【ワンピースネタバレ考察】クロスギルドの仕組みは荒稼ぎできるようになっていた!?
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

第1080話にて、コビーが黒ひげ海賊団傘下に狙われていました。

これは、コビーを捕らえることでクロスギルドから懸賞金をもらうため。では、クロスギルドはどのような仕組みになっているのでしょうか?

今回はクロスギルドの仕組みについて考察します。

クロスギルドとは?

クロスギルド
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

まずはクロスギルドがどのようなものなのか振り返っていきましょう。

クロスギルドはクロコダイルが考案した組織

クロスギルドは四皇に位置づけられたバギーがトップだとされていますが、クロコダイルが骨子を考えた組織です。

クロコダイルは海軍が無視できない組織にするためにミホークを誘い出し、資金繰りのためにバギーも参加した流れとなっています。

実際、クロコダイルとミホーク、そしてバギーという3人の元王下七武海が集まった組織であることから、世界政府すら無視できない組織となりました。

海兵に懸賞金をかける制度を始めている

クロスギルドは、海賊ではなく海軍のメンバーに懸賞金をかける活動を行っています。

従来の常識からすると、海軍を襲うことは何のメリットありませんでした。
そのため、攻撃された場合や緊急時などの場合のみ、海軍と交戦していました。

しかし、クロスギルドによる海軍懸賞金の制度が始まってから、海軍もまた狙われる立場になったのです。
つまり、海軍にとってクロスギルドの拡大は最も危険となっています。

クロスギルドの懸賞金制度

クロスギルドリーダー
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

次に、クロスギルドの懸賞金制度を詳しく確認していきましょう。


現金ではなく宝箱で賞金がもらえる

クロスギルドは、その名の通りモンスターハンターのギルドのような役割をしていると考えられます。
具体的には、海軍を倒すことで、その海軍の懸賞金を討伐報酬として与えられるというものとなっているでしょう。

また、海軍が発行する手配書とクロスギルドが発行する手配書には違いがあります。
その大きな違いは、懸賞金の仕組みです。

海軍が発行する懸賞金には懸賞金額が具体的な数字で書かれています。
一方、クロスギルドの手配書は具体的な数字ではなく、星の数で表されています。

この星の数だけ宝箱が貰える制度となっています。
宝箱1つの中身は1億ベリー相当のようです。

懸賞金の相場

第1080話にて、海賊島の海賊たちはコビー大佐を話題にあげ、「普通”大佐”は1星だ!!」と発言していました。
つまり、大佐の懸賞金額の相場は約1億ベリーということになります。

では、他の階級の相場はどうでしょうか?

海軍の階級は上から、元帥、大将、中将、少将、准将、大佐(以下略)となっています。

階級相場
元帥20億?
大将10億?
中将5億?
少将3億?
准尉2億?
大佐1億

そして、第1080話にて、コビー大佐は大佐としては異例の5星(約5億ベリー)の懸賞金が付いていることが明らかになりました。
これは、コビーがロッキーポート事件にて市民を守った英雄だからです。

ただし、英雄だからといってまだ大将レベルではないでしょう。
そうすると、中将の相場が星5レベルだと考えられます。

しかし、この相場はあくまで海軍の階級でのみ考えられたもので、階級が同じでも個々で金額にばらつきがあるでしょう。
コビーが英雄として高い懸賞金がつけられていることから、過去の栄光や悪魔の実の能力、種族などによって異なると考えられます。

クロスギルドは荒稼ぎできる?

コビーとクロスギルド
出典:『ONE PIECE』(Ⅽ)尾田栄一郎/集英社

 

最後に、クロスギルドの仕組みについて考察していきます。

資金が足りなくなる可能性がある

先述したように、クロスギルドは海軍に懸賞金をつけ、その海軍を倒したものに金額を渡す仕組みとなっています。
そして、この元締めをクロスギルドが行っていることになるでしょう。

しかし、それだけではクロスギルドに資金が増えることはありません。
つまり、クロスギルドの資金が足りなくなる可能性があるということです。

クロスギルドは資金集めのため、お金を貸していたバギーに返金してもらおうとしていました。
しかし、バギーもバギーズデリバリーの経営に行き詰まっており、借金を返済できる状態にありませんでした。
そこで、労働力の提供で借金を返済するという形になったのです。

ここから、多くの資金があったわけではないことが分かります。
それにも関わらず、資金が増えない仕組みになっているとは考えにくいでしょう。


クロスギルドは賭博の仕組みを入れている

結論からいうと、クロスギルドは賭博の仕組みを取り入れています。

第1080話にて、1人の海賊がコビーに対して「おれコイツの「単勝」買ってんだ!!配当でけェぞ〜!!」と発言していました。
単勝とは、競馬などで使われる賭博の買い方です。

ここからクロスギルドは、賭博の仕組みを取り入れていることが分かります。

つまり、クロスギルドは海軍を捕らえた者に懸賞金を与えるだけでなく、海軍の何かにお金を賭けさせ、当たった者にも配当を与える仕組みを取り入れているのでしょう。
そして、この賭けの胴元をクロスギルドがしているとすれば、資金繰りは安定してできると考えられます。

クロスギルドの考察のまとめ

いかがでしたか?今回はクロスギルドについて考察しました。

クロスギルドは現在海軍にとってかなり危険な存在になっています。今後物語のキーマンになるかもしれませんね。

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