目次
獣の呼吸
日輪刀:藍鼠(あいねずみ)色
獣の呼吸は風の呼吸から派生した呼吸です。
嘴平伊之助が独自に編み出した呼吸であり、呼吸指導者がいなかったため我流で呼吸を会得しています。
目次
日輪刀:藍鼠(あいねずみ)色
獣の呼吸は風の呼吸から派生した呼吸です。
嘴平伊之助が独自に編み出した呼吸であり、呼吸指導者がいなかったため我流で呼吸を会得しています。
・壱ノ牙:穿ち抜き(うがちぬき)
刀を二本揃えひと突きに突き刺す技です。
・弐ノ牙:切り裂き(きりさき)
腕を交差させるように刀を振い広範囲を切り裂く技です。
・参ノ牙:喰い裂き(くいざき)
交差させた刀で相手の頸の両側を挟み、外側へ向かい獣が噛み付くように切り落とす技です。
・肆ノ牙:切細裂き(きりこまざき)
細かい斬撃を入れ切り裂く技です。
・伍ノ牙:狂い裂き(くるいざき)
宙に舞い周囲を四方八方に斬りつける技です。
・陸ノ牙:乱杭咬み(らんぐいがみ)
刃こぼれさせた刀を生かし、鋸のように斬り裂く技です。
・漆ノ型:空間識覚(くうかんしきかく)
独自の呼吸法で得た触覚を使い集中します。
周囲の直接触れていないものの姿までも捉えられます。
・捌ノ型:爆裂猛進(ばくれつもうしん)
相手の攻撃からの防御を一切無視し、一直線に突進することに特化した技です。
・玖ノ牙:伸・うねり裂き(しん・うねりざき)
肩や腕の関節を外し、相手の間合いの内側に斬り込む技です。
・拾ノ牙:円転旋牙(えんてんせんが)
二本の刀を回転させ広範囲に広がる技を弾き返す技です。
・思いつき:投げ裂き(なげさき)
刀を投げるという型破りな技です。
獣の呼吸の使い手は嘴平伊之助一人です。
日輪刀:紫色
始まりの呼吸の一つであり、呼吸の始祖である日の呼吸を継国巖勝が自己流にアレンジして身につけたのが、この月の呼吸です。
いくつもの三日月状の刃を持つ斬撃が特徴で、すべての呼吸の中で一番型の多い呼吸になります。
・壱ノ型:闇月・宵の宮(やみづき よいのみや)
高速で横に大きく斬り込む技です。
・弐ノ型:珠華ノ弄月(しゅかのろうげつ)
切り上げるかのような連撃技です。
・参ノ型:厭忌月・銷り(えんきづき つがり)
向きや大きさが異なる三日月を描くかの如く複数の斬撃を繰り出す連撃技です。
・伍ノ型:月魄災禍(げっぱくさいか)
剣を動かすことなく無数の斬撃を繰り出します。
・陸ノ型:常世孤月・無間(とこよこげつ むけん)
自身の周りに縦横無尽に纏うように無数の斬撃を繰り出す技です。
・漆ノ型:厄鏡・月映え(やっきょう つきばえ)
自身を中心に広範囲にわたって放射線状に複数の斬撃を放つ技です。
・捌ノ型 :月龍輪尾(げつりゅうりんび)
大きく横に一太刀斬撃を繰り出す技です。
・玖ノ型:降り月・連面(くだりづき れんめん)
頭上から複数の斬撃が降り注ぐような連撃技です。
・拾ノ型:穿面斬・蘿月(せんめんざん らげつ)
のこぎりの歯が回転するかのような斬撃を複数繰り出す技です。
・拾肆ノ型:兇変・天満繊月(きょうへん てんまんせんげつ)
幾重にも重なる斬撃を前方に向けて放つ技です。
・拾陸ノ型:月虹・片割れ月(げっこう かたわれづき)
巨大な三日月を落とすかのように繰り出す6連撃です。
月の呼吸の使い手は継国巖勝(黒死牟)一人です。
日輪刀:黒色(戦闘時赫色)
始まりの呼吸の一つで、すべての呼吸の始祖となるものです。
型の動きは息を忘れるほどに美しく、竈門家に「ヒノカミ神楽」として代々受け継がれてきました。
十二ある型をつなげることにより一三個目の型となります。
・炎舞(えんぶ)
大きく半円を描く様な斬撃を二度入れる連続技です。
・碧羅の天(へきらのてん)
日輪の如く円を描き刃を振るう技です。
・烈日紅鏡(れつじつこうきょう)
∞(むげんだい)を描くが如く左右対称の鋭い斬撃を放つ技です。
・灼骨炎陽(しゃっこつえんよう)
灼熱の炎の様な強大な力を持つ高速回転斬りです。
切った相手に焼けるような痛みを与え、回復の速度を遅らせる特性を持っています。
・陽華突(ようかとつ)
上空へ向かって飛び上がり、攻撃の威力を一点集中させる突き技です。
・日暈の龍・頭舞い(にちうんのりゅう かぶりまい)
龍が舞っているかの様な動きで素早く接近する技です。
・斜陽転身(しゃようてんしん)
敵の頭上に飛び上がり、頭を下にした状態で西日の如く斜めに斬り込む技です。
・飛輪陽炎(ひりんかげろう)
避けたはずの頭身が陽炎のように揺らぎ、刀身が伸びたと錯覚させる技です。
・輝輝恩光(ききおんこう)
鋭く力強い踏み込みと、素早い剣の振り抜きが特徴の技です。
その凄まじい速度は、まるで身に燃え盛る炎の渦をまとっているかのように見えるほどです。
・火車(かしゃ)
相手の真上に飛んで背後に周り、「隙の糸」を確認したと同時に斬り込む技です。
・幻日虹(げんにちこう)
高速のひねりと回転で攻撃をかわす技です。
視覚の優れた相手であればあるほど残像を捉えてしまいます。
・円舞(えんぶ)
美しく弧を描く様な強烈な斬撃を放ち、鋼ほどの硬い糸をたやすく斬ります。
日の呼吸の使い手は以下の2人です。
これだけ飛躍的に身体能力を高める呼吸が人体にどのような影響をもたらすのか気になるところですよね。
ここからは、そんな呼吸による身体への影響を見ていきましょう。
始まりの呼吸の剣士たちは、皆痣が発現していたとされています。
痣は誰か一人が発現すると、伝染するかのように周りのものにも現れ始める、とも言われていました。
呼吸を使わない人たちに痣が現れることはない、という点からも、呼吸と痣には深い関係があります。
痣の発動条件には以下の二つのものがあります。
呼吸は心肺を発達させ、多くの酸素を肺に取り込み、心拍数を高めて酸素を多量含んだ血液を身体中に巡らせるものだったことを考えると、痣は呼吸を極限まで極めたものに現れると言えます。
呼吸は飛躍的に身体能力を向上させ、特に先ほどお話した痣を発現した状態になると、驚異的な力を発揮することができます。
しかし、あまりにも高すぎる体温、以上な心拍数に人体が耐えられるはずがなく、痣が発現したものは25歳を迎えることなく命を落としてしまうのです。
このことから、呼吸の使用、中でも痣を発現させることは寿命の前借りということになります。
このように体に負担を強いながらも、呼吸を駆使した鬼殺隊士たちの活躍があり、見事鬼の始祖である鬼舞辻無惨を討伐することに成功しました。
最終話では鬼のいない現代の世界が描かれ、もちろん呼吸を使うものもおらず、とても平和な世界を迎えることができたのです。
今回は、日の呼吸に始まり、さまざまな呼吸があることがご理解いただけたかと思います。
どの呼吸も印象的なものが多く、これからのアニメ2期を盛り上げてくれること間違いなしです。
呼吸について知りアニメ2期「遊郭編」をより一層楽しみましょう。