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『鬼滅の刃』の鬼舞辻無惨の生い立ちって知ってますか?
作中では述べられているのですが、ほんの少しだけなので、詳しく覚えている方は少ないのではないでしょうか。
他の鬼や鬼殺隊士たちの過去もたくさん出てきているので、ごっちゃになったりもしますよね。
多くの鬼の回想シーンがありますが、鬼舞辻無惨の過去ってかなり特殊なんですよね。
他の鬼とは全然違う、興味深い過去を経験しているんですよ。
今回はその過去について、鬼舞辻無惨が人間の時の生い立ち、そして鬼になった理由を解説していきます。
一度漫画を読んでいる方も忘れていることもあると思いますので、ぜひご覧ください。
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題名 | 収録巻 |
鬼滅の刃 アニメ1期 | 漫画7巻の54話「こんばんわ煉獄さん」の冒頭まで放送 |
鬼滅刃 劇場版「無限列車編」 | 漫画7巻の54話から8巻の69話まで収録 |
鬼滅の刃 アニメ2期「遊郭編」 | 漫画8巻70話〜11巻97話まで収録 |
鬼滅の刃 アニメ3期「刀鍛冶の里編」 | 漫画12巻98話〜15巻127話まで収録 |
鬼滅の刃 アニメ4期「柱稽古編」 | 漫画15巻128話〜16巻136話まで収録 |
鬼滅の刃 アニメ5期「無限城編」 | 漫画16巻137話〜23巻205話最終回まで収録 |
表の通り、アニメ3期の続きを読みたい方は漫画15巻から読むことをオススメします!
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【鬼滅の刃】鬼舞辻無惨の過去の悲しい生い立ち
まず、鬼舞辻無惨の過去から見ていきましょう。
かなり悲しい過去なので、心の準備を。
①病弱な体で生まれる

15巻の第127話「勝利の鳴動」
鬼舞辻無惨は、平安時代の貴族の家に生まれます。
いわゆる「ぼっちゃま」ですね。
裕福な家庭に生まれ、さぞ楽しい生活をしていたのだろうと思うかもしれませんが、そんなことはありませんでした。
何故かというと、鬼舞辻無惨は生まれつき病弱だったのです。
自由に遊ぶこともできずに、ただただ寝たきりの生活。
母親のお腹の中にいた時から何度も心臓が止まりかけていたらしく、生まれた時は脈もなく、息もしていなかったため、死産だと思われていたそうです。
火葬されそうになったところで、産声を上げてなんとか生き延びたのが鬼舞辻無惨。
あと数分数秒遅れていたら、焼かれていたんですよ。
鬼舞辻無惨は人間時代、かなり特殊な経験をしていたと言えます。
②お館様『産屋敷耀哉』と同じ一族

16巻の第137話「不滅」
鬼殺隊の当主である産屋敷耀哉の屋敷を襲撃した鬼舞辻無惨。
産屋敷との会話の中である事実が語られます。
それが、鬼舞辻無惨は人間時代、産屋敷と同じ一族だったということです。
鬼のボスである鬼舞辻無惨と、鬼狩りのボスである産屋敷には、昔から因縁があったのです。
鬼舞辻無惨は人間の時、病弱だったのですが、産屋敷も同じく病弱で長くは生きられない命でした。
これには理由があり、一族から鬼(鬼舞辻無惨)を出してしまったことで生まれた『呪い』だったのです。
産屋敷家では、代々言い伝えがありました。
産屋敷の先祖
「同じ血筋から鬼が出ている
その者を倒すために心血を注ぎなさい
そうすれば一族は絶えない」
こういった経緯から、鬼殺隊が生まれたのです。
【鬼滅の刃】鬼舞辻無惨が鬼になった理由は『医療ミス』

15巻の第127話「勝利の鳴動」
人間だった鬼舞辻無惨は結局鬼になってしまったわけですが、どうして鬼になってしまったのか?
その理由は作中で語られていて、結論を言ってしまうと『医療ミス』です。
小さい頃から病弱だった鬼舞辻無惨は、医者から「20歳になるまでに死ぬ」と余命宣告をされてしまいます。
そこで、ある1人の医者に頼んで、延命するための薬を作らせ、服用していました。
しかし、何日経っても病状は良くならず、イライラが溜まっていた鬼舞辻無惨は、その医者を「無能だ」と思って殺してしまうのです。
それから数日後、体調が良くなっていることに気づくことに。
実は、薬の効果はあったのです。
結果、数年の延命ではなく、何千年も生きれる不死身の体を得ることができたのでした。
ここで、鬼舞辻無惨は鬼になったのです。
つまり、鬼舞辻無惨は鬼になりたくて鬼になったわけではなく、不可抗力で鬼になってしまったといえます。
では、医者が何か鬼になる研究をしていて、それを鬼舞辻無惨を実験体として試していたのではないか?
そう思うかもしれないが、作中ではその医者に関して一切触れられていません。
はっきりしたことはわかりませんが、もしかすると意図的に鬼にした可能性も、本当に命を救うために薬を研究していて、偶然鬼になる薬を作ってしまった可能性もあります。
鬼舞辻無惨に殺されてしまったため、真実は明らかにされませんでした。
【鬼滅の刃】鬼舞辻無惨が鬼になったその後
鬼舞辻無惨は、医者の医療ミスによって鬼にされ、不死身の体を手に入れたわけですが、一つ欠点がありました。
それは、太陽の光を浴びると死んでしまう、昼は行動できなくなってしまうということです。
その『太陽の光』問題を解決するために、千年以上にわたって、その解決策を探り続けた鬼舞辻無惨ですが、その方法は2つあります。
①青い彼岸花を探す

青い彼岸花とは、鬼舞辻無惨を鬼にした原因となる薬の原料になります。
鬼舞辻無惨は、鬼になった原因が青い彼岸花だったため、太陽の光を克服するためにも青い彼岸花が必要だと考えました。
「じゃあその花を探そう」と思った鬼舞辻無惨でしたが、その生息場所を知っているのは、薬を作った医者のみでした。
そのため、ゼロの状態から探す必要があります。
そこから、青い彼岸花が昼間の数分しか咲かさない珍しい花であることを知り、人間社会に溶け込んで情報収集を始めることになります。
姿を変化することができる鬼舞辻無惨は、男性になったり女性になったり、時には子どもになったりして、あらゆるところから情報を集め出します。
さらに、自分の血を与えて多くの人間を鬼にして、その鬼たちにも情報を集めさせたのでした。
②太陽の光を克服できる鬼を探す

太陽の光を克服できる可能性のある青い彼岸花を探させるために、多くの人間を鬼にしていた鬼舞辻無惨。
鬼を増やしていた理由は、その他にもありました。
それは、太陽の光を克服した鬼を見つけるためでもあったのです。
もし、太陽の光を克服できた鬼がいた場合、その鬼を自分で喰べれば、自分も太陽を克服できると考えたのでした。
その証拠として、太陽を克服できた禰豆子の存在を知った時、鬼舞辻無惨はものすごく喜んでいました。
ついに、長年の夢が叶うと思い、嬉しかったのでしょう。
【鬼滅の刃】鬼舞辻無惨と継国縁壱の因縁

21巻の第187話「無垢なる人」
鬼の始祖であり、最強の鬼舞辻無惨ですが、実はトラウマがあります。
それが、『継国縁壱』という人物です。
継国縁壱は、始まりの呼吸である『日の呼吸』を生み出した剣士で、唯一鬼舞辻無惨を追い詰めた人物でもあります。
2人が初めて会ったのは、物語の舞台の400年ほど前。
この時も鬼を増やしていた鬼舞辻無惨でしたが、呼吸を使う剣士には興味がありませんでした。
実は、継国縁壱の兄である継国巌勝(上弦の壱・黒死牟)をすでに鬼にしていたのです。
殺しにかかった鬼舞辻無惨でしたが、攻撃は全てかわされてしまい、一瞬で心臓7つと脳5つを全て斬られてしまうことに。
再生するはずの体も全然再生せず。
継国縁壱がとどめを刺そうとしたその瞬間、鬼舞辻無惨は体を肉片に分解して弾け、なんとか逃亡に成功するのでした。
1800近くあった肉片のうち、1500くらい斬ったのですが、300くらいは逃げられてしまいました。
それから、鬼舞辻無惨にとって継国縁壱はトラウマになり、継国縁壱が死ぬまで一切表に出ることはありませんでした。
【鬼滅の刃】鬼舞辻無惨の生い立ちまとめ
鬼舞辻無惨の人間時代は、かなりきつく悲しいものだったのです。
家は裕福だったのですが、生まれた時から病弱の体で、自由に遊ぶこともできず、ただただ毎日ベッドの中でつまらない日々を過ごすのみ。
そんな鬼舞辻無惨の希望は、医者の薬だけだったのです。生き延びるために薬を頼っていたのですが、それも効果が出ずに医者を殺害。
その後、ついに薬の効果が現れることになるのですが、人間ではない存在になってしまいました。
それが、鬼の始まりになるわけです。
酷いことをしてきた鬼舞辻無惨も、最初は鬼になりたくてなったわけではなかったんですよ。
だから、私たちもそんな責めることができませんよね。少しは許してあげましょう。