サイボーグ兵士を作るのに時間はかからない

サイボーグ兵士を作るのは、普通の兵士を育てるのに比べて時間はかかりません。
人間を兵士にするには、10代後半になってから時間をかけて訓練する必要があります。

しかし、くま型パシフィスタは2年足らずで大人に成長し、兵士として実戦配備できる段階になっていました。

セラフィムでも、人間が成長して一人前の兵士になるのに比べたら短期間で作ることができるでしょう。
短期間でサイボーグ兵士を作れるのは、非常に大きなメリットです。

本当に恐ろしいのは洗脳技術

パシフィスタの技術で、最も恐ろしいのは洗脳技術かもしれません。
初めて登場した時、パシフィスタはロボットのような存在に見えました。

実際、くまは自我を消されて機械のように操られています。
しかし、セラフィムは意志を持っており、会話も可能で知能が低いようには見えません。

それでも、セラフィムは威権順位に従って命令を聞くようにプログラムされており、基本的には命令通りに動く存在です。

自我が残っているのに命令を聞くようにできる技術は、サイボーグだけでなく普通の人間にも使えるかもしれません

普通の人間には使えないとしても、簡単な改造と洗脳で命令通りに動く存在にできる可能性が高いです。
人間を命令に逆らえないように、洗脳できるならかなり恐ろしい技術と言えます。

パシフィスタの技術があれば海軍は不要?

パシフィスタの技術がうまく機能すれば、海軍などの普通の軍隊は不要になりそうです。
クローン技術を利用すれば、短期間に大量の兵士を作ることが可能でしょう。

パシフィスタを1体作るだけでも、かなりの費用がかかります。
しかし、ジェルマの実例を考えれば、クローン兵士を作るだけならそこまで費用はかからないはずです。

洗脳技術を使えば普通に育った人間を採用するよりも、命令に忠実な兵士は簡単に育ちます。
強靭な肉体を持ち命令に忠実な兵士を大量に作れるなら、現在の海軍は不要になるでしょう。

最終的には全ての種族を操るのが目的?

世界政府はパシフィスタの技術を使って、全ての種族を操るのが目的かもしれません。
普通の人間にセラフィムのような処置をして、言うことを聞くようにするのは難しくないでしょう。

天竜人の権力を使えば、加盟国の人間が生まれてすぐに威権順位に従うような処置をするのは簡単でしょう。
全ての人間が意見チップに従うようにすれば、天竜人に逆らう存在はいなくなります

巨人族のような強力な種族も、世界政府に忠実な存在にすることは可能なはずです。
パシフィスタ計画は理想の兵士を作るだけでなく、そういった恐ろしい可能性持った計画であることは間違いありません。

パシフィスタの技術は天竜人にも利用される?

バーソロミュー・くまのセラフィム
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

パシフィスタの技術で天竜人をより優れた存在にできる

パシフィスタの技術は、天竜人をより優れた存在にすることも可能でしょう。
セラフィムはオリジナルの人間の特性を維持したままで、ルナーリア族の長所を組み込まれた存在です。

パシフィスタの技術なら、他種族の長所だけ取り込むことが可能でしょう。
天竜人が、他種族の優れた能力を持った存在になることもできると思われます。

能力的に優れた存在になることに、天竜人は興味を持たないかもしれません。
おそらくパシフィスタの技術なら、外見を美しくすることも可能でしょう。

子供の外見を美しくした天竜人は、多いのではないでしょうか?

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