【ワンピースネタバレ考察】ベガパンクは裏切りに気づいていた?時系列が合わない理由について考察
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

「ワンピース」1116話にて配信電伝虫の場所が発覚しました。
それと同時に、ベガパンクがヨークの裏切りを知っていたような口ぶりを見せたのです。

本記事ではベガパンクは本当に裏切りに気づいていたのか、時系列が合わない理由について考察していきます。

配信電伝虫の隠し場所は鉄の巨人

ステラの発言によって発覚

攻撃をものともせずに進む鉄の巨人
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ベガパンクはマザーフレイムが盗まれていたことも、盗まれていたタイミングにも気づいていたようです。

同時に、政府が自身を殺しにくることも織り込み済みでした。

そのため、ベガパンクは政府が介入してくることを踏まえて、配信電伝虫を隠していたのです。

そこで、見つかりにくい場所ではなく、鉄の巨人の中に電伝虫を入れ守らせていました

「ワンピース」1066話に伏線が?

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

鉄の巨人に隠すのは、完全に予想外かもしれませんが、実は1066話に鉄の巨人へ電伝虫を隠した伏線が残されています。

初めてルフィとベガパンクが出会ったシーンで、ベガパンクは鉄の巨人に挟まっていました

どうやら瞬間移動中に挟まってしまったようですが、なぜベガパンクは鉄の巨人へワープしたのでしょうか?

それは、鉄の巨人の中に配信電伝虫を隠そうとしたからです。

瞬間移動を使ってまで鉄の巨人に入ったのは、動力が失われているため、本来の入り口が開かなかったのかもしれません。


なぜ2週間前に盗難されたと気づいた?

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ベガパンクはマザーフレイムの欠片が盗まれたのが、2週間前だと気づいていました。

作中でルフィ達がエッグヘッドに上陸してから遡ると、およそ3週間前に当たると考えられます。

しかし、ヨークの裏切りには驚いていたはずなのに、盗まれた正確な時期まで分かっていたのはなぜでしょう?

しかも、ベガパンクが裏切りを知ったのは、配信を行う1日前です。

考えられる理由としては、マザーフレイムの盗難だけは知っていたということです。

マザーフレイムの盗難には気づいていた?

「全部お前の仕業」というセリフの意味

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ベガパンクはヨークの裏切りに気づいていなかったのは間違いないでしょう。

同じ脳を共有していたヨークは、演技も嘘も下手と語っていました。

しかし、マザーフレイムの盗難にだけは気づいていたと考えられます。

恐らくですが、ルルシア王国の消失に気づいたことで、マザーフレイムの盗難を知ったのでしょう。

そして、研究所のログ等を調べたと考えられます。
盗難の記録が残っていなければ、正確な時期までは分からないはずです。

ですが、何者がこんなことをしたのか?までは分からなかった。

だからこそ、ヨークは裏切り者と知った時、「全部お前の仕業なのか!?」と驚いたのでしょう。

他に内通者がいると考えていた?

ステューシー
出典:「ONE PIECE」(C)尾田栄一郎/集英社

 

ベガパンクはマザーフレイムの盗難には気づきつつも、何者が盗んだかまでは知らなかったのでしょう。

ただ、自身が海軍側にステューシーを送り込んでいたため、内通者が送り込まれていることまでは思いついていたはずです。

しかし、内通者ではなく、自分自身が世界政府へ寝返っていたとは微塵も思いつかなかった

そのため、ヨークが裏切り者と知った時に驚いたのでしょう。

そう考えると、ヨークがベガパンクの反応に嘘がないのにも説明がつきますね。


政府のことはステューシーから知らされていた?

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

マザーフレイムのことは、ルルシアの消滅から勘づいたと考えると説明がつきます。

しかし、政府がベガパンクの命を狙っていたこと。空白の100年の研究が漏れてしまったことに、なぜ気づいていたのでしょう?

これに関しては、ステューシーが一枚噛んでいると考えられます。

そのため、ベガパンクはステューシー達がやってくる直前に、鉄の巨人を電伝虫を隠していました

つまり、政府に命を狙われていると知ってから、電伝虫を隠すまでにさほど時間がなかったということです。

ステューシーが任務を受けてから、ベガパンクへ命を狙われていると伝えた何よりの証拠でしょう。

ベガパンクの配信はリアルタイムで作られている映像?

パンクレコーズを通して映像を作っている?

パンクレコーズの正体
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ヨークはベガパンクの配信を聴きながら、「時系列が合わない」と考えていました。

その原因として、もうひとつ考えられるのが、配信されている映像がリアルタイムで作られているというものです。

それならば、マザーフレイムが盗まれていた件など、ベガパンクが配信の前日に知った事実を語っているのにも説明がつきますね。

また、ベガパンクの体は死亡しましたが、脳は現在もパンクレコーズとして現存しています。

ベガパンクほどの研究者なら、脳内の電子信号を映像化してリアルタイムで放映することも不可能ではないはずです。

出演しているのが破壊されたサテライトのみ

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

ベガパンクがパンクレコーズを用いて、リアルタイムで映像を放送している証拠は2つあります。

まず、配信に出演しているサテライトが、既に破壊された個体だけということです。

映像を見れば分かる通り、配信に出演しているサテライトはピタゴラスとシャカだけでした。

これは意図的に描写されている可能性が高いと考えていいでしょう。

そして、ピタゴラスはS-スネークに、シャカはヨークによって配信前に破壊されています。

恐らくですが、配信に出演できるのは、肉体が死亡し脳内にのみ意識が残っている者だけなのではないでしょうか?

コーヒーの件はブラフ?

出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

配信がリアルタイムで進行していると考えると、配信前に時間の調整を行っていたのは不自然に感じるかもしれません。

仮にリアルタイムで配信しているのなら、目の前に配信を止めようとするものが現れているのに気づいているはずです。

それならば、呑気に時間を調整せず配信を早々に始めるべきと考えられます。

ですが、これらの件が全てリアルタイム配信と気づかせないためのブラフと考えるとどうでしょう?

ベガパンク自身は演技や嘘はできませんが、サテライトは別のはずです。

その証拠に、配信の冒頭は主にシャカが喋っています。
これはリアルタイムで配信をしていることを、隠すためのブラフという証拠でしょう。

ベガパンクが裏切りに気づいていた理由について考察

ベガパンクの行っている配信がリアルタイムであると考えると、裏切りに気づいている理由も説明可能です。

ただ、ヨークが「自分の裏切りにも気づいている」と勘違いしているだけとも考えられます。

しかし、ベガパンクほど用意周到な者なら、ブラフに見せる程度可能とも思えてしまいますね。

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