目次
ネタバレ②:選手宣誓を引き受けたレベル5能力者
学園都市には7人のレベル5能力者が存在。
物語の主人公である御坂美琴は、序列第3位のレベル5能力者であり、「エレクトロマスター」の異名を持ちます。
他にも6人がいますが、第1位の一方通行・第2位の垣根提督・第4位の麦野沈利(むぎのしずり)・第5位の食蜂操祈(しょくほうみさき)・第6位の藍花悦(あいはなえつ)・第7位の削板軍覇(そぎいたぐんは)となります。
藍花悦に関しては、まだ能力の詳細や正体などが原作シリーズを通して謎が多いまま。
そして一方通行・垣根提督・麦野沈利らは、学園都市の暗部組織に加わっている人物であり、さらにはそれぞれが強い個性を持っているため、大覇星祭の選手宣誓オファーを蹴っています。
美琴に関しても、オファーの話は直接耳に届く前に蹴られていますので、誰も選手宣誓をしたくないという想いが見えてくるでしょう。
しかしその中で快諾しているのが、序列第7位の削板軍覇でした。
オファーを承諾したのは彼の先生でしたが、熱血漢という言葉が相応しい彼ならば、直接話を持ちかけても引き受けていたに違いありません。
そしてもう1人の選手宣誓を務める人物は、第4位の食蜂操祈が担当することが決定します。
彼女は面倒だから美琴に任せると言って断っていましたが、謎の男とシスターズに関する話をした後、オファーを引き受けています。
前作「とある科学の超電磁砲S」では、美琴に何かと絡んでくる様子が描かれていましたので、ここから大覇星祭に起きる不吉な予感が漂ってきます。
ネタバレ③:原作でも未知数な削板軍覇
学園都市は大覇星祭の準備で動いており、そこではピリピリとした雰囲気が漂っていました。
能力者同士の喧嘩も起こっている様子で、都市内の風紀を取り締まる組織「ジャッジメント」に所属する初春飾利(ういはるかざり)と友達の佐天涙子(さてんるいこ)は、そのことを話していました。
2人は実際に喧嘩の現場に居合わせることになり、ジャッジメントの仕事のため初春が動き出すも、戦い向きではない彼女はすぐに尻込みをしてしまいます。
すると喧嘩をしている男は、仲裁に入った初春に手を出そうとしました。
しかしそこに割って入ったのが削板軍覇で、彼は“すごいパンチ”を繰り出して喧嘩をしていた男たちを一蹴してしまいます。
ただ男たちを懲らしめるまでは良かったものの、その衝撃で大覇星祭のために作られたステージも壊れてしまい、軍覇もまたその場から去っていくのでした。
また、壊されたステージが崩落してしまい、鉄骨の一部が初春と佐天のところに降りかかってしまいます。
そこを救ったのが御坂美琴で、彼女は十八番の攻撃“超電磁砲(レールガン)”で、彼女たちの頭上のがれき類を吹き飛ばしました。
友人を無事に救うことができた美琴、そして助けてもらった初春と佐天が描かれ、いつもの「とある科学の超電磁砲」の物語が描かれたと言えるでしょう。
大覇星祭の内容が描かれる「とある科学の超電磁砲T」ですが、いつものメンバーの様子が描かれて、次回以降の楽しみが膨らんでいきます。