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「ワンピース」に登場する悪魔の実の中でも、最強と謳われているロギア系。スモーカーやクロコダイルなど、多くの強キャラがその能力を有してきました。
本記事では、ロギア系悪魔の実の種類や弱点について、徹底解説・考察していきます。
ロギア系(自然系)悪魔の実とは?
特徴は自然現象に関する能力
ロギア系は、3種類ある悪魔の実の中でも、最も希少な悪魔の実となっています。
特徴として能力者は体を自然物そのものに変化させる能力を獲得し、自然物を放出することも可能です。
基本的に自然物を元にした能力を、ロギアとして分類しています。
そのため、ロギア系のような特徴を持っていても、自然物以外の能力は超人系となるようです。
例えばシャーロット・カタクリの「モチモチの実」はロギアのような能力を有しています。
しかし"餅"という人工物を元にしているため、ロギアには分類されません。
このような「ロギアに属さないがロギアのような悪魔の実」は、"特殊な超人系"に分類されます。
また悪魔の実の複製について研究していたベガパンクは、「ロギア系の能力の再現は難しい」と話していました。
世界一の科学者をもってしても複製できないという点でも、ロギア系は超レアな能力と言えます。
実体を持たず触れられない?
ロギア系最大の強みは、肉体が自然物そのものになるため、物理攻撃をすり抜けられるという点にあります。
また自然物に体を変化させ、移動手段として用いることも可能です。
これらの特性から、攻防において隙がないロギア系は「悪魔の実の中でも最強」と呼ばれています。
しかし覇気を纏うことで、能力者の実体に触れられるため、攻撃が全く当たらない訳ではありません。
また体が自然物になるという特性を、自在に制御するのはかなり難しいともされています。
実際能力者になったばかりは、体の一部だけを変化させるのにも苦労するようです。
ですが、能力者自身が覇気を使用できる場合、敵の覇気を超えられれば、防御や再生が可能のようです。
このように能力者の練度によって、ロギア系は最強と呼べる能力になり得るでしょう。
ロギア系能力者と悪魔の実一覧
頂上戦争編までに登場したロギア系
ここからは「ワンピース」作中に登場したロギア系能力者を、3つに区分して紹介します!
まずは白ひげ海賊団vs海軍の熾烈な戦いが繰り広げられた、「頂上戦争編」までに登場したロギア系能力者一覧です。
メラメラの実 | ポートガス・D・エース→サボ |
スナスナの実 | サー・クロコダイル |
ゴロゴロの実 | エネル |
ヤミヤミの実 | マーシャル・D・ティーチ |
ルフィの兄貴分であるエースと、サボのメラメラの実は、バトル漫画の王道である「火」属性の能力です。
そのため、「メラメラが1番好き」という方も、多いのではないでしょうか?
またスナスナやゴロゴロなど、覇気を習得する前に登場したロギア系は、ルフィ達も苦戦した思い出が強いですね。
そしてティーチの「ヤミヤミ」は、やはりロギアの中でも、異彩を放っています。
海軍のロギア系能力者
続いて海軍に所属するロギア系能力者を紹介していきます。
モクモクの実 | スモーカー |
ヒエヒエの実 | クザン |
ピカピカの実 | ボルサリーノ |
マグマグの実 | サカズキ |
モリモリの実 | アラマキ |
スモーカーのモクモクの実といえば、作中で最初に登場したロギア系能力です。
当時は覇気の概念もなく、同時に登場した海楼石の十手も相まって、スモーカーが最強の敵のように思えました。
他にも三大将のヒエヒエ、マグマグ、ピカピカと、海軍のロギアはいずれも最強クラスのものが揃っています。
またワノ国編ラストで登場した新大将アラマキのモリモリの実は、「海と並ぶ生命の生みの親」「自然そのもの」と評される能力です。
余談ですが、新世界編前のルフィが敗北を喫した能力は、スナスナ、ヒエヒエ、ピカピカと、いずれもロギア系能力でした。
それほどロギア系能力は、覇気なしでは対処出来ない厄介な能力なのです。
新世界編以降に登場したロギア系
最後に「新世界編」以降に登場したロギア系能力者を紹介していきます。
ヌマヌマの実 | カリブー |
ガスガスの実 | シーザー・クラウン |
ユキユキの実 | モネ |
新世界編以降になると、途端にロギア系能力者の登場数が少なくなっています。
理由としてはルフィ達が覇気を習得したことで、「倒せない敵」ではなくなった事が大きいでしょう。
また自然物を由来とする能力者であるため、ネタ切れ気味という可能性も考えられます。
更にルフィの悪魔の実の正体が「動物系(ゾオン系)」だったこと等、ワノ国編からゾオン系の重要度が高まっているのも一つの要因でしょう。
しかし強力で応用の効く能力が多いことには変わりなく、これ以降も活躍が楽しみな能力の1つです。