【ワンピース】ルフィのギア5とは?ニカとの関係性や能力、強さやリスクも徹底解説!
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ワンピース第1044話”解放の戦士”にてルフィのギア5が登場。それと同時に、ゴムゴムの実が『ヒトヒトの実 幻獣種 モデル”ニカ”』だということも判明しました。

この記事ではとうとう登場したルフィのギア5について、徹底的に解説していきます。

ギア5とは?

ギア5とは、ワンピース1044話にて登場したルフィの身体強化技の1つで『ギアフィフス』と読みます。
まずはゴムゴムの実について、解説していきます。

ギア5はゴムゴムの実の覚醒

ルフィ覚醒ギア5
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まず、覚醒の経緯を振り返ってみましょう。

ルフィは四皇である百獣のカイドウと死闘を繰り広げていましたが、その最中にCP-0からの妨害を受けてしまい、一時は死んでしまったかと思われていました。

しかし、ルフィの心臓から解放のドラムが鳴り始め、復活します。

その時に発動した新たな技こそが、ギア5です。

これまでに登場したギアは、ルフィがゴムゴムの実の『体がゴムになる』という性質を応用して、”身体を強化する”技でした。

その点、今回登場したギア5は、能力が及ぶ範囲にこれまでと大きな違いがあります。
能力については後ほど詳しく解説しますが、この違いこそがゴムゴムの実が覚醒したことによる変化なのです。

悪魔の実の覚醒とは

そもそも悪魔の実の覚醒とは、どういったものなのでしょうか。

727話では、自身も能力を覚醒させているドフラミンゴがルフィに対して、覚醒とは「己以外にも影響を与え始める」ことであり、悪魔の実の能力の「上の世界(ステージ)」であると話しています。

確かに同じ727話では、建物が糸に変わるなど、ドフラミンゴのイトイトの実の能力が周囲にも影響を及ぼしていることがうかがえます。

その他、ビッグマム海賊団のシャーロット・カタクリのモチモチの実も、地面や建物を餅のように変化させています。

また、現在ルフィと同じく鬼ヶ島にいて、四皇であるビッグマム(シャーロット・リンリン)と闘っていたユースタス・キッドとトラファルガー・D・ワーテル・ローについても同様に、悪魔の実の覚醒が判明しています。

このことから、ドフラミンゴの言ったように『悪魔の実の覚醒=周囲に能力を付与できる』と考えてよいでしょう。


ルフィのギア5と太陽の神ニカとの関係

では、ギア5と太陽の神ニカは、どのように関係があるのでしょうか。

ニカについては1018話のフーズ・フーのセリフから、「太古の昔に奴隷達が自分達を救ってくれると信じた伝説の戦士」だと判明しています。

そして、ニカの話をした看守は消されてしまったとのことから、天竜人や世界政府が意図的に存在を隠しているということも推察できます。

また、第1044話”解放の戦士”では五老星たちによって、存在を隠しているのは悪魔の実についても同様であり、『ヒトヒトの実 幻獣種 モデル”ニカ”』に『ゴムゴムの実』という偽名を与えたことなどが語られています。

「いや…あり得ん!!もはやあの実は我々にとっても伝説だ。過去何百年も”覚醒”する事などなかった」
「ではなぜ世界政府は……!!わざわざあの”悪魔の実”にもう一つの名を与えた!!歴史からその実の名前を消す為だろう!?」

つまり、ルフィが自ら『最高地点』と称し『ヒトヒトの実 幻獣種 モデル”ニカ”』が覚醒したことを表すギア5とは、太陽の神ニカの力そのものであり、五老星たちから「消すべきだ」と危険視されるほど世界政府にとっての脅威であると考察できます。

今までのギアをおさらい

前項でも触れたギアシリーズは、ルフィの強さを語るうえでとても重要な力です。
ギア5の強さをより深く知るためにも、これまでのギアについても振り返っておきましょう。

ギア2:血流を加速させ身体能力を向上させる

ギア2
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ギア2が初めて発動されたのは387話で、実際に使用したのは388話でのブルーノとの戦闘中です。
ポンプの要領で全身の血液の流れを上げることにより、爆発的に身体能力を向上させる技です。

しかし、ゴム人間でなければ高速な血液の流れで心臓が破裂するほどの速度のため、寿命が縮むというリスクや多用すると体が動かなくなるなどの反動があります。

ただ、反動についてはギア2を使い始めたころに見られたもので、2年後の新世界編からは部分的に使用したり速度が上昇するなど洗練された様子が描かれています。

上昇した身体能力の中でも、特に速度の上昇が著しく、技名も「ゴムゴムのJET銃(ジェットピストル)」のように「JET」がつきます。

また、ギア2発動中は体が高温になるようで、全身が赤くなって蒸気が上がるという特徴があります。

ギア3:身体の一部を巨大化させる

ギア3
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ギア3が初めて発動されたのは421話でのロブ・ルッチとの戦闘中です。
親指を噛み、そこから骨の中に空気を送り込むことで骨自体を膨らませる「骨風船」を使い、巨人の体のように巨大化させる技です。

巨大化は部位ごとに可能で、威力も格段に上がるようです。
ギア3もギア2と同様に、使い始めたころは使用時間分体が縮んでしまうという反動が見られましたが、2年後の新世界編からは反動無しで何度も使えるうえ、ギア2と併用するなどパワーアップした様子が描かれています。

技名では、ギア3のみ発動時は「ゴムゴムの巨人の銃(ギガントピストル)」など「巨人」がつき、覇気を纏ったときは「ゴムゴムの巨象(エレファントガン)」など動物の名前が入ることが多いです。


ギア4:武装色の覇気で筋肉を増幅させる

ギア4には3つの形態があります。

ギア4
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

初めての発動は784話で、ドフラミンゴとの戦闘中に登場した『弾む男(バウンドマン)』です。

次に登場したのは842話でのシャーロット・クラッカーとの戦闘中で、『タンクマン』という形態です。

ルフィギア4スネイクマン
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そして、最後に登場したのが895話。シャーロット・カタクリとの戦闘中で『スネイクマン』という形態です。

これらの総称であるギア4は、武装色の覇気で硬化させた腕に空気を送り込むことで筋肉自体を膨らませる「筋肉風船」を使っており、巨大化して攻撃力を上げつつ、武装色の覇気によって防御力も向上させた強力な技です。

しかし強力な分リスクは大きく、これまでのギアの反動を乗り越えた現状でも「発動状態を長く保つことができない」「多用すると動けなくなる」「約10分間覇気が使えなくなる」という反動があるようです。

そのため、決めの一撃などここぞという時に使われることが多いです。

また、バウンドマンはバランス型、タンクマンは防御型、スネイクマンはスピード型という特徴があり、送り込む空気の量を調整することで形態を切り替えているようです。

ギア5:世界で最もふざけた能力?

ギア5(ゴムゴムの実の覚醒)は”自由”を体現できることから、世界で最もふざけた能力と言われています。
そしてそれは、ワンピースの世界において最強ともいえる力です。

具体的な強さについてはこの後の解説を見ていただけるとわかるのですが、どうやらこの展開には賛否両論あったようですね。

確かに今回登場したギア5はギャグテイストが強い側面もあり、バトル漫画としてはあまり見ないタイプの主人公です。

しかし、『太陽の神ニカ』の”自由さ”と”人々を笑顔にする”という特徴は第1話からずっと変わらないテーマであることが、尾田先生本人によって第65巻のSBSのコーナーで語られています。

この回では、読者から「なぜルフィはとても弱そうなゴムの能力者にしたのでしょうか?」という質問が寄せられました。

それに対して尾田先生は、「一番ふざけた能力を選んだのです。」「いつでもふざけるチャンスをくれます。」と答えています。

シリアスな場面でも読者に笑顔を与えてくれる。そんなルフィだからこそ、これほどまでにたくさんのファンがいる漫画なのだということを、再度気づかせてくれる展開だったと思います。

ギア5の能力

ここからは作中で登場した能力や技について、さらに詳しく見ていきましょう。
まずは、能力から解説していきます。

巨大化

ギア5ルフィの巨大な拳
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ギア5を発動すると体を巨大化させることが可能で、想像するだけで部位やサイズも自由自在に変えられるようです。

これまでのギア3やギア4の時の巨大化とは違い空気を送り込む必要がないため、「膨らませて大きくなる」というよりも、「本当に巨大になっている」状態なのだと考えられます。

加えて、巨大化のサイズ制限なども今のところ見受けられておらず、龍に変身した状態のカイドウを片腕だけで捕まえられる様子も描かれており、これまでのギアシリーズよりも格段にパワーアップしていることがわかります。

さすがに大きすぎるサイズへの巨大化は時間がかかるようですが、鬼ヶ島と同じかそれ以上のサイズに拳を巨大化させているシーンもありかなりの迫力です。

周囲にゴムの性質を付与できる

ギア5を発動すると周囲にゴムの性質を付与できるようになります。

この能力が一番わかりやすい”覚醒”の力ではないでしょうか。

戦闘では、大地や壁にゴムの性質を付与することで、カイドウの”熱息(ボロブレス)”や打撃などの攻撃を弾き返しており、汎用性が高い能力となっています。

また、ドフラミンゴやカタクリのように”超人(パラミシア)系”の能力の覚醒では無機物にしか能力を付与できないようですが、”動物(ゾオン)系”の『ヒトヒトの実 幻獣種 モデル”ニカ”』の覚醒、つまりギア5では、カイドウの体もゴムのように伸びるシーンが多く見られ、無機物以外にも影響があると推察できます。

また、ルフィがギア5を発動している間のみ、周囲にいる人のリアクションが大きくなることも気になるポイントです。

1045話では、同じ鬼ヶ島にいたお玉、ナミ、チョッパー、キッド、ローの目玉が飛び出ているシーンがあり、キャラクター性から考えても”覚醒”により、ニカの”人を笑わせ苦悩から解放する”という能力の影響が出ていると考察できます。

空中を走ることができる

ギア5を発動すると、空中を走ることも可能になるようです。

1045話ではカイドウの攻撃により鬼ヶ島からかなり遠いところまで飛ばされてしまったルフィですが、その後、空中で両足を高速で回転させ、字のごとく「走って」鬼ヶ島まで戻る様子が描かれています。

この”空を走る”能力ですが、CP9が使っている六式の「月歩」とはまた違った原理のようです。

月歩は空気そのものを強靭な脚力で蹴り上げることで、ジャンプを繰り返し移動するものでしたが、今回のルフィについては単純に走っている様子。

また、走り出した際の「ボンッ!!」という効果音や走っている最中の「ブィイィィィィン!!」という効果音から、その速度がとてつもないことがわかります。

まさに子どもの空想を実現したようなシーンであり、ギア5が”自由”な能力であることがうかがえます。

雷を武器のように扱える

雷を扱うギア5ルフィ
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ギア5を発動すると、雷を武器のように扱うことも可能です。

1046話ではカイドウと戦闘している最中に、落ちてきた雷を素手でつかみ、槍の要領でカイドウに投げつけていました。
加えて、雷をつかむことで軌道修正する様子も描かれており、威力だけでなく機動力としても有効な能力です。

また、その時のルフィの容姿ですが、「風神・雷神」のように背中に炎を纏っていました。
「雷」「神」といえばエネルを思い出す方も多いでしょう。

エネルが登場した空島では「宴の際のルフィの影がニカの姿と似ている」「宴の際の効果音が”解放のドラム”」「太陽の神を信仰している」などなど…太陽の神ニカとの関連も考察されていますので、この”雷を扱うことができる”という能力は、後々重要なポイントになってくるかもしれません。

ギア5発動時の技一覧

ギア5の能力はどれも強力でしたね。
それでは最後に、ギア5の能力を活かしたルフィの新しい技についても見ていきましょう。

ゴムゴムの猿神銃(バジュラングガン)

猿神銃(バジュラングガン)
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ギア4の『弾む男(バウンドマン)』で「ゴムゴムの猿王銃(コングガン)」という技があります。

これは「ゴムゴムの銃(ピストル)」の進化版で、武装色の覇気をまとった状態で巨大化し片手でパンチする技ですが、ギア5の「ゴムゴムの猿神銃(バジュラングガン)」はそこからさらに進化した技といえるでしょう。

1048話にて技名が判明したこの猿神銃(バジュラングガン)は、武装色に加え覇王色の覇気も纏っており、サイズも鬼ヶ島を上回る程だったので威力ははかり知れません。

また、ルフィの技名に「神」とつくのはこれが初めてなので注目が集まっています。

これからの物語で、ルフィはどんどん『ヒトヒトの実 幻獣種 モデル”ニカ”』の力を使いこなしていくと思いますので、今回の猿神銃(バジュラングガン)をきっかけに、他の技名にも「神」が付くようになっていくのではないでしょうか。

ゴムゴムの縄跳び

ゴムゴムの縄跳び
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

こちらの技は”自由”を手にしたルフィの技の中でも、かなりトリッキーですね。

1045話で登場したこの「ゴムゴムの縄跳び」ですが、なんと、龍に変身した状態のカイドウの頭と尻尾を掴んで縄跳びします。

筆者は、ギャグテイストな技の絵に対して、攻撃を受けたカイドウの「グオオオオ~~~!!!」という苦しそうな声にギャップがあって思わず笑ってしまったほどですが、よくよく考えるとこのシーンは”覚醒”の強さをわかりやすく物語っていますね。

前にも述べましたが、カイドウは”四皇であり懸賞金3位”です。
そのカイドウを縄跳びにしているのですから、この時のルフィとカイドウの身体能力にかなりの差があったと考えられます。

ギア5を使い始めてすぐにこの技を思いつくあたり、ルフィの思考の”自由さ”にも驚かされますね。

ゴムゴムの巨人(ギガント)

ギア5ルフィの巨人化
出典:pixiv@Nut Desu

 

こちらは名前の通り、巨人サイズに巨大化する技です。

本記事の「ギア5の能力」で巨大化についてすでに解説していますが、その巨大化の能力を使い体全体を巨大化させ巨人のように変化するのが「ゴムゴムの巨人(ギガント)」です。

これまでにもギア3やギア4で巨大化する様子は描かれていましたが、今回の巨人(ギガント)は龍に変身した状態のカイドウと同等のサイズでしたので、威力も段違いなのでしょう。

また、こちらも前述した情報ではあるのですが大事なポイントですので、もう一度巨大化について振り返ってみましょう。

“ギア3やギア4の時の巨大化とは違い空気を送り込む必要がない”

ここです。この”空気を送り込まずに巨大化”というのは、「骨風船」や「筋肉風船」のようにゴムの性質を利用しているわけではなさそうなので、「そもそもニカが巨大(もしくは巨人)である」や「ニカが体のサイズを変えられる性質を持っていた」など、太陽の神ニカ自身の能力と考察できます。

ゴムゴムの風船

ゴムゴムの風船
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

こちらの技はギア5の発動とは関係なく、ルフィが以前から使っていた技と同じものです。

しかし、同じなのはあくまでも”技”だけであり、威力や効果などにはおもしろい変化が見られます。

これまでの「ゴムゴムの風船」は、主に砲弾を跳ね返すなどの防御に使われることが多かったですよね。

しかし今回は、龍状態のカイドウに飲み込まれた際にカイドウの体内で膨らみ、ダメージを与えるために使われたようです。

この、ギア5状態でのゴムゴムの風船で特に注目したいポイントは、「カイドウの体もルフィに合わせて伸びている」「空を飛べるカイドウが強制的に浮かんでいくほどの浮力がある」という点です。

普通、体内で急に何かが巨大化したらそこから破裂すると思うのですが、今回カイドウがそうならなかったことを考えると「龍状態のカイドウにはある程度の伸縮性がある」か「単純に漫画としての描写」か「覚醒によりカイドウにもゴムの性質を付与された」という解釈ができます。

この解釈の中では、”ゴムの性質を付与”した可能性が一番高いと思うのですが、それについては次の技の解説時に一緒に確認しましょう。

ゴムゴムの脱出ロケット

ギア5ルフィのゴムゴムの脱出ロケット
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

こちらの技は、一つ前に解説した「ゴムゴムの風船」とセットで使われていました。

カイドウに飲み込まれ体内で「ゴムゴムの風船」を使ったルフィは、膨らんだ状態のまま通常時の「ゴムゴムのロケット」と同じ要領でカイドウの体内から脱出します。

こちらも、技自体はこれまでに何度も使っている「ゴムゴムのロケット」と同じなのですが、風船の時と同じように注目したいポイントがあります。

それは「カイドウの目から手を突き出し、鼻をつかんだ」ということです。

そうです。このシーンでも、”カイドウの体が”ゴムのように伸びているのです。

前述のゴムゴムの風船といい、カイドウの体自体が通常ではありえない動きをしていますので、やはり『ヒトヒトの実 幻獣種 モデル”ニカ”』の覚醒により「カイドウにゴムの性質が付与された」ということなのでしょう。

ゴムゴムの雷

雷を掴むギア5ルフィ
出典:pixiv@CESAR KIWI

 

最後に解説するこちらの技もすでに本記事で少し触れているのですが、落ちてくる雷をつかみ、槍の要領で相手に投げつけるという技です。

ただでさえ雷は威力が高いですから、それを武器のように扱えるとは末恐ろしい能力です。

また、ルフィがゴム人間で雷が効かないといっても触るとなると話は別です。
そのため、このゴムゴムの雷もまた「雷にゴムの性質を付与している」という可能性が高いでしょう。

そしてもう一つ、この技には気になる点があります。それは、落ちてくる雷のスピードにどう対応しているのかということ。

“掴む”という行為だけなら”ゴム化”で説明ができますが、一瞬で落ちる雷に対応していることを考えると「ニカの”自由”に関する能力の影響を受けている」可能性もありそうです。

ゴムゴムのモグラ銃(ピストル)

ルフィ・モグラ銃
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

1069話でロブ・ルッチとの戦闘時に繰り出した技。

ギア5の状態で「ゴムゴムの銃(ピストル)」を地面に撃ち込むと、地面がゴム化しルフィの手のようにロブ・ルッチを攻撃する技です。

銃が地面から盛り上がって出てくるのがモグラのようなので「モグラ銃(ピストル)」ですね。

これなら相手に直接攻撃せずとも、地面を通して攻撃出来るのでどこから技が飛んでくるか分からないのはかなり厄介でしょう。

ゴムゴムの白い鞭(ドーンウィップ)

ルフィ・白い鞭
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

1070話で戦桃丸をロブ・ルッチから守る際に使った技。

基本的にはこれまで使っていた「ゴムゴムの鞭(ムチ)」のギア5バージョンだと思います。

しかし体のひねりが加えられ、武装化されていることから威力が大きく違います。

さらに技を繰り出したあとルフィが、回ったまま勢い止まらずどこかへ行ってしまっているので、かなりの威力であることが分かります。

また"白い"をドーンと読んでいるのもギア5ならではポイントではないでしょうか。

これまでワンピースではDAWN(ドーン)は夜明けを意味してきました。

ここでの"白い"を意味するドーンと"夜明け"を意味するDAWN(ドーン)は両方太陽を意味しており、ギア5が太陽の神 ニカであるからこその技なのではないでしょうか。

ゴムゴムの白い(ドーン)ロケット

ゴムゴムの白い鞭同様1070話でロブ・ルッチに使った技。

こちらはこれまでの「ゴムゴムのロケット」のギア5バージョンだと思います。建物のパイプをゴム化しバネのような反動で勢いをつけて威力を強化しています。さらに白い髪の毛からゴーグルを作り出し、命中精度を高めています。

「ゴムゴムの白い(ドーン)ロケット」の破壊的な威力により、ルッチは意識が飛びそうになっています。

覚醒しているルッチが「何だ、この威力!!」と言っているのでかなり凄い威力なんでしょう。

こちらも"白い(ドーン)"が付いているので、太陽の神 ニカならではの技なのでしょう。

ギア5の強さとリスク・デメリットは?

それではここから、ギア5についてさらに詳しく解説していきます。

ギア5の強さ

四皇
出典:pixiv@かまきり

 

ワンピースではこれまでに様々な悪魔の実や能力が登場しているので、ギア5を発動したルフィがどれくらいの強さなのかは気になるところですよね。一度、現時点での懸賞金ランキングを見てみましょう。

1位:『ゴール・D・ロジャー』/55億6480万
2位:『エドワード・ニューゲート』/50億4600万
3位:『カイドウ』/46億1110万

懸賞金は、個人や海賊団の強さだけでなく政府に及ぼす危険度を示すものなので、額だけで強さのランキングをつけることはできません。

しかし、それを加味したうえでも”四皇であり懸賞金3位のカイドウ”と”ギア5発動前から渡り合っていた”ことを考えると、ギア5を発動したルフィがとんでもない強さであることがわかります。

その強さのポイントは、ルフィ自身が「おれのやりたかった事全部できる」と語るほどの”自由度”です。

この”自由度”は”対応力”と言い換えることもでき、悪魔の実によって全く違う能力が手に入るワンピースの世界において非常に強力な力です。

そして何より、ルフィが自由な発想ができる人物だからこそ、ここまでの強さを発揮できるのだと考えられます。

ギア5のリスク

現時点で”最強レベル”ともとれるギア5ですが、やはりリスクやデメリットは存在します。そのリスクについては、ギア5を発動した後のカイドウとの闘いの最中に描かれています。

1045話でルフィが限界を迎えギア5が解けてしまった時、ヨボヨボのおじいちゃんのようになり、ひどく息切れをしていたのです。その姿は、対戦相手のカイドウでさえ「誰だ貴様!!!」とツッコミを入れてしまうほど。

その後、直ぐにギア5を再発動していたため、ギア3のように反動で体が縮んでしまったりギア4のように一定時間覇気を使えなくなるような反動は今のところないようですが、エネルギーの消耗は激しいようです。

ギア2では寿命を削るというリスクがありましたし、今回のギア5はこれまで以上に強力な力なので、ギア2と同じく寿命に影響があると考えるのが自然かもしれません。

唯一の天敵はヤミヤミの実か

黒ひげ
出典:pixiv@瞬く

 

老化という副作用や斬撃に弱いという欠点はあるものの、カイドウを撃破した今、ギア5状態のルフィと対等に戦える者は片手で数えるほどでしょう。

ルフィにとって唯一の天敵になりそうなのが、黒ひげのヤミヤミの実。

ルフィと黒ひげ、共にDの一族であり最悪の世代でもある海賊。
ただ、悪魔の実の能力や食べ物の好みに至るまで、この2人は見事なまでに対照的に描かれいます。

「太陽か闇か!!勝者は一人だ!!」という黒ひげのセリフにもあるように、太陽の神ニカとヤミヤミの実の能力者は戦う運命。

海賊王を目指すルフィにとって決して避けられない相手が黒ひげというわけです。

さらに、ヤミヤミの実は悪魔の実の能力を無効化するという特性もあるので、ここがルフィが黒ひげと戦う際の最大のポイントになりそう。

ニカの力すら闇の前では無力なのか。

ルフィのまだ見ぬ「獣型」や雷を操る描写にそれを打破する秘策があるような気がします。

今後登場しそうなギア5の能力予想!

ギャグ+ゴムが織り成す無限の可能性

あまりにも強すぎるニカの能力ですが、カイドウ戦で見せたのはその一端に過ぎず、今後さらなる技があることは間違いないでしょう。

ギャグ要素が強いとは言え、「ゴムゴムの猿神銃」のような壮大でカッコいい技もあるのも事実。
「ゴムゴムの業火拳銃(レッドロック)」や「ゴムゴムの王蛇(キング・コブラ)」の最上位版にも期待ですね。

とは言え、ギア5は体への負担も大きいので、ルフィが今後ギア5で戦う相手は限られてくるはず。海軍元帥の赤犬(サカズキ)、四皇の黒ひげ。

このあたりはギア5で戦いそうですが、コワモテの赤犬がルフィのギア5に驚いて目玉を飛び出している絵は想像つかないですよね。

ふざけた描写も良いけど、個人的にはルフィに似つかわしくないほどカッコいい技を期待したいですね。

未だ隠されしギア5のゾオン系

先程も触れましたが、ルフィが口にした「ヒトヒトの実 幻獣種 モデルニカ」はゾオン系。
長年、全読者がゴムゴムの実=パラミシア系だと思っていた事実が覆されたわけです。

ゾオン系には「人型」「人獣型」「獣型」という3つの形態があり、ここがパラミシアやゾオン系とは大きく違う特徴。
チョッパーやCP9を思い浮かべる人も多いのでは?

ただ、「ヒトヒトの実 モデルニカ」はゾオン系の中でもかなり特殊。
希少な幻獣種であることもさることながら、ニカの力が発現したルフィの姿はゾオン系の3形態のどれに該当するのか?
通常の状態が「人型」、カイドウ戦で見せた姿が「人獣型」だとすれば、「獣型」がまだ出てきていないわけです。

最も野生に近いのが「獣型」なので、ルフィの自我が失われ、ニカの人格が完全に出てくる暴走状態。
これが「ヒトヒトの実 モデルニカ」の「獣型」なのではと考えています。

いずれにしても、今後の戦いで「獣型」は明かされるでしょう。

ギア5とランブルボールの関係性

チョッパー ランブルボール
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ランブルボールとは、麦わらの一味の船医・チョッパーが発明した特殊な薬の事です。飴玉のような形をしており、動物系悪魔の実の能力に作用。

「人型」「人獣型」「獣型」に加え、新たに4つの形態に変身できます。
このランブルボールを駆使することで、チョッパーは自らの能力(ヒトヒトの実)を格段に引き上げ、「7段変形」を可能にしました。

ルフィはチョッパーと同じヒトヒトの実の能力者であることが判明しましたが、このランブルボールをルフィが口にする可能性も出てきたわけです。

ただ、これまで己の体1つで戦ってきたルフィが、いまさらパワーアップアイテムに頼るのも違和感がある。
ルフィの7段変形を見てみたい気もしますが、ニカモードが強すぎる事と物語が終盤という事を考えれば、ルフィはランブルボールを口にすることは無いと思います。

ギア5のファンの反応は?

圧倒的な強さを見せているギア5ですが、ファンはどういった反応をしているのでしょうか。

ファンの反応を紹介します。

発動時は大興奮、しかし予想通りの声も

https://twitter.com/yuchosan51/status/1508117816968646657

カイドウ戦で一度意識を失ったルフィがギア5を発動し復活したシーンは、これまでのワンピースの中でも神回と呼ばれる展開になりました。

しかしゴムゴムの実がヒトヒトの実 幻獣種"モデル ニカ"だったというのはファンの中で多く予想されていた考察でした。

それもありギア5発動時は興奮したものの、予想された展開にがっかりしたファンも一部いたようです。

コミカル過ぎて不評

ふざけた能力で圧倒的な強さを見せているギア5のルフィですが、その描写がコミカル過ぎて緊張感がないという声も多いようです。

確かに戦闘中でもルフィが驚いた際には目が飛び出したり、殴られた形のままだったりと、能力以外での表現もふざけた要素が多いようにも思えます。

もちろんニカという神話的な存在を表現する為に少し表現を過剰にしている可能性もありますが、ファンの間では不評なところもあるようです。

ギア5のまとめ

ここまでギア5について解説してきましたが、いかがでしたか?
ワンピース第1044話”解放の戦士”にて判明した『ヒトヒトの実 幻獣種 モデル”ニカ”』と覚醒した状態のギア5の強さ、そして何より、ギア5発動にまで至ったルフィの凄さが伝わったのではないでしょうか。

今回、一気にいろいろな伏線が回収され、これまでのワンピース史上最大ともいえる『ゴムゴムの実が偽名だった』というトリックが解明されましたが、回収されていない伏線はまだまだあります。

ルフィの夢の果てを見届けるためにも、今後も注目していきたいですね。

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