ガンジャ決死隊についてきた少女、イルミューイとは?

イルミューイとは、ベルオスカ島の原住民の子供で、ヴエコに懐いてガンジャ決死隊についてきてしまった少女です。

イルミューイは、原住民の中でも高い地位にいる女性の子供として生まれたのですが、彼女の身体は子供を生むことができないとわかり、イルミューイはアビスに捨てられることになったのです。

ヴエコは、イルミューイの境遇を知って、自分の過去と重ねたのか、いつしか彼女の母とも姉ともつかぬ存在となったようです。

成れ果て村はどうやってできたのか?

成れ果ての村は、上昇負荷の影響を受けることが無いうえに、村人達の潜在意識をキャッチして、ヴエコに信号を送ることができます。

この不思議な村の正体は何なのでしょう?

実は、「欲望の揺籃」というアビスの遺物で、身体が変貌したイルミューイだったのです。

ガンジャ決死隊の一員として迎えられたイルミューイは、ヴエコ達とともに六層で暮らすことになりましたが、ある日、イルミューイを含む多くの隊員が水の毒に当たってしまいます。

一方、アビスで欲望の揺籃と言う遺物を手に入れた者たちが、身体が内側から破壊されるような変死を遂げてしまいます。

欲望の揺籃は、願いをかなえる遺物ですが、大人が使うと、願いが散って身体が崩壊してしまうので、子供のイルミューイに使わせてみることになりました。

欲望の揺籃を取り込んだイルミューイは、元気になりましたが、なぜか身体は崩れて形を変えていったのです。そして、イルミューイは小動物の形をした赤ん坊を次々と生み出しました。

すると、ワズキャンは、あろうことか、その赤ん坊を肉として調理して、全員に振舞ったのです。すると、水の毒に侵された隊員達は身体が回復していったのです。

ヴエコは赤ん坊が奪われていくイルミューイが気の毒になり、そして、ベラフは仲間の子供を食べたことにより、罪悪感で心を壊してしまいます。

やがて、イルミューイは、アビスの生き物を取り込んで、巨大な塔のようになっていきました。

すると、ベラフはイルミューイに罰を乞うように、彼女へ自らの身体を取り込ませました。

すると、イルミューイにとりこまれたベラフは、成れ果てになり、それをみたガンジャ決死隊は、同じようにイルミューイに自らを取り込ませ、成れ果てとしてイルミューイの中で生きようとします。

しかし、ヴエコだけは反対したために、ワズキャンによって、「目の奥(ドグープ)」に幽閉してしまったのです。

そして、ドグープにいる不定形の生物達、それは、かつてイルミューイが生んだ子供達の魂を再現したものでした。ヴエコはこの子供達に名前をつけ、子守唄を聞かせながら、ドグープで過ごすことになったのです。

【メイドインアビス】ヴエコの最後

ファプタが成れ果て村を滅ぼしたことによって死亡する

ファプタとは、「成れ果ての姫」とも呼ばれる成れ果てで、イルミューイが生み出した最後の子供です。

白い毛並みに褐色の肌、四本の腕と複数の尻尾を持った成れ果てで、「姫」の名にふさわしく美しい姿をしています。

実は、イルミューイは欲望の揺籃を二つ宿しており、二つ目の欲望の揺籃で、ファプタを生み出したのです。

ファプタには、自分の子供を食べて生きながらえたイルミューイの憎悪が宿っており、成れ果ての村を滅ぼそうとしています。

ヴエコがイルミューイに言った「あたたかい闇」の意味とは?

ファプタは村に侵入し、村人たちを滅ぼそうとしていました。レグはそれを止めるべく、リコの白笛で、己の力を引き出して、ファプタに戦いを挑んだのです。

しかし、村が徐々に崩壊していったため、六層に生息するアビスの原生生物が侵入してきたのです。

村人達を守るために、奮戦するレグであったが、村は完全に崩壊してしまい、村によって命をつなぎ留められていた、村人達は、次々と消えていきました。

ヴエコは、村が崩壊したことで、上昇負荷を受け、身体が崩れてしまいます。命が果てる前に彼女を看取ったのは、ファプタでした。

ヴエコは、イルミューイのことを「あたたかい闇」と呼んでいました。

捨て子であるイルミューイは、希望の光と呼ぶには、あまりにも負の側面が強い存在です。

それでも、二人は、いつしかお互いにかけがえのない存在となったため、ヴエコはイルミューイを「あたたかい闇」と言ったのです。

ファプタは、ベラフからイルミューイとヴエコの記憶の匂いを貰ったことで、イルミューイがヴエコをどれほど大事に思っていたのかを知り、ヴエコが死ぬ前にそれを伝えたのです。

【メイドインアビス】ヴエコまとめ

ヴエコには、歪な環境から逃れ、新天地で新しい家族を築く再生の物語と同時に、彼女が作り上げた新しい絆が壊されてしまう破壊の物語も込められています。
アニメ第2期で、ヴエコのせつない再生と破壊の物語がどのように表現されるか興味深いところです。

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