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憂鬱の魔人ヘクトールに敗れる
聖域は本来、エキドナが憂鬱の魔人ヘクトールに対抗するための手段として、結界を作る目的で作られたものでした。
しかし、結界の完成前にヘクトールが聖域に現れてしまったのです。
ヘクトールに立ち向かうロズワールでしたが圧倒的な力の前に瀕死に追い込まれてしまいます。
遅れて参戦したエキドナもヘクトールには及びませんでした。
リューズ・メイエルという少女の犠牲によって聖域の結界は完成し、ヘクトールの襲撃から聖域を守ることに成功したのです。
400年に渡り子孫の体に魂を乗り換える
ロズワールはヘクトールの襲撃後、2度と戦えぬ体となってしまいました。
しかしロズワールは目的達成のため、400年に渡り子孫に魂や記憶を転写し続けて生きています。
つまり、現在のロズワールと初代ロズワールは精神的には同一人物なのです。
現在の肉体年齢は明かされていませんが、精神年齢は400歳以上というわけです。
リゼロ:ロズワールの独特な容姿や口調の理由(考察)
ロズワールの独特な口調や容姿は、初代ロズワールとは異なります。
では何がロズワールを変えてしまったのでしょうか?
実はこの理由についていまだ詳しくは明かされていません。
しかし、おそらく憂鬱の魔女因子が原因ではないかと考えられます。
ペテルギウスやシリウスも魔女因子を取り込むことで口調が変わってしまったとされています。
同様にロズワールもヘクトールから憂鬱の魔女因子を取り込んだことによって口調が変化してしまったのではないでしょうか。
どのようにヘクトールを退けたのかについては明らかにされていませんが、ヘクトールから魔女因子を取り除き、弱体化させることによって倒すことができた、という可能性も考えられますよね。
リゼロ:ロズワールの裏切りの数々
見方に思えたロズワールですが、自身の目的達成のための手段は厭わず、数々の裏切り行為がありました。
ここからはそんなロズワールの裏切りの数々についてお話させていただきます。
ラムやレムの故郷を魔女教徒に襲わせた
ロズワールの使用人として働くラムとレムは、隠れ里にすむ鬼族の姉妹でした。
鬼は角が力の源であり、ゲートと同等以上の役割を果たします。
双子で生まれた2人には角が1つずつしかなかったにもかかわらず、ラムは幼い頃から類稀なる才能を発揮し、将来が有望視されていました。
しかし里は魔女教の襲撃を受け、ラムはその大事な角を折られてしまいます。
魔女教に鬼族の里を伝え襲うように仕向けたのがロズワールでした。
徽章を奪うことをエルザに依頼する
スバルの最初の敵として登場したエルザも、実はロズワールの依頼によって動いていたのです。
エミリアを王戦に推したのはロズワールだったのに、なぜロズワールはこのような依頼をしたのでしょうか。
銀髪のハーフエルフという誰もが恐れる嫉妬の魔女サテラに似た容姿を持つエミリアが、国民の信頼を得ることは容易なことではありません。
そんなエミリアが王戦に勝ち抜くためには、エミリアが強くならねばなりません。
つまりロズワールは、エミリアに困難を乗り越えるだけの力があるのか試すために刺客を送ったのです。
魔獣がアーラム村を襲うことを知りながらも領地を留守にする
魔獣のウルガルムがアーラム村を襲った際、ロズワールは魔獣の襲撃を知っていました。
しかし、ロズワールはそれを知りながら屋敷を留守にします。
スバルがこの問題を解決できるのかを見極めるためです。
スバルが村人やレムたち屋敷のものたちを助けたのを見届けてから戻ったのでした。