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2023年4月にアニメ化され、ますます人気が高まる【推しの子】。アイを殺した犯人は、主人公の父親・芸能界関係者とされてきましたが、原作では父親と思われる人物が登場しました。犯人の正体について、ネタバレしながら考察・予想をしていきます。
推しの子の黒幕!アイを殺した犯人は誰なのか?
推しの子は、序盤でアイが殺されるという衝撃の展開が描かれました。
アイを殺した犯人は判明していますが、アイを殺すように仕組んだ黒幕がいる可能性が高いです。
アイを殺した犯人や黒幕は誰なのかについて解説していきます。
犯人(実行犯)はアイのファンだったリョースケ
アイを実際に殺した犯人は、アイのファンだったリョースケという人物です。
タワーマンションに引っ越したアイの部屋を訪れ、ドアを開けたアイを刺殺しました。
ただ、アイは引っ越したばかりで、住所を知っている人物はほとんどいませんでした。
関係者でないリョースケが、アイの引っ越し先の住所を知るのは難しいです。
作中でも多くの人物がリョースケは実行犯にすぎず、アイを殺すように仕向けた黒幕がいると考えていました。
アクアは、黒幕は自分の父親と考えて復讐を始めます。
アイを殺す際に白いバラを渡しており、このバラは黒幕が持たせた可能性があります。
犯人(黒幕)はアクアの父親カミキヒカルでほぼ確定
リョースケにアイの住所を教えた犯人(黒幕)は、アクアとルビーの父親のカミキヒカルと考えられます。アイは、2人と父親を会わせるために住所を教えていました。その直後にアイは殺されたため、父親がリョースケに住所を教えた可能性が高いです。
カミキはアイが劇団ララライのワークショップで出会った人物で、アイに演技を教えたと考えられています。
外見はアクアとそっくりで、両目に黒い星が浮かんでいました。
ルビーを自分の娘と言ったこともあり、カミキがアクアとルビーの父親なのは間違いありません。
カミキは白いバラを贈ることが多く、この点もリョースケにアイの住所を教えた犯人(黒幕)であることを連想させます。
姫川大輝の父親やその他の芸能界関係者が犯人の可能性も?
姫川大輝の父親は、犯人(黒幕)の有力候補だった人物です。
姫川がアクアの異母兄だと判明し、姫川の父親はアクアの父親かと思われました。
しかし、後述の理由で姫川の父親が犯人(黒幕)ではないことが判明しています。
また、アクアの父親以外の芸能界関係者が犯人(黒幕)の可能性もありえます。
少なくとも、アイの住所を知っていたのはカミキヒカルだけではありません。
犯人の可能性がある人物についても、のちほど考察します。
推しの子の犯人・父親最有力のカミキヒカルはどんな人物?
アイを殺すように仕向けた犯人の可能性が高いカミキヒカルですが、推しの子109話の描写で連続殺人犯の可能性も出てきました。
ここでは、カミキヒカルはどんな人物なのかわかっている情報や考察をまとめていきます。
アイが妊娠した当時は中学生!転生者の可能性も?
アイは16歳で妊娠していますが、その当時カミキヒカルは15歳の中学生だったと判明しました。
2人の父親は芸能界の大物との予想も多く、あまりの若さに驚いた読者は多かったでしょう。
また、11歳の時に別の子どもができたこともわかっています。
若すぎるため、カミキがアクアの父親なのか疑う意見もあります。
この若さでリョースケを誘導して、アイを殺したことにも違和感を感じるかもしれません。
ただ、11歳で子供ができること自体はあり得る話です。
作中の転生者がアクアとルビーだけとは限りません。
カミキが転生者だとすれば、10代半ばでリョースケがアイを殺すように扇動できたのも説得力が生まれてきます。
カミキヒカルの経歴・時系列まとめ
カミキヒカルは、第九章の時点でカミキプロダクションの代表取締役となっています。
元々は劇団ララライ屈指の演技派俳優でしたが、退団後は俳優としての活動は不明です。
第九章時点での時系列 | カミキヒカルの年齢と出来事 |
23年前 | 10歳 |
劇団ララライ入団 | |
22年前 | 11歳 |
姫川大輝誕生 | |
19年前 | 14歳 |
アイと出会って演技を教えた? | |
18年前 | 15歳 |
アイが入院した病院に近くに来ていた? | |
17年前 | 16歳 |
劇団ララライ退団 以降は俳優としての活動は不明 | |
14年前 | 19歳 |
リョースケを扇動してアイを殺害? | |
11年前?(正確な時期は不明) | 22歳? |
理学部大学卒業 | |
8年前 | 25歳 |
カミキプロダクション設立 | |
現在 | 33歳 |
片寄ゆらを殺害 |
才能(目の中に星)のある女性を殺害?
カミキヒカルは、作中で明確に殺人を犯しています。
推しの子109話では、女優の片寄ゆらを殺害しました。
その際に彼女を才能あふれる女優と評価し、「価値ある君の命を奪ってしまった僕の命に重みを感じる」と発言。
才能のある女優を殺す快楽殺人者の可能性が高いです。
また、片寄ゆらは、アイのように強い光を放つ星が右目に現れていました。
そのため、カミキヒカルは目の中に星のある女性を殺している可能性があります。
また、殺害対象が女性だけとは決まっていないので、アクアが命を狙われる展開もあるかもしれません。
アイを殺した犯人(実行犯)のリョースケはどんな人物
アイを殺した犯人のリョースケは、アイの熱狂的なファンでした。
また、アイ以外の人物も殺害しています。
なぜ、リョースケは凶悪なストーカーになったのでしょうか?
犯人(実行犯)について解説していきます。
リョースケはアイのファン(ストーカー)で大学生
リョースケは、アイの熱狂的なファンでストーカーとなった大学生です。
アイを殺した動機は、アイが妊娠して子供が生まれたことを知り、騙されたと感じたからです。
アイが妊娠した際も、アイが入院した病院の近くに現れていました。
アイを刺した直後に「自分のことなんて覚えていないだろう」と怒りをぶつけています。
しかし、アイはリョースケの名前とプレゼントを贈られたことを覚えていました。
そのことに、ショックを受けたリョースケは自殺しています。
病院に現れてゴローを殺したのもリョースケ
推しの子第1話では、物語の主人公は産婦人科医のゴローでした。
しかし、ゴローはアイのことを調べる不審者に、崖から突き落とされて死亡してしまいます。
そして、ゴローがアクアに転生したところで、第1話は終了しました。
後にゴローを突き落とした不審者は、リョースケはだったと判明しています。
ただし、ゴローの遺体は転落した場所ではなく、祠の中で発見されました。
ゴローの死には、何か秘密があるかもしれません。
真犯人(黒幕)にアイを殺すように誘導された?
リョースケは、真犯人(黒幕)にアイに隠し子がいることを教えられ、殺すように誘導された可能性があります。
リョースケは、アイに隠し子がいることを知って殺意を覚えました。
しかし、アイに隠し子がいることを知るのは非常に難しいです。
隠し子の存在を知らなければ、リョースケはただのファンのままだったでしょう。
真犯人はリョースケを悪質なストーカーにするために、隠し子の存在を教えた可能性が高いです。
その上でアイの住所を教えたのだとすると、リョースケも被害者なのかもしれません。