霊として鱗滝左近次の待つ狭霧山へ

死んでしまったのになぜ炭治郎の前に現れたのか不思議に思った方もいるかもしれませんね。
そうです、この炭治郎の前に現れた錆兎と真菰はなんと霊なんです。

帰ると約束した鱗滝左近次の待つ狭霧山へ、魂だけになろうとも、帰っていたのでした。

【鬼滅の刃】錆兎の心に刺さる名言

冒頭でもお話した通り、錆兎は多くの心に刺さる言葉を残しています。
ここからはそんな錆兎の名言を4つ抜粋してご紹介いたします。

「どんな苦しみにも黙って耐えろ。お前が男なら、男に生まれたなら。」

この言葉は、修行の成果が出ず挫けそうになる炭治郎を叱責する際に放たれた言葉です。
挫け項垂れる時間があるのなら黙って辛い鍛錬を積み重ねろ、という意味で放たれたこの言葉は短いながらもグッと心にくる言葉ですよね。

「分からない。努力は、どれだけしても足りないんだよ。知ってるだろう、それはお前も。」

最終選別で手鬼と対峙するであろう炭治郎を案じる真菰は「炭治郎、勝てるかな?」と錆兎に問いました。
その言葉に返した言葉です。
努力に努力を重ねた錆兎も真菰も手鬼に打ち勝つことができなかった、という思いから出た言葉でしょう。

「自分が死ねば良かったなんて二度と言うなよ。もし言ったらお前とはそれまでだ。友達をやめる。」

これは姉が死んだことを受け入れられず、後ろ向きな考えになってしまう冨岡義勇に対して放った言葉です。
姉の死を受け止め前向きに生きていけ、という錆兎の思いが込められたこの言葉に冨岡義勇は勇気づけられたのでした。

「お前は絶対死ぬんじゃない。姉が命をかけて繋いでくれた命を、託された未来を。お前も繋ぐんだ、義勇。」

こちらも姉の死を受け止め切れていなかった冨岡義勇に対し放たれた言葉です。
この言葉おかげで冨岡義勇は姉の死を受け止め生きていくことができたのです。

冨岡義勇の羽織り
冨岡義勇の羽織は左右で柄の異なる特徴的なものです。
これは半分が錆兎の着物、もう半分が姉の着物から出来ています。
錆兎の言葉の通り二人の死を受け止め繋いで行こうという気持ちの現れなのです。

【鬼滅の刃】錆兎と真菰についてアニメや原作で確認しよう!

いかがでしたか?
錆兎と真菰がいかに面倒見が良かったか、そして錆兎の心に刺さる言葉の数々をご紹介させていただきました。

物語もついにクライマックスを迎える中、錆兎と真菰の思いを受け継いだ冨岡義勇、竈門丹次郎の二人がどのような活躍を見せてくれるのか楽しみですね!

もう一度錆兎や真菰の登場シーンを見返したくなった方も多いのではないでしょうか。

そんな方は下記もチェックしてみてくださいね。

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