時間と空間を飛び越えた恋が描かれている

時間と空間(宇宙)を超えた恋が描かれていて素敵でした。

さらに2047年と未来を描いているのに携帯電話がガラケーという違和感などがさらにこの物語に興味を沸かせるものとなりました。

通常、未来の作品を描くときは最新機器やハイテク機器が描かれますが、深海誠監督はそこをガラケーで描いていてメールが届くのになんと8年以上。

そこの設定がさらに切なさを増大させていると私は思いました!

【ほしのこえ】の感想・評価

【ほしのこえ】の口コミ・評価

新海誠監督の初作品とあり様々な口コミや評価がありますのでいくつかご紹介していきたいと思います!

新海誠監督が有名になった今【ほしのこえ】を今の制作メンバーでリメイクしてほしいという意見が多いようです!

今から約17年前の作品ともあり懐かしむ声も絶えませんし、再びDVDを借りて観賞しようという方も少なくはないです。

【ほしのこえ】この作品が生まれていなければ、深海誠監督は現在公開されている「天気の子」や「君の名は」は生み出せていなかったのではないでしょうか?

新海誠監督の原点を知れる印象深い作品です!

これから深海誠監督の作品を見ようと思っている方はこの作品を見てからほかの作品を見てほしいと思います。

この作品はほかの深海誠監督作品と比べたら25分と短いですが、実態に見てみるといろいろなものがぎゅっと詰まった作品になっています。

宇宙に行くためのメンバーに選抜されたミカコは思いを寄せるノボルを地球に残して旅立ってしまう。

宇宙に行ってもお互いの関係を続けるためにメールのやり取りを行う。

今までは送信ボタンを押せば一瞬で相手にメッセージを届けることができたが、それがだんだん1週間、1か月、1年・・・そして8年。

この切ない感動のラブストーリーに心が何度も締め付けられます。少しでも気になっている方は是非、ご覧ください!

【ほしのこえ】の感想(ネタバレ有)

ほしのこえメール
出典:コミック・ウェーブ・フィルム

 

 ネタバレを含みます

ミカコは宇宙の選抜メンバーに選ばれて宇宙に来たことを誇らしく思っている反面、本当は何もなく地球に帰還できることをいいと思っているのでした。

しかし、冥王星(めいおうせい)の外側で敵と遭遇してしまい、戦闘したミカコは母艦のワープを使いさらに遠くへ行ってしまう。

そんなことも知る由もないノボルは、ミカコのメールを待っては携帯電話で確認する日々であった。

地球とのタイムラグが1年になったころ、ミカコのいる艦内で「地球に連絡があるものは済ませておくように」というアナウンスが流れた。

これから長距離ワープを使用するため、ワープ完了後はメールが地球に届くまでに8年以上かかるからだった。

ミカコはノボルの記憶から自分が消えるのではないかと恐怖心が芽生えたため、このメールが届くまで8年と7か月かかることを謝り、宇宙と地上に引き裂かれた恋人みたいだと送った。

気になるミカコの今後ですが、ミカコの生存については書かれていないのです。

8年越しでメールが届くのですがノイズだらけで読めるのはたったの2行だけです。

その後、新聞で「帰還の可能性はリシテア号1隻か?」と報じられます。これはミカコが実際に乗って戦っていたものです。

ミカコが生きているか死んでいるかはわかりませんが、その後を視聴者に想像させる作品で素晴らしかったです。

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