
転生したらスライムだった件に登場するマサユキは、閃光の勇者と呼ばれる異世界人です。
最強の勇者と呼ばれるマサユキですが、その強さはどの程度なのでしょうか。
マサユキの強さや究極能力、東の帝国の皇帝ルドラとの関係について解説します。
【転スラ】マサユキ・ホンジョウ(本城正幸)とは
閃光の勇者と呼ばれる異世界人

名前 | マサユキ・ホンジョウ(本城正幸) |
種族 | 人間 |
称号 | 閃光の勇者 |
所属 | 東の帝国 |
ユニークスキル | 英雄覇道、救済者 |
究極能力 | 英雄之王 |
声優 | 松岡禎丞 |
マサユキは日本生まれの異世界人で、閃光の勇者と呼ばれています。
ロシア人の血を引くクォーターで、顔立ちはかなりのイケメンです。
界渡りしてから1年ほどしか経っていないのに、西欧諸国で最強の勇者として非常に高名な存在になりました。
何が起こったか理解できない速さで敵を倒すことから、閃光の勇者の異名が付いたのです。
勇者と呼ばれていますが、種族は人間のままで聖人などに進化はしていません。
正体は勇者ルドラの生まれ変わり

マサユキは、最初の勇者で東の帝国の皇帝でもあるルドラの生まれ変わりです。
2人の顔立ちは瓜二つですが性格は全く異なり、ルドラは強気で自信家ですが、マサユキは謙虚で臆病です。
生まれ変わりではありますが、基本的には全く別人と言えます。
ただし、スキルはルドラのものを受け継いでおり、非常に強力です。
ルドラに関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。
【転スラ】マサユキの強さや能力を解説
本人自身の強さは一般人並みだが異常な幸運を持つ存在

マサユキの実際の強さは大したことはありませんが、異常な運の良さで最強の勇者と勘違いされていました。
マサユキの実力は真剣が重くて持てない程度ですが、運の良さだけで敵を一瞬で撃退。
しかも、マサユキの行動は全て勇者にふさわしいものと誤解されてしまうのです。
これらはマサユキの持つスキルの効果。
本人はうんざりしていますが、仕方ないと諦めてもいます。
スキルがすごすぎるせいで並みの勇者よりはるかに強いとも言えますが、正式には勇者ではありません。
英雄覇道(エラバレシモノ)は最上級のユニークスキル

英雄覇道はマサユキを象徴するユニークスキルで、その効果はアルティメットスキルに迫るとされるほど。
権能は、以下の通りです。
英雄覇気 | 相手を威嚇し命令に従わせるオーラ 本来格下にしか使えないがマサユキの場合は自分より強い相手にも有効 |
英雄補正 | 異常な幸運で敵に致命的な攻撃を放つ 意図しない攻撃や仲間の攻撃にも効果がある 全ての行動が英雄のものとして過大評価される |
英雄魅了 | 周囲に勇気を与え恐怖心を薄れさせる 倒した相手を屈服させて仲間にする 仲間になる対象は魔物も含まれる |
英雄行動 | 行動が賞賛され味方の模範となる |
英魂道導 | 死者の魂を導き魂を失った者も力を取り戻す |
マサユキの意志とは無関係に能力は常に発動しており、マサユキの評価は勝手に高くなっていきます。
ただし、最初からすべての権能が使えるわけではなく、英雄にふさわしい行動を取ることで権能が増えていきました。
マサユキがいるだけで味方が強くなると考えると、サポート系としても非常に強力です。
ただし、ユニークスキルなので、アルティメットスキルを持つ者には通用しません。
相手に罪を自白させるユニークスキル:救済者(メシア)

救済者は罪悪感を強めることで、相手の罪を自白させるユニークスキルです。
このスキルが発動すると相手は罪の意識に耐えられなくなり、自分の悪巧みなどを話し出します。
交渉に便利な能力で英雄覇道の効果と重なって、よりマサユキに取って都合の良い状況を作り出します。
マサユキは自分にこのスキルがあることを理解していませんでした。
真実の愛?で究極能力:英雄之王(シンナルエイユウ)を獲得

マサユキが、真実の愛にふさわしい行動を取ると解放されるアルティメットスキルです。
勇者クロノアを今まであった女性で一番かわいいと考えた後に、恐怖からヴェルグリンドの方がかわいいと考えたことが真実の愛と判断されて解放されました。
英雄覇道のすべての権能が強化され、アルティメットスキルを持つ相手にも通用するように。
自分の味方として、死んだ英雄を一時的に復活させることも可能です。
さらにマサユキ自身が、ルドラの人格と実力取り戻すことまでできます。
ただしルドラの再現は時間制限がある上に、元に戻ると全身が激痛に苛まれるのがデメリットです。
ルドラが持っていた誓約之王と正義之王の能力を再現することもできます。
【転スラ】マサユキの過去を解説
ヴェルグリンドと出会った瞬間に異世界に飛ばされる

日本の学生だったマサユキはルドラの魂を集めに来たヴェルグリンドと出会い、次の瞬間に異世界に来てきました。
街で青い髪の美女(ヴェルグリンド)を見かけたマサユキは、いつの間にか知らない知らない場所にいました。
自由組合に保護されたマサユキは、仲間とチーム閃光を結成。
マサユキのスキルで仲間が強化されたせいで、チーム閃光は驚異の強さを発揮していきます。
チーム閃光の名前は超高速攻撃と誤解され、チームのランクもAに達することに。
ユウキの精神支配で勇者として行動

マサユキが勇者として行動するようになったのは、ユウキによる精神支配の影響もありました。
マサユキが英雄覇道を獲得していること知ったユウキは、利用するために彼の精神を支配します。
マサユキは精神支配の影響で判断力が低下し、勇者として行動することに疑問を持たない状態に。
それから半年後には、勇者マサユキの名前は西欧諸国中に轟くほどになっていました。
【転スラ】マサユキの登場シーンや活躍を解説
初登場でテンペストの武道大会に参加し魔王リムルと出会う

マサユキはテンペストの武道大会で初めて登場し、リムルと知り合います。
奴隷売買の組織を壊滅させたマサユキは、捕まっていたジュラの森のエルフをテンペストに送り届けることに。
しかし、世間ではマサユキが魔王を討伐すると噂になってしまいます。
エルフを送り届けたマサユキですが、なぜか武道大会で優勝したらリムルと戦う流れに。
幸運だけで勝ち進むマサユキですが、自分の負けを宣言してリムルとの勝負を避けました。
リムルはマサユキの境遇を理解し、一緒に食事をして打ち解けます。
マサユキはリムルの手下になると言い出し、2人は仲間となりました。
マサユキは地下迷宮の広告塔になり、オブザーバーとして難易度の改善にも貢献するようになります。
帝国とテンペストの戦争に巻き込まれて最終的に皇帝に

リムルと仲良くなったマサユキですが、テンペストと帝国の戦争に巻き込まれて最終的に帝国の皇帝になることに。
テンペストと帝国の戦争が噂され、マサユキは冒険者と傭兵が集まった義勇兵団の軍団長を任されます。
本人はやる気はありませんが、リムルに頼まれたことで引き受けることに。
その後、マサユキが皇帝ルドラと瓜二つであることが判明し、帝国から命を狙われることになります。
マサユキはルドラの魂を持った存在で、ルドラの魂をすべて吸収した影響で異世界に飛ばされたことが判明。
ルドラの転生者と知られたマサユキは戦争終了後に皇帝になり、みんなが笑って暮らせる世界を目指すことになります。
イングラシア王国の世界会議に参加

皇帝となったマサユキは世界会議に参加し、襲撃した天使軍を撃退します。
マサユキは帝国の代表として、イングラシア王国で行われた世界会議に出席することに。
会議は天使軍の襲撃を受け、マサユキも妖魔王フェルドウェイに命を狙われます。
マサユキの力で強化された味方は、強力な天使軍の幹部と互角以上の戦いを展開。
しかし、ミカエルが時間停止を行った影響で、マサユキは眩暈を起こして転倒。
驚いたヴェルグリンドが、フェルドウェイの攻撃で重傷を負います。
ヴェルグリンドを傷つけられた怒りでマサユキはルドラの人格になり、圧倒的な実力でフェルドウェイを撃退。
天使軍を撤退させることに抵抗しました。
ジンライ

マサユキが率いるチーム閃光のメンバーで、狂狼の異名を持ちます。
元々は素行不良の冒険者で店の店員に絡んでいたところをマサユキに見咎められ、倒されて仲間になりました。
仲間になった後は、心を入れ替えて正義感の強い人物になっています。
仲間の中で唯一マサユキの実力を理解した上で、純粋に彼の人柄を慕っていました。
マサユキが皇帝になった後は実力不足を感じて、テンペストで自分を鍛えなおしています。
バーニィ

チーム閃光のメンバーで、アメリカ生まれの異世界人です。
ユウキの紹介でマサユキの仲間になりましたが、正体は帝国皇帝近衛騎士の一桁ナンバーでした。
ダムラダの指令でマサユキを護衛するために、彼の仲間になっています。
当然マサユキの実力には気づいていました。
マサユキの人柄に純粋に好意を持っており、暗殺命令が出た際は殺したことにして匿うつもりだったほど。
最終的に命令を破って、完全にマサユキの味方になりました。
マサユキが皇帝になった後も、直属の配下として行動を共にしています、
ジウ

チーム閃光に所属する1人で、精霊魔法を操る少女です。
出会った時はマサユキを勇者を騙っていると言っていましたが、行動を共にするようになります。
正体はバーニィと同じ帝国皇帝近衛騎士で、マサユキを守るために派遣されていました。
マサユキが皇帝になった後も、直属として傍に控えています。
ベルグリンド

ヴェルグリンドは、帝国の守護竜で皇帝ルドラの恋人です。
帝国軍の元帥でもあります。
バラバラになったルドラの魂を集めていた際に、最後の魂の欠片を宿したマサユキと出会いました。
ヴェルグリンドの持っていたルドラの魂が、マサユキに集まって1つになったことでマサユキは異世界に移動。
マサユキを見つけたヴェルグリンドは、ルドラの生まれ変わりの彼に深い愛情を注ぐようになります。
マサユキとルドラの人格を別と考えた上で、ヴェルグリンドはマサユキにも好意を持っています。
マサユキもヴェルグリンドに一目ぼれしており、なんだかんだで両想いです。
最終的に魂の回廊で、マサユキとつながった状態になりました。
ヴェルグリンドの関しては以下の記事で詳しく解説しています。
興味のある方は是非チェックしてみてください。
【転スラ】マサユキについてまとめ
転スラのマサユキについてご紹介しました。
マサユキは運の良さだけで勇者になったキャラですが、作中ではかなり重要な役割のキャラクターです。
転スラのアニメ3期は後半で武道大会や地下迷宮を描くはずなので、マサユキの出番はかなり多くなります。
アニメでのマサユキの活躍に期待しましょう。