンダーの日曜日が見切れており、掃除当番表に日曜日が存在しないのも日曜日がない伏線と言われています。

太陽がない理由は、チェンソーマンが太陽の悪魔を食べたからと考えられます。
ただし、デンジは日曜は仕事が休みと言っているため、日曜が存在する可能性は高いです。

吉田ヒロフミの謎

唐突に死の悪魔のことを口にする吉田ヒロフミ
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

吉田ヒロフミは、何らかの秘密を持つ重要キャラではないかと言われています。
吉田はタコの悪魔と契約していますが、対価を取られている描写がありません。

対価なしで悪魔を従えているのは、吉田の正体が強力な悪魔ではないかと考察されています。
また、吉田が唐突に死の悪魔のことを口にしのは、吉田の正体が死の悪魔である伏線とも言われました。

ただし、死の悪魔は女性であることが確定したため、吉田が死の悪魔である可能性は低いです。
ただ、吉田の正体が悪魔である可能性は否定できません。

第2部には第1部と同じ悪魔が登場する?

第2部で登場したコウモリの悪魔
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

第2部には第1部に登場する悪魔が、再登場すると言われています。
悪魔は輪廻転生するため、第1部で死亡した悪魔が登場してもおかしくはありません。

第2部では、第1部で死亡した永遠の悪魔・台風の悪魔・コウモリの悪魔などが再登場しました。
また、第1部で死亡はしていませんが、未来の悪魔も名前だけ登場しています。

【チェンソーマン】のオマージュ・元ネタについて考察

チェンソーマンのモチーフはB級映画

真チェンソーマン登場
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

作者の藤本タツキは非常に映画が好きなことで知られており、チェンソーマンはさまざま映画の影響を受けています。

藤本タツキが、好きなB級映画やホラー映画にはチェンソーが登場することが多いです。
また、藤本タツキはチェンソーをモチーフにしたヒーローの漫画を描きたいと言っていたそうです。

これらの事実から、チェンソーマンはB級映画やホラー映画がモチーフになっていると考えられます。

マキマの神社の能力は「哭声(コクソン)」の影響

<a href="https://www.shonenjump.com/j/rensai/chainsaw.html">出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社</a>
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

マキマが神社で能力を使用して敵を倒すシーンは、ナ・ホンジン監督の映画「哭声(コクソン)」の影響が大きいです。

藤本タツキはこのシーンが描かれた回の巻末コメントで、「哭声(コクソン)」参考にして描いたことを公表しています。

サムライソードの元ネタは「ヘルボーイ」?

サムライソード登場
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

刀の悪魔の武器人間・サムライソードは、映画「ヘルボーイ」に登場する殺し屋のクロエネンのオマージュと言われています。

クロエネンは軍服にロングコートを羽織り、両腕から剣を出現させる姿はサムライソードを連想させます。

クロエネンは途中から不死になりますが、この点も刀の悪魔を心臓にして不死身になったサムライソードに近いです。

サムライソードに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。

サメの魔人の元ネタはシャークネード?

台風の悪魔を倒すビームとデンジ
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

サメの魔人・ビームの元ネタは、ホラー映画の「シャークネード」と言われています。
シャークネードは、台風の風で空を飛ぶサメが人間に襲い掛かる映画です。

チェンソーマン49話はチェンソーマンを乗せたビームが台風の悪魔と戦う話で、タイトルが「シャークネード」になっています。

サメの魔人に関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。

【チェンソーマン】設定解説

チェンソーマンはキリスト教の影響が大きい

膝まづくチェンソーマンの眷属
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

チェンソーマンは、キリスト教の影響が大きい作品です。

87話で語られた4人の騎士はヨハネの黙示録がモチーフと考えられ、それぞれの騎士に該当する支配の悪魔・戦争の悪魔・飢餓の悪魔・死の悪魔が登場します。

83話で登場したチェンソーマンの眷属は、8人それぞれに天使の階級に該当した名前が付いています。
大天使に該当する眷属が登場しないため、第2部以降でもう1人眷属が登場するかもしれません。

悪魔は人間の恐怖心が生み出す存在

悪魔は恐れられるほど力が増す
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

チェンソーマンに登場する悪魔は人間の恐怖心から生まれ、人間が恐れた概念や存在の名前を持った悪魔になります。

名前を恐れるほど悪魔の力は強力になり、根源的な恐怖の名前が付いた悪魔は超越者と呼ばれる存在です。
逆に恐怖心が薄れると弱くなるため、人間に英雄視されたチェンソーマンは弱体化しています。

悪魔の姿は名前から連想される姿をしていることが多く、人間とほとんど変わらない外見の悪魔もいます。

魔人は悪魔が死体を乗っ取った存在

魔人の説明
出典:『チェンソーマン』(C)藤本タツキ/ 集英社

 

魔人は悪魔が人間の死体を乗っ取った存在で、肉体は人間ですが、人格は悪魔のものになります。
魔人になると頭部に悪魔の特徴が現れ、首から下は人間と同じことが多いです。

元の悪魔と同じ能力が使えますが、魔人になると全体的に弱体化します。
魔人のほとんどは駆除対象ですが、理性の強い魔人は人間と会話でき、公安で働く場合もあります。

人格は悪魔でも、人間だった時の記憶が残っている魔人も存在します。

【チェンソーマン】伏線についてまとめ

チェンソーマンの回収された伏線や未回収の伏線などをご紹介しました。
チェンソーマンは伏線がすごいと言われる作品で、今後回収される伏線も多いでしょう。

伏線に注目して作品を読み返してみると、よりチェンソーマンを楽しめるのではないでしょうか?

おすすめの記事