ワンピースの世界は想像力や願望が具現化する?

ミス・ゴールデンウィークのカラーズトラップ
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ベガパンクの仮説が本当なら、ワンピースの世界は人間の願望や想像が、現実として具現化する世界の可能性があります。

以下でそれについて考察します。

カラーズトラップはミス・ゴールデンウィークの願望が生んだ能力?

バロックワークスのミス・ゴールデンウィークのカラーズトラップは、彼女の願望から生まれた特殊能力の可能性があります。

ミス・ゴールデンウィークは能力者でもないのに、絵の具を使って相手に暗示をかけることが可能です。

言葉による誘導をせずに、絵の具の色だけで催眠術のように相手に暗示をかけるのは明らかに不自然です。
ミス・ゴールデンウィークの強い想像力が、悪魔の実の能力のような力を生み出したとも考えられます

ミス・ゴールデンウィークのイメージが絵の具を伝って、暗示をかけるという発言もあり、人間の願望が具現化する伏線かもしれません。

摩擦熱でサンジの足から火が出るのも願望の実現?

摩擦熱でサンジの足から、炎が出るのも願望の力かもしれません。
サンジはエニエスロビー編から、摩擦熱で足を発火させて攻撃する悪魔風脚ディアブルジャンブを使用しています。

ギャグよりの描写ではありましたが、ワノ国編でクイーンが普通の人間は摩擦熱で足を燃やすことはできないと断言していました。

サンジは特殊な人間なので、何らかの血統因子の力の可能性はあります。
しかし、サンジ本人は自分の情熱で足を発火させていると言い切っていました。

足が発火する理由について作中で明確に説明はなく、これもワンピースの世界は人間の願望が現実になることの伏線かもしれません。

当たり前と思えないことは実現できない

ワンピースの世界は願望や想像を具現化できるとしても、本人が当たり前にできると思えないことは実現できないと思われます。

1103話でボニーで、ボニーの使用する「ニカみたいな未来」は弱くなっていました。
サターン聖は、ニカがいないと思い始めているから「ニカみたいな未来」が弱くなったと指摘

現実を知る度に選べる未来が狭くなるようですが、トシトシの実は信じられない未来の可能性を現実にできないということでしょう。

悪魔の実無しで発現する特殊能力も原理は同じでしょうから、当たり前と思えないことは実現できない可能性が高いです。

悪魔の実はアカシックレコードから生まれた?

ボニーの能力はサターン聖の実験の結果
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

アカシックレコードは、過去から未来のあらゆる出来事や感情などが記録されているという宇宙のデータベースのようなものです。
アカシックレコードの実在は証明されていませんが、実在を信じる人は多いです。

ベガパンクの作ったパンクレコーズはあらゆる知識や体験を共有できるもので、アカシックレコードが元ネタとも考えられます。

悪魔の実はアカシックレコードから自然発生した?

悪魔の実は、アカシックレコードから自然発生した果実の可能性があります。
ここではアカシックレコードに関しては、願望や想像などの情報が集まった集合体があるという理解で大丈夫です。

ベガパンクの仮説は、悪魔の実は人間の願望から生まれたというものですが、具体的に悪魔の実が生まれる過程を説明してはいません。

しかし、人間の願望や想像力が具現化するなら、アカシックレコードに記録された願望が悪魔の実として具現化したのではないでしょうか?。

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