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【鬼滅の刃】鬼舞辻無惨と継国縁壱の因縁
21巻の第187話「無垢なる人」
鬼の始祖であり、最強の鬼舞辻無惨ですが、実はトラウマがあります。
それが、『継国縁壱』という人物です。
継国縁壱は、始まりの呼吸である『日の呼吸』を生み出した剣士で、唯一鬼舞辻無惨を追い詰めた人物でもあります。
2人が初めて会ったのは、物語の舞台の400年ほど前。
この時も鬼を増やしていた鬼舞辻無惨でしたが、呼吸を使う剣士には興味がありませんでした。
実は、継国縁壱の兄である継国巌勝(上弦の壱・黒死牟)をすでに鬼にしていたのです。
殺しにかかった鬼舞辻無惨でしたが、攻撃は全てかわされてしまい、一瞬で心臓7つと脳5つを全て斬られてしまうことに。
再生するはずの体も全然再生せず。
継国縁壱がとどめを刺そうとしたその瞬間、鬼舞辻無惨は体を肉片に分解して弾け、なんとか逃亡に成功するのでした。
1800近くあった肉片のうち、1500くらい斬ったのですが、300くらいは逃げられてしまいました。
それから、鬼舞辻無惨にとって継国縁壱はトラウマになり、継国縁壱が死ぬまで一切表に出ることはありませんでした。
【鬼滅の刃】鬼舞辻無惨の生い立ちまとめ
鬼舞辻無惨の人間時代は、かなりきつく悲しいものだったのです。
家は裕福だったのですが、生まれた時から病弱の体で、自由に遊ぶこともできず、ただただ毎日ベッドの中でつまらない日々を過ごすのみ。
そんな鬼舞辻無惨の希望は、医者の薬だけだったのです。生き延びるために薬を頼っていたのですが、それも効果が出ずに医者を殺害。
その後、ついに薬の効果が現れることになるのですが、人間ではない存在になってしまいました。
それが、鬼の始まりになるわけです。
酷いことをしてきた鬼舞辻無惨も、最初は鬼になりたくてなったわけではなかったんですよ。
だから、私たちもそんな責めることができませんよね。少しは許してあげましょう。